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松本人志のコントMHK

正直、レギュラー放送してほしい企画だと思う。

NHK総合にて10月15日午後10時より放送。
正味43分間。民放で言えば1時間枠程度のちょうどよい長さ。

NHK、「サラリーマンNEO」でコントの味を占めたのだろう。
TVのコントで一時代を築いた大物でコントをやりたい…
しかし、ビートたけしは老けすぎ、志村けんは下品。
そこで、ダウンタウンの松本人志を引っ張り出してきた。

ありとあらゆる自主規制にうんざりしてTVでのコントをあきらめていた松本にとって、
NHKは新たなる挑戦の場としてはふさわしいものだったはず。

ある意味規制まみれのNHKだが、民放では規制だったものが、
案外NHKではOKだったりしたのだろう。

その化学反応で、面白い、Interestingという意味での面白いものができあがったように思う
(いや、十分Funnyでもありましたけれど)。

松本以外のタレントは出演していない。
東野もキム兄もライセンスも出てこない。
いっぽう作家陣では倉本、高須、長谷川と松本軍団が勢揃い。

だから番組全体を通して、松本だけが目立つようにできている。
なにしろ「MHK」、松本人志のコントだからね。

「ビフォーアフター」ファンとしては「劇的ビUFOアフター」が一番ツボだった。
松ちゃん、好きなんだろうな。リフォーム相手を宇宙人一家のお家に置き換え、
若干甘いところもあったが「ビフォーアフター」を忠実に再現していた。
ナレーターはさすがに加藤みどりではなく勝生真沙子だったが。

新聞でも報道されていたが、NHKが保有する豊富なニュース映像を使ったコント、
「つぶやけ!アーカイブス」がショートコント的に挿入された。
松本が、白黒のニュース映像に一言突っ込むというもの。
いわゆる「写真で一言」の変化系である。
「仏像をモノのように運ぶ消防隊員」や、「食い過ぎでミシュラン君みたいになった2歳児」など、
映像でオチてしまっているが、まさに「アーカイブ」をネタとして発掘するという意味では、
NHKならではの良さがあった。

「わたしは、幽霊を見た!」は、夫婦が幽霊を見る、というシチュエーションを
ひねったコントの3部作。最後のテロップでオチをつける形式。
そこはかとない笑いがある小品。

番組冒頭の、謎の機械を組み立てる(ほぼ)一人コントは
ややわかりにくいシュールめいた内容。
最後に松本がオチで笑ってしまっていたところも含め、いかにも松本らしいコントで、
冒頭に持ってくるにはふさわしい、という感じもするが、
これで見る人を選んでしまったかも知れない。

ラストの「答辞」も一人コント。
何から何まで「逆」をからめてしまう卒業生を演じる。
ただただ松本がしゃべるだけのド直球。これがオープニングでもよかったかな?

松本のコントビデオやDVDを見たことがないので、
偉そうなことは言えないが、「ごっつ世代」ではあるので、
「これは、毎週やるなら見たい!」と素直に思った。

番組終了後、やられた~と思ったのは
「プロフェッショナル 仕事の流儀」松本人志特集の番宣。
セット販売かよNHK。

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