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2010年10月

パブリックブーイング

批判するのは簡単である。
アタシだってできるんだから。(笑)

お店屋さんにケチをつけたくなることは、よくある。
それを簡単に公にできるシステムがネット上にはいくつもある。
「食べログ」だったり「楽天トラベル」だったり。

俺だったらへこむだろうなぁ。
「味付けという基本技術すら理解してない」
「接客がまるでなってない」「行くことを後悔した」なんて言われたら。

そんなレビューばかり書かれたお店には通常行きたくなくなる。
そういう「店舗攻撃」が簡単にできる、ということだ。
虚偽に基づいた批判も出来る(いつかはバレるだろうが)。

そこを直せばいい店だから、とか叱咤激励のつもりで書いている人も多かろうが、
あらぬダメージを与えることにもなりかねない。

もちろん、店側はそういうクレームを真摯に受け止める度量と、
ある程度の根性、体力も必要となる。
「こんな店には行かない方がいい」と書かれて、減った客足を取り戻すまで
頑張る根性と(経営的)体力だ。

10年前まで「食べログ」なんてなかった。
いまは検索で簡単にその店への批評を見つけることができる。
クチコミよりもなお強力なツールである。

店の善し悪しは本来、客本人が下すものである。
批評サイトの根拠なき批評に惑わされることだってある。
サイトを利用して店選びをする人はそこに気をつけたい。

批評をすることは、簡単で、誰でも出来るのだから。

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ベイスターズはどこへ行く

プロ野球の人気低下が叫ばれて久しい中、
球団買収のストーブリーグは華やか…だった。

横浜ベイスターズの身売り騒動は、結局期限切れ。
買収に名乗りを上げていた「住生活グループ」が、
横浜からの移転を主張、球団側と折り合いがつかなかった。

現オーナーであるTBSは、早急に手放したいはずである。

なにしろもともと欲しくもない球団だった。
ニッポン放送が手にするはずが、フジサンケイが東京ヤクルトにも出資しており
(なにしろアトムズ時代に国鉄から産経新聞に経営権が移った経緯がある)
野球協約に違反するということで断念し、TBSが引き受けることになったのだ。

それでも、放送事業に寄与すればよかった。
しかし万年Cクラス。ほとんど放送に貢献することはなかった。

一時、「アッコにおまかせ!」で付け足しのようにベイスターズ応援コーナーがあったが
司会の和田アキ子はじめ、出演者誰一人として興味ないのが見え見えだったな。

日本のプロ野球は「それ自身お金を生まず」「お金が出ていく」
コストセンター的体質をもち(日経ビジネスOnline)、
ベイスターズもまた年間20億円の赤字を出している。

しかしTBSがベイを使いこなせない上、
自身がいま、視聴率低迷のCクラス状態。
ゴールデンタイムの番組が、10%を越える方が珍しいというどん底の真っ最中。
広告収入が激減している。

そのTBSを買おうとした楽天が、
イーグルスの経営でそこそこの実績を上げているのとは対照的だ。
(まあ、楽天自体はTBS買収に失敗して大損を被ったけれども)

そんな中で手を上げた、トステム&INAXの「住生活」。
売名行為では、という話もあったがおそらくそうではなかっただろう。
(だって、実際買わなきゃいけなくなったかもしれないんだから)

しかし住生活は「横浜を出る」ことにこだわった。
横浜スタジアムが負担金を求めるシステムを取っていたことが一因のようであるが、
野球協約では来季に本拠地を変更する場合、10月末までに決定しなくてはいけない決まり。

買収話が勃発したのが9月末。
1ヶ月間でそんな大それた決断などできるはずもなく、昨日交渉が決裂した。

そりゃ、言うのは簡単である。
「来季から新潟に行きます」。(実際は静岡を検討していたようだが)

だけど横浜市のファンはどうする。大反発が予想される。
横浜スタジアムの経営はどうなるのか。裁判にでもなったら大事ですよ。

新潟だって、半年間で受け入れるなんて無理。
球場だってプロ野球仕様にしなくちゃいけない。
ファンが大勢つめかけるよ。選手を受け入れるホテルはどうするの。

…で、おじゃん。

もう1社名乗りを上げたのが「ノジマ」。

皆さん、この会社聞いたことありますか?
住生活だって初耳だったけど、トステムとINAXと言われれば、
あぁ~あれね、だったけど、ノジマですよ。シンジじゃないよ。

コジマのパチモンか、と思ったら半分正解、同じ家電量販店である。
本拠地はいちおう、横浜。生粋のヨコハマ企業である。

しかし店舗網は北は新潟(!)、南は静岡(!!)。
…全国チェーンではない。
しかも郊外出店が主なので、トーホグやメンタイコの田舎者は
「ノジマ」なんて聞いたこともないのである。

産経新聞が気をもむように
財務内容にも不安要素てんこもり。

本当に買ったとすれば、
シーズン中はおそらくテレビのスポーツニュース等で「ノジマ」を連呼されることにはなるが、
北海道・東北や中部地方以西に店がないので、
費用対効果としても、効率が異様に悪い。現実味がなさすぎるのだ。
(阪神とか西武もローカルではあるが、鉄道会社が買うメリットがあった時代のことである)

ノジマの“出陣”は、こちらこそ売名行為そのもの、と産経はみる
(「アナリスト」の言葉、としているが)。

ほかに、ベイスターズ買収に本格的に名乗りを上げている企業はない。

なんたって、イニシャルで100億円がすっとぶ大きなお買い物である。
その後も年間20億円を覚悟しなくてはいけない。

日産自動車にでも買ってもらいましょうか? 社会人野球やめたばっかりですけど。
広告効果もどうでしょうね。プロ野球選手は外車が好きそうだけどね。

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エムズエクスポ盛岡店

遅きに失したが、開店日の夜に訪問したのでご報告まで。

当地は盛岡市みたけで、花巻市の「マルカン百貨店」(レストランとソフトクリームで有名)の
経営するスーパーマーケット「アルテマルカン」があった場所である。

マルカンがマイヤと業務提携するのと前後して、
マイヤの店舗網とバッティングするスーパーを閉鎖し、
スーパーに隣接する形で営業していた大型店「エムズ書店」「エムズレコード」を増床する形で、
業務転換したものである。

25日月曜日に開店した。
夜6時頃到着。地味な入り口からのアプローチを試みたが、
やはり駐車に待たされる。

旧スーパーだった建物は全部書籍売り場となり、
CDスペースは増床。残りは文房具売り場となった。
中はとても明るく、見やすい。

文房具売り場から見る。
高級文具、パソコングッズ、ファンシーグッズ、
造花、アロマ、お部屋のアクセサリー、
はてはコンバースのスニーカーまで売っている。

雑貨店の領域まで一部手を広げたラインナップとなっているが、
伊東屋ブランドの商品も置かれ、「文具の類ならなんでもそろう」といった印象。

CDコーナーも充実。あれこれ見ていると時間が経ってしまう。
申し訳ないがオッサンが評論するのは難しい。
なにしろついつい落語コーナーの前で「古今亭志ん生全集」に見入ってしまうくらいなので。

では書籍エリアへ…と、
そういえばこれまで(アルテマルカン+エムズ書店時代)はなかった
連絡路ができており、その脇に北日本銀行のATMが設置されている。
いままでは外側にあったが、店の中に入らないと利用できないようになった。

また書籍エリアの駐車場側に喫茶コーナーがしつらえられており、
ここでくつろぐこともできるようである。

本屋はとにかくでかい。
面積は確か盛岡最大のジュンク堂を追い抜いているはず。
文房具売り場側に雑誌コーナーがあり、壁側ぐるりと一般書籍、
中央部には新書・文庫。ダイソー側に漫画コーナー。

パソコン雑誌だけはパソコン書籍と同じ場所に並んでいる。
また、圧巻なのは、るるぶやまっぷる等の旅行ムックコーナー。
背の高いラックに場所ごとに並んでいるが、北海道から沖縄まで網羅している。

レジコーナー前には平積みコーナー。
ドワーっと並んでいる。開店日だったのでレジに行列ができていて
見づらかったけど。

肝心のポイントカードであるが、従来のマルカングループカード(赤いカード)は使えない。
店独自のポイントカード(今後使用できる店舗を増やすようであるが)を作るよう指示され、
赤いカードからポイントを移して移行するか、併用するかを聞かれる。

当地で赤いカードを使える店はあまりないので、移行してしまったほうがいいお客さんが多いはず。
かくいう自分は移さなかったが。

かっこうよくクレジットカードで払おうとしたら「JCBは使えません」。
ウヘ、よくあるんだよな。JCB使えない店。
別のVISAカードで払ったけど。

いやはや、でかい。
盛岡最大級の書籍店という名にふさわしい店となった。
文房具やCD・DVD売り場も併設され、
1時間つぶすのは平気だ。
喫茶コーナーもあるから半日はいられるかも。

エムズ書店時代も土・日にはスーパー以上に客がいることもあった。
この日は開店ご祝儀だったが、今後もかなりのお客が集まるお店になるかもしれない。

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これは天罰か?

土曜日に書いた「もりおか映画祭」に関する記事

「もりおか映画祭」でブログ検索すると、
Yahoo!なら「適合度順」で第3位に表示されるのに、
Googleではただの一つも表示されないのだ。

どうも以前からうちのブログ、Googleと相性が悪い。

日本のYahoo!はGoogleのエンジンに乗り換えると聞くし、
そうなると「探され系」を標榜する(してたっけ?)当ブログへの
お客さまがますます減りそうな…

別にこのブログで金儲けしているわけじゃないし
(多少のアフィリエイトはしてますが、収益は恥ずかしくて言えない程度)
いまさら必死にSEOなんかしたって、効果なさそうだし。

ま、なるようになるだけですな。

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ブラックジョークで泣いた人

小学校で「殺人」を題材にしたクイズを若い女の先生が出題、教育委員会から指導を受け、教諭は保護者に謝罪する騒動に。(読売新聞

前もこんなのありましたよね。首つりがどうこう、という問題を出した先生がいた、とかって。

…でもこれ、騒ぎにするようなものですかね??
「ブラックジョーク」は子供には禁止ですか?

記事には「子供達はショックを受けた様子だった」とあるけど、これもどうだか。
どうせブンヤの得意な「誘導尋問」だろう。「あの先生が出した問題で、みんなショックだったよね?」と聞けば子供は大体「ウン」というからね。

子供はね、意外と図太いのよ。
こんなのでトラウマやPTSDになるような子供なんかいませんから。

心配なのはむしろ、マスコミにたたかれている先生のほう。
まだ23歳、大学を出たばかりではないですか。教員になって1年目か2年目で、いきなりこんな目に遭うんだもの。
これこそ、トラウマでしょう。

「教員は、子供相手に冗談を飛ばしただけで新聞沙汰になり親御さんに謝らなければならない」。
そりゃ、モンスターペアレントもはびこりますわな。

いまじゃ、ゲンコツで殴っただけで地方紙の記事になりますからね。
うちらが小学生の頃は、女の先生にもビンタされたよ。

今の子供は甘やかされ、先生のほうがおびえ続けなければならないなんて…。
そのうち、学校の先生になりたい人なんていなくなるんじゃないの。
恐ろしいブラックジョークですよ。

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もりおか映画祭って何

10月22日~24日、盛岡市の「映画館通り」では
「もりおか映画祭」を開催中である。
岸辺一徳らが来盛している。

…これ、みなさんご存じでした?

まあさすがに、今朝からテレビや新聞などで報道されているので
それで見聞きした人は多いだろうが、
事前にこういうイベントがある、というのを知っていた人はどれほどいたか。

ほんとに告知活動していたの?と思うくらい、
影の薄いイベントなのだ。

当初は「もりおかミステリー映画祭」として開催されていたが、
予算等の問題が発生した結果、
扱う作品の範囲をミステリーから広げたが、
逆に規模は縮小している。

そもそも、なぜこんなイベントをやっているのか。
盛岡市の菜園・大通地区に映画館が集中しているからである。

街の規模にしては映画館が多い、ということで「映画館通り」と名付けられ、
全国資本による映画館の郊外進出を阻止するほど、
官民挙げて「映画の街・盛岡」を守っている。

そんな「映画文化」がある街だよ、ということなのだが、
実際は一部の映画愛好者や若者だけがお役所やマスコミを担ぎ上げて
盛り上がっている、という感じなのだ。

そのムードが反映されるかのように、
「もりおか映画祭」も市民には全く浸透していない。

予算不足はあるとしても、やりようはどうとでもあるはず。
別に私財をなげうてとか言っているわけではなく、
工夫すればいくらでもPRはできるだろう。

メニューは映画上映のみのようだが、
映画館通りに来ると面白いよ、というイベントにはできないものか。
「映画館」という閉鎖空間の中でのお祭りは、
一般市民には何の影響も及ぼさない。

なにしろこのワタクシが、金曜日の午後、
映画館通りを通ったのに、
開催しているというのに全く気づかなかったというのだから(笑)。
いかに盛り上がっていないか。

そして肝心な公式WEBサイトがこうだもの。
Mes

更新料を払うお金もなかったのか。
忘れていたのか。

…実はドメインが変わっていた、というオチ。
事務局はめんこいエンタープライズか…しっかりしろよ。

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地方局に無視されるクライマックスシリーズ

本日のテレビ欄を見て目を疑った。
TBS系のIBC岩手放送が、午後7時から2時間まるまる、
テレビ東京の番組を放送するのだから。

駅弁達人とめぐるローカル線の旅」だって。
誰がどう見ても完璧に「土曜スペシャル」ではないか。

いくら最近のIBCがテレ東好きとはいえ、
ゴールデンタイムの2時間をこんな番組で埋めるというのはおかしい。
異常事態である。

実は、キー局のTBSでは「プロ野球セ・リーグクライマックスシリーズ」の中継を放送。
カードは「中日×巨人」。ナゴヤドームでのゲームである。
これを放送しないというのだ。

しかし。
実は調べてみたら、TBS系のかなりの地方局が、このCSを放送しないようなのである。

◆北海道HBC「スパモク・世界ぶっちぎり映像」
◆青森ATV「はねるのトびらSP」(CX)
◆岩手IBC「土曜スペシャル・駅弁達人とめぐるローカル線の旅」(TX)
※宮城TBC「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※山形TUY「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※福島TUF「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※関東TBS「セ・リーグクライマックスシリーズ」
◆新潟BSN「スパモク・貧乏に負けるな!2男12女」
※富山TUT「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※石川MRO「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※山梨UTY「セ・リーグクライマックスシリーズ」
◆長野SBC「時短生活ガイドSHOW」「発掘新ニッポン旅の地図帳」(BS-TBS)
※静岡SBS「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※愛知・岐阜・三重CBC「セ・リーグクライマックスシリーズ」
※近畿MBS「セ・リーグクライマックスシリーズ」
◆鳥取・島根BSS「雑学王」「いきなり!黄金伝説」(EX)
◆岡山・香川RSK「スパモク・世界衝撃映像100連発」
◆広島RCC「スパモク・世界衝撃映像100連発」
◆山口TYS「ネプリーグ」「ペケポン」(CX)
※愛媛ITV「セ・リーグクライマックスシリーズ」
◆高知KUTV「池上彰の学べるニュース」「新・警視庁捜査一課9係」(EX)
◆福岡RKB「豆ごはん」(自社制作)「時短生活ガイドSHOW」
◆長崎NBC「お久しぶりです!田舎に泊まろう!」(TX)
◆熊本RKK「激うま最強ラーメン・今ならまだ行列なしで食べられる」(TX)
◆大分OBS「秘密のケンミンSHOW」「ダウンタウンDX」(YTV)
◆宮崎MRT「開運!なんでも鑑定団」(TX)「ダウンタウンDX」(YTV)
◆鹿児島MBC「TEGE2」「奄美地方大雨に関する緊急特別番組」(自社制作)「TVチャンピオン」(TX)
◆沖縄RBC「ビートたけし特別主催おバカンヌNo.1映像祭」(NTV)

TBS系28局のうち、クライマックスシリーズを放送するのは1/3強、11局しかない。
九州に至っては全敗である。
鹿児島は幸か不幸か、レギュラー番組の放送を中止し、
奄美地方の大雨を報道する特番を編成する。

テレ東系など、他系列の番組を編成する局のほか、
自社制作のローカルレギュラー番組を優先している局もある。
なお鹿児島の「TVチャンピオン」はずいぶん前に終わった番組だが、
これは放送する番組がほかになかったため、しかたなく発掘してきたものと思われる。

地元に球団がある地域では温度差があり、仙台や関西では放送されるが、
北海道や福岡、広島では放送がない。
広島の場合、おそらくこのカードにカープが入っていれば対応も変わったはずである。
福岡も、パ・リーグのCSでソフトバンクが勝っていれば同様にこのセ・リーグCSを放送したかもしれない。

今回の珍現象の要因は3つある。
一つは、このCSをNHK衛星も放送するということ。
NHKBSが放送するならウチではいいか、という判断が地方局側に働いた。

もう一つは、木曜日のこの時間帯は、TBS系は「ローカルセールス」という点。
通常、ゴールデンタイムの番組はキー局が枠をスポンサーに売ってくれるのだが、
その代わり、全国一斉に同じ番組を放送することになっている。
しかしローカルセールスは、地方局が自分で広告主(クライアント)に売らねばならない。
その分、地方局に裁量がゆだねられるので、売り物(=番組)を変えることができるのだ。

そして最大の原因は「プロ野球にはもう魅力がない」ということである。
巨人・大鵬・卵焼き、子供が好きなものベスト3だった、
その巨人が、もう子供にも無視され、大人からもそっぽを向かれるようになった。
通常のナイターの視聴率も一ケタであることが多く、
結果、東京ドームの巨人戦でさえ、地上波では放送されないということも頻繁になっている。

今回のTBS系地方局の対応は、プロ野球人気の低下を証明するものであろう。

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THE 20

岩手めんこいテレビ開局20周年記念番組。
…にしては、ずいぶんひっそりとした時間帯での放送である。
月曜深夜1時半過ぎから正味2分間。

というのも実質再放送であり、内容は土曜昼の「あなろぐ」で、
番組内コーナーとして放送したものとほぼ同じなのである。

内容は要するに「早食い勝ち抜き選手権」。
ルールは公式サイトにあるとおり、
「ミニ南部煎餅20枚を早食い」するだけである。

番組ロゴにあるのは正式の南部煎餅だが、
この番組で使われているのはやや俵型で、
少しバターが練り込まれており、ややくどい。
これが早食いのカギになるのだろうか。

初回は、司会を務める玉井新平アナがお手本。
4分2秒の記録を樹立している。

しかしまあ、貧弱な企画…(笑)
早食いなんてバラエティとしても手垢がついてるし、
お年寄りなど眉をひそめる向きも多いはず。
この番組をけなす人はいても、ほめる人はいないのではないか。

番組審議会なんかに出すとボロカスに言われるだろうが、
おそらく議事録の公開は半年以上先だろうからなぁ。
えぇい生ぬるい、20年くらい寝かしますか?

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桜山神社周辺は飲み屋街がベストか

居酒屋紀行本やCS番組で知られる、デザイナーでエッセイストの太田和彦が、地元紙に寄稿していた。
太田の番組は、奇しくも、昨日紹介した「吉田類の酒場放浪記」の元ネタになったと言われている。

何についての寄稿かといえば、もちろん「盛岡桜山神社周辺の再開発問題」である。

引用しすぎると、また(株)岩手日報社に抗議を受けてしまうので、かいつまんで紹介するが、要するに「横丁は残せ」という意見だ。

「横丁をつぶして開発した街に、成功例はない」「キャバクラとかセクキャバみたいな店は一軒もない」「あれは観光資源であり、人工的な街とは一線を画する」「県庁と盛岡城跡を結ぶあの場所に、人を避けるような土塁を作るなんて無意味」…。

大阪の法善寺横丁を例に出すなど、「いろんな横丁を巡った私から言わせてもらえば」的な視点も垣間見える。

たしかに、日本全国の横丁を見てきた居酒屋評論家の意見としては拝聴すべきであろう。

ただそれは「街づくりのプロの知見」ではない。

同じ岩手日報の昨日の紙面には、日報本社の窓から撮影したと思われる、桜山神社周辺の全景の写真が掲載されていたが、色とりどりの低い屋根が居並ぶ姿はまさに「横丁」である。

この付近は改築できないそうで、多くは昔ながらの建物。どこかに火がついたら、いっぺんに燃え広がるのでは…そんな戦慄をおぼえさせる写真だった。

「じゃあ、火を出さなきゃいい」。それは難しいだろう。ここにあるのはほとんどが、いやでも火を使う店ばかりだ。そうでもなくても、日本の火事の原因のトップは不可抗力の「放火」である。

確かに、太田が言う「人工的な街」のつまらなさといったらない。「○○プロデューサー」とかいう怪しげなオッサンが裏から糸を引いているような感じが見え見えでは、酔うに酔えない。

ただ街というのはどうあっても人が作るものである。犬や猫が作るものでもなければ、雨や風が作るものでもない。

どこの街にも「作為」はある。それはいまの桜山も同じである。太田が好きであろう「昔ながらの居酒屋」とはほど遠い、チャラい店やこまっしゃくれた店も出てきている。

それに飲み屋街というのは、お日様が高い間はひっそりしてしまうもの。桜山が誇る「白龍」の行列は心強いが、本来はああいう風ににぎわう「商店街」がベストのはずである。大通りを例に出すまでもなく商店街が歓楽街化していく流れの時代だが、「県庁と神社をつなぐ」あの場所は、盛岡のど真ん中。昼に人がいないよりは、いたほうがいいはずだ。

だから、土塁を作るという意見に異を唱えるのはなんとなくわかる。城もないのに勘定所なんて作ってどうするの、と思うし、市側の構想する「土産売り場」なんてとても成功するとは思いがたい。

でも、個人的には、桜山の再開発は、もう少し冷静に見たいと思っている。

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もういちど酒場放浪記

土曜日の夜は「ニュースキャスター」を見ることに決めているのだが…
困った。秋から「吉田類の酒場放浪記」の再放送が、BS-TBSで10時半から始まったのである。
とりあえず録画対応ということで…ま、同じTBSだから許してね。

放送は30分間。1ユニット15分間を2本放映する。
今週は2004年11月と2006年10月の作品(笑)。

1本目はすでに6年経過…エージングと言えばいいのか。

ただ、全身黒ずくめで帽子にヒゲのノッポおじさんが、
「街ブラ」してから居酒屋に突撃する構成は、
現在放送されている新作と全く同じ。

とはいえ、初期だけにナレーターの口調は「甘口」。
今なら吉田に「辛口」の厳しいツッコミを入れるであろうシーンも
サラッと流すあたりは興味深い。

2本目は2年経過して4年前のもの。
こちらはすでにナレーター氏の毒舌が聴けるように。
そんなことなどおかまいなく、黒ずくめおじさんはクイクイと杯を乾かし続ける。

前回も言ったがこの番組はシラフで見たい。
飲んでいる酒やアテが、まずく感じるからである。

ただ、平日夜9時の本放送と違い、
土曜10時半は、飲むなと言われるとキツい時間帯…
だから録画でゴメンなさい。

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松本人志のコントMHK

正直、レギュラー放送してほしい企画だと思う。

NHK総合にて10月15日午後10時より放送。
正味43分間。民放で言えば1時間枠程度のちょうどよい長さ。

NHK、「サラリーマンNEO」でコントの味を占めたのだろう。
TVのコントで一時代を築いた大物でコントをやりたい…
しかし、ビートたけしは老けすぎ、志村けんは下品。
そこで、ダウンタウンの松本人志を引っ張り出してきた。

ありとあらゆる自主規制にうんざりしてTVでのコントをあきらめていた松本にとって、
NHKは新たなる挑戦の場としてはふさわしいものだったはず。

ある意味規制まみれのNHKだが、民放では規制だったものが、
案外NHKではOKだったりしたのだろう。

その化学反応で、面白い、Interestingという意味での面白いものができあがったように思う
(いや、十分Funnyでもありましたけれど)。

松本以外のタレントは出演していない。
東野もキム兄もライセンスも出てこない。
いっぽう作家陣では倉本、高須、長谷川と松本軍団が勢揃い。

だから番組全体を通して、松本だけが目立つようにできている。
なにしろ「MHK」、松本人志のコントだからね。

「ビフォーアフター」ファンとしては「劇的ビUFOアフター」が一番ツボだった。
松ちゃん、好きなんだろうな。リフォーム相手を宇宙人一家のお家に置き換え、
若干甘いところもあったが「ビフォーアフター」を忠実に再現していた。
ナレーターはさすがに加藤みどりではなく勝生真沙子だったが。

新聞でも報道されていたが、NHKが保有する豊富なニュース映像を使ったコント、
「つぶやけ!アーカイブス」がショートコント的に挿入された。
松本が、白黒のニュース映像に一言突っ込むというもの。
いわゆる「写真で一言」の変化系である。
「仏像をモノのように運ぶ消防隊員」や、「食い過ぎでミシュラン君みたいになった2歳児」など、
映像でオチてしまっているが、まさに「アーカイブ」をネタとして発掘するという意味では、
NHKならではの良さがあった。

「わたしは、幽霊を見た!」は、夫婦が幽霊を見る、というシチュエーションを
ひねったコントの3部作。最後のテロップでオチをつける形式。
そこはかとない笑いがある小品。

番組冒頭の、謎の機械を組み立てる(ほぼ)一人コントは
ややわかりにくいシュールめいた内容。
最後に松本がオチで笑ってしまっていたところも含め、いかにも松本らしいコントで、
冒頭に持ってくるにはふさわしい、という感じもするが、
これで見る人を選んでしまったかも知れない。

ラストの「答辞」も一人コント。
何から何まで「逆」をからめてしまう卒業生を演じる。
ただただ松本がしゃべるだけのド直球。これがオープニングでもよかったかな?

松本のコントビデオやDVDを見たことがないので、
偉そうなことは言えないが、「ごっつ世代」ではあるので、
「これは、毎週やるなら見たい!」と素直に思った。

番組終了後、やられた~と思ったのは
「プロフェッショナル 仕事の流儀」松本人志特集の番宣。
セット販売かよNHK。

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めでたい祭り

葬祭ホールのチラシ。
集合住宅が多い最近は、自宅で葬儀するという風習がすたれ、
こういうホールで葬式を行うことが多く、もてはやされている。

このチラシ。「オープニングフェア」と銘打たれ、
オープン記念で来場者プレゼント抽選会だの、屋台コーナーだの、
津軽三味線に猿回し…まるで遊園地のよう。
しかしここはまぎれもなく「葬儀場」である。

葬祭ホールのオープンイベントがこんなに華やかでいいのか。
強烈な、違和感を覚える。

それはまるで、「おたくも“そろそろ”じゃないですか?」と
葬儀場が手もみしながら呼びかけているように見えるのだ。

行く客もどうなんだろうか、
「ウチの爺さんも“そろそろ”だからなぁ~」なんていいながら、
夫婦で抽選会のクジを引きに行ったりするのかな。

この業者、名目上は盛岡本社だが、実際は西日本のほうから岩手に進出してきた業者。
地元業者では「オープンセール!!」なんて恥ずかしくてできないと思う。

それとも、われわれトーホグ人は、葬式に勝手に暗いイメージを抱きすぎなのだろうか。
もしかして九州や中四国では、葬儀は「ハレ」の場だったりするのか。
めでてぇめでてぇ祭りだ祭りだ、と言いながら、亡きがらを取り囲んで火祭りに…(笑)

未開の地に、“神代の昔から伝わる本当の葬式”の意義、
「終わりは始まり」という言葉の意味を伝えにやってきたのだろう。
だから「オープニングフェア」なのだ。

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ニセモノの流儀

「純米クッキー」とうたいながら、実際はほぼ小麦粉…
消費者庁が、東京都の会社に行政処分。(時事通信)

クッキー1万7000枚分の原料232kgのうち、
“原料”の米粉はわずか10グラムしか使っていなかったという。
これじゃまるで米粉が「不純物」みたいではないか。

このクッキー、秋田と新潟の土産物店で売られていたのだという。

あきたこまちの秋田、魚沼の新潟。
両者ともにコメどころだけに、「地元の米を使った(であろう)クッキー」とあれば、
物珍しがって買う客も多かろう。

そしてそれ以上に、「秋田と新潟」で売られていたというところに注目。
このニセクッキー、おそらくどこかの工場で作ったものと思われるが、
秋田と新潟、それぞれの工場で作ったとは考えにくく、
少なくとも秋田か新潟のいずれかで作ったとしても、
片方の県においては地元産でもなんでもないモノなのだ。

卸売業者が、地元の住所の書かれたシールを貼れば、
ハイ、おらが村のお土産のできあがり。

消費者庁の報告書には、このクッキーが
どこの工場で生産されたかまでは書かれていない。
消費者庁としてはそこまで責める気はないようだが…。

土産物店で売られているものすべてとはいわないが、
お菓子や漬け物、ふりかけなどの多くは、地元の名産物を使っているとうたいながら、
製造しているのは全然別の場所だったりする。
まあ、それを分かってて買うのも一興ではあるけど。

たとえば岩手ではありとあらゆる土産物店、産直施設等に
ひとくちサイズの小ナスの漬け物を大量に詰めた袋が置かれているが、
岩手で小ナスの取れる場所なんて、聞いたこともない。

「名物にうまいものなし」というが、
うまい「名物」には要注意。
名物ではないからうまいのかもしれない。

その「純米クッキー」もさぞ、おいしいクッキーだったのだろう。

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ダイナコネクティブ

家電メーカーのダイナコネクティブが破産へ。(ITMEDIA

製造を台湾や中国、韓国に外注する新興メーカー。
「DAWIN」ブランドで、激安テレビなど、映像家電を主に手がけていたが、
全国のイオン店舗(ジャスコ、サティ)で販売した液晶テレビが発煙する不具合を起こし、
責任を背負わされ資金繰りが悪化。今回の事態に至った。

地デジ商戦に乗っかり、激安商品を次々と繰り出し、
イオンや西友とも手を組んで破竹の勢いだったダイナコネクティブ。

しかし所詮は弱小メーカー。
ただ1種類の製品の不具合が、その脆弱すぎる首根っこを締めあげた。

消費者は、存在しないメーカーのロゴが入ったテレビを使い続けなければならないのである。

BS11のビックカメラのテレビショッピングでも
「ダイナコネクティブは無名だけどいいメーカーです!」みたいなことを言ってたっけ。
調子がいいときは「いいメーカー」かもしれないけど、ねぇ。

うちにも1機種、ダイナコネクティブ製のテレビがある。
といっても小型ワンセグテレビだけど。

当のワンセグの受信感度がヘボそのものでとても使えたものではないのだが、
miniSDカード(これも、時代を感じるが…)を差して動画の再生ができる。
これでかなり重宝していた。ジップロック(的な袋)を二重にして入れて、
擬似的な“お風呂ビデオ”にもしていた。
ソニーやパナソニックも防水の小型テレビは売っているが値段が違いすぎる。

「激安メーカー」には強みもあるが、リスクも大きい。

消費者側も同じなのかもしれない。
安い物を買って得した気分になっていて、
結局メーカーがつぶれてしまったら元も子もない。
修理もしてもらえないかもしれないからだ。

小型テレビは安いから、似たような機種は買い換えやすいけど、
32型テレビとかはそうもいかないしねぇ。

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いま世界は

BS朝日、秋の新番組。日曜19時。
硬いタイトルだが、生放送のニュース番組である。
BS朝日とテレビ朝日の共同制作。

司会は、元フジテレビアナウンサーの木佐彩子と、
この秋で「やじうまプラス」をお役ご免となった小松靖アナウンサー。

NHK教育のワンセグ番組でもおなじみの木佐は
ベテランらしくスムーズな進行をみせる。

いっぽう、「やじプラ」ではフランクな司会ぶりでおなじみだった小松アナは、
冒頭から緊張気味で、カミカミであった。

番組は、テレビ朝日内にあるBS用報道スタジオからの放送。

テレビ朝日がアークヒルズから現本社まで移転してからも
BS用のスタジオセットは約10年使われ続けているが、
今回の番組立ち上げのために若干手直しされたようである。

初回は、現在ホットな中国問題を中心に取り上げる。
日本総研から副理事長の高橋進氏ら2名が出演。
中国で人気という26歳の日本人TVコメンテーターも緊急出演し、
現地のナマの情報を語っていた。

番組タイトル通りの国際ニュースを取り上げる「ワールドWATCH」コーナーでは、
基本的に地上波番組で放送するための素材を再編集したものを使用。

特集は国内取材コーナーだが、これも「香港資本に買われる北海道の森林」という
グローバルな視点のニュース。
このコーナーについては朝日新聞と連動した企画とのことで、
朝日の記者がレポートのため出演していた。

この時間帯といえば、20時のBS-TBS「サンデースコープ」がすでにあり(参照)、
BS放送局で2時間にわたって報道系番組が続くことになる。

「JNN」の協力も得、国内ニュースも重点的に取り扱う「サンデースコープ」と違い、
「いま世界は」は海外ニュースを通して「世界の中で激動する日本」を考えていく、
というところが特徴となっている。

ただし、これまで報道番組が置かれなかった日曜日の夜を放送時間とすることで、
ファミリー層を意識した編成を組む地上波と違い、
団塊層や経営者層などを意識しているというところは同じ。
(だからあえて放送時間をずらしたのだ)

だから、地上波のように「煽る」ような内容ではなく、
「じっくりとニュースを伝える」こともできる。

まさに「報道の先祖返り」がBSにて実現したわけだ。
最近「テレビショッピングと韓流ばかり」とヤユされるBS局の新たな試みは
定着するだろうか。個人的には、まだ地上波が見たいけれど…。

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高い野菜が人間を嗤う

この夏の猛暑で野菜が高騰している、というニュースは各所で聞く。
「報道ステーション」は円相場が1ドル81円台に入ったことよりもまず、
「白菜がひと玉398円に高騰」と、閉店後のスーパーから生中継して伝えていた。
(実際はひと玉800円という店もあるとのこと。ヒエ~)

マグロが獲れなくなる、どうしよう、なんてニュースは以前からあったが、
おそらく人間はマグロを喰わなくても生きてはいける。

しかし野菜全般はどうしても摂らねばならぬ。
いや、極端に言えば肉しか喰わなくても
イヌイットのように、人間は生きられるはずであるが、
日本人には酷なハナシ。

防衛策としては…
1)栽培野菜を摂る
「もやし」とか「豆苗」とか、屋内栽培している野菜は
さほど値上がりしない。そういう野菜を買う。
2)野菜ジュース
野菜ジュースであれば気軽に野菜成分を摂れる。
3)産直を使う
市場の介在しない産直のお店は、基本的に常識的な値段で売ってくれる。

一般家庭ではこれらの手法で、野菜不足を乗り切りたい。

普段は肉とかサシミとか、高い食材を嗜好する日本人。
野菜は二の次になりがちだが、ここまで不足をマスコミに喧伝されると、
やはり摂らねば!と思うのだ。

「親不孝、したいときには親はなし」とはいうが、
野菜もまた、食べたいときには品不足なのである。

逢いたいときにあなたはいない」…中山美穂だな。
普段からもっとありがたく野菜は頂戴せねばならないのだが、
たくさん余っているときはそんなことは考えない、愚かだねぇ。

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黄金の犬 オリジナル・サウンド・トラック

Ougonno

またもやステキなCDを手に入れたのダ。
1979年映画「黄金の犬」サントラの復刻CD。
我らが大野雄二御大の音源コレクションに、また一つ加わった。

楽天の某ショップで注文、
「なかなか入荷しないけど待てる?」的なメールで
おいおい、またもやセルキャンか?とドキドキしていたが、
本日無事、うちの郵便受けに入っていた次第。

映画は…見てないし知らない。(笑)
検索すりゃいくらでも耳年増にはなれる。
鶴田浩二大先生、夏八木勲、島田「もう脱がないで」陽子など出演。

そしてこの映画ではワルすぎる悪役を演じているのが
「お散歩はこれからだ」の地井武男。
勲と武男は俳優座の同期なんだって。へええ。
(ほかにも凄い面々がそろっている。近々フジテレビを辞める高島彩のパパとかね)

講釈はやめまして。
大野御大のサウンド。1979年前後といえば、
御大、脂ののりきった時期。書いても書いても間に合わないほどの
オファーを抱えながら、「ルパン三世」「大追跡」「スペース・キッド」などの
シビれるサウンドをジョンジョロジョンジョロと編んでいたのだ。

この「黄金の犬」は、叙情や悲しみを表現しているように見えつつ、
さわやかな聴後感のある曲が多い。
サスペンス的な、アップテンポで緊張感のある曲も織り交ぜ、
バラエティ豊かなラインナップとなっている。

全体を通して、中音域?のエコー(リバーブ)が弱めな気がする。
エコーの効いた耳障りの良い音色もいいのだけれど、
いかにも映画音楽、という感じがする(すいませんトーシロっぽい書き方しかできなくて)。
また、バンド編成も厚みがあって、聞いていて心地よく、楽しい一枚である。

最終トラックはエンディング・テーマ「天使の墓標」。
歌は長瀬晴美、Wiki先生でも知らないヴォーカリストである。

ちなみに女性ではなくおヒゲのオジさんである。
精緻さには欠けるが、その荒削りで野性的な歌唱法が、
悲しみをたたえた大野御大のメロディに不思議にマッチする。
なお作詞は、先日「京都お茶屋遊び狂い」報道で名をはせた荒木とよひさだったりする。

このCD、以前手に入れた「LOVE SAVES THE EARTH」同様、
紙ジャケで、レコード時代のライナーの縮尺版が添付されているが、
字がちいちゃくて読めない読めない(笑)。

映画の説明を含めたCD用ライナーも付属。
相変わらず「CTI」「デイブ・グルーシン」と、
大野御大を説明する際にお題目のように出てくる名称をちりばめつつ、
その偉業について解説。

『ファンのわがままのみでいえば、長期にわたって、
久々の大型新作を待ち望む状態が続いている』という記述に
ウンウンうなずきながら最後まで読めば、
「タワーレコード渋谷店 サウンドトラック担当 馬場敏裕」のクレジット。

さすが、ライバルのHMVが退散した渋谷で生き残るだけはある、
まさかサントラ専属店員までいるとは。

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やじうまテレビ!マルごと生活情報局

きょうからテレビ朝日系の朝の情報番組は「やじうまテレビ!」に衣替え。
「甘口の番組」になっちゃったなぁ、という印象。

スタジオセットは、天井は「やじプラ」同様ヴァーチャル合成だが、
デザインは全く違い、白を基調としているが、番組ロゴ同様、
色味の強いパステルカラーが入り混じった華やかな造り。ちょっとチカチカするな…。

不安だった司会の依田氏であるが、
案外ハマっている感じはする。そりゃテレビ出演歴は豊富だし。
まあ、頼りないといえばきりはないが…。

番組進行は、依田氏の肩にも足りない身長の大木優紀アナ(大木ちゃん)が務める。

これまでのような「新聞記事」に寄った内容ではなく、
トレンド情報などのほか、「天気情報」にもかなり時間を割く。
(なお、番組後半のトレンド情報ではナレーションに「友近」を起用している)

お天気お姉さん役は島本真衣アナ。
そして、「やじプラ」でお天気お姉さんだった加藤真輝子アナ(盛岡市出身)は
サブ司会に昇格し、一部コーナーで進行役を務める。

新聞紹介はメインではなくなったが、コーナーとしては残った。
進行するのはもちろん、“キングカズ”吉澤一彦アナで、
「元祖やじうま新聞」を名乗る。
1981年「おはようテレビ朝日」のワンコーナーだった時代のタイトルである。

故・梨元勝が「やじうまワイド」時代に何度も番組タイトルを
「ヤジウマ新聞」と言い間違えていたのを思い出す。

キングは、「偏向だ」とウルさい連中を蹴ってやりたいのか、
いきなり「読売」と「産経」の記事を中心に紹介してみせた。

といっても初回のコメンテーターは、「週刊朝日」のオバちゃん記者だったが…。
(このオバちゃん、テレビ慣れしてなくてコメントが聞いてられなかったな)

依田氏もキングからコメントを求められたが、
そつなく優等生的な内容で回答していた。

このほかの報道系の部分は飯村真一アナがサッパリと進行していく。
こちらも初代「やじうまプラス」の司会者だったりする。

天気情報はウェザーニューズの協力を得ており、
番組内の天気予報マークはウェザーニューズ仕様。

また、同社の専売特許「ソライブ」を導入。
データ放送を利用したアンケートを募っていた。
テレビ、携帯で利用できる。
この日は「ご覧の地域の天気は?」を聞いていた。
でもこれ、ウソつく人が続出しないかな…

データ放送では「路線情報」を見られるが、登録できるのは、
首都圏の路線に限られるようである。
地方の視聴者を軽視していると思われても仕方なかろう。

それと、テレビ朝日では4時55分開始であるが、
大半の地方局は、5時50分のANNニュースから始め、
「やじマル」は実質6時(または5時59分)からスタートするのだが、
出演者の名前テロップも出ないし、いわゆる「飛び乗り用」の挨拶もないのは残念。

それと、6時のスタートからいきなり「アメダス」の説明をされてもなぁ。

と、不満はいろいろ残るが、新番組だからね…。
「甘口」になってはしまったが、
慌ただしい朝にはこのくらいでちょうどよいのかもしれない。

問題は、他局と比べたときも、「味付けが甘口」、というか「薄い」ところか。
今後、どう「濃い」カラーを出していくかが課題だろう。

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あなろぐ 20周年じゃあ~りませんかスペシャル

Ana01
めんこいテレビ「あなろぐ」
2日は「20周年じゃあ~りませんか」スペシャル、ということで、90分の拡大版。

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特別ゲストとして、この「生ぬる枠」…あ、いやいや伝統の枠のトップバッター、
「土曜は見っと!」の司会を務めた、熊谷麻衣子・元アナが登場。

退社後、「とくダネ!」のレポーターを経て、
同郷のサンドウィッチマン・伊達きみお(←クルムみたいな間違いでした)
伊達みきおと結婚したのは記憶に新しい。
日曜日に矢巾で一仕事こなすための来盛だった模様。
玉井・大久保両アナとは初対面とのこと。

Ana03
そうか、「元めんこテレビ」のアナウンサーだったんだね。
たたきつけられたり、裏返されたりしたんだろう。

ふじポン中継、クロステラス盛岡から。
熊谷「ふじポンがオトナっぽくなっててビックリした」。
そりゃそうだよ、お好み焼きと組織暴力の街、広島でも稼いでくるくらいになったんだもの。

Ana04
期待していた、ふじポンと熊谷の絡みはこれだけ…
ただし後半に…おっとまずはここまで。

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「びゅうエクスプレス」のVTRが始まるはずが、スタジオの映像。
CM明けはVTRということで安心して談笑する3人の姿が映し出される。
今日は、ミスが多いな…。

無事VTRも流れた後、
JRの旅行商品の金額を玉井アナが読み上げる最中、
熊谷「安い!」。コメントの入れ方が絶妙。OGの面目躍如。

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「あなろぐ玉手箱」のコーナーはこの二人で進行。
なぜかというと…

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これを説明したかったのだ。

それと熊谷は未だに「いわて生協」の組合員らしい。ふむ。

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20周年に水を差すように、新潟で地震発生のニュースを伝える。
やはりきょうは、何かがあるのか。

後半はクイズコーナー。
結果から言うと「それほど面白くなかった」。(苦笑)

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(↑クリックで拡大)
期待の懐かし映像はこれだけ。
開局カウントダウン記念特番。実はこれ、見てません。

当時在籍していたアナウンサーは3名。
前列右から3人目が、現在専務取締役であらせられる、小原忍アナ(北海道放送から移籍)。
その右隣が、今春「FM花巻」局長に転身した、落合昭彦アナ(テレビ東京を退職して入社)。
そして前列左から3人目は、伊藤里紗アナ(ラジオたんぱから移籍)。
熊谷のコメントによるといまは違う名字で活動している模様。

その隣のグレーのスーツはよく見ると、フジテレビの須田哲夫アナのようである。
岩手では、「タイム3」をIBCで放送していたね。

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で、後半の出演者。
料理の小野寺恵先生、
春までコーナーを持っていたフジポンヌ…なんちゃらかんちゃら、
ああめんどくせー、要するに中継先から戻ってきたふじポン。
右端は市内で開業している占い師。
この4人でヌル~い3択クイズにチャレンジするというもの。

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懐かしい?「しつじ」のジャージを着用した、
画面慣れしたAD?D?がアシスタントとして登場。

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クイズの合間に、画数占いをしてくれる趣向。
狭いスタジオまるわかり。

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出ました、「DA.CHA.NE」。
「土曜は見っと!」の名コンビ、横山義則アナ(当時)と熊谷麻衣子アナが
二人とも宮城県出身ということで、なぜか仙台の放送局を差し置いて、
岩手めんこいテレビの局アナ2名と、
めんこいテレビでバイトしていた八戸出身の大学生の3名でユニットを組んで、
「DA.YO.NE」のパクリ仙台弁カバーをやってのけたのである。

なおこのCD、だいぶ余っているらしく、
この番組のエンディングで、熊谷のサインを入れて5名にプレゼントと相成った。

熊谷によると、サンドウィッチマンはライブでこの曲をかけているそうで、
富澤から使用料50万円が支払われているという(ホントかよ)。

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1991年のヒットチャートを問題に。
その中で、玉井・大久保両アナによる寸劇。貴重な予算の無駄遣い。
「ラブストーリーは突然に」のパロディらしい。ロケ地:岩手県立美術館周辺。

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3問目のフリップを出し間違え、
いつものように大久保アナにイラッとされる玉井アナ。
占い師のお姐さんもチラッと触れていたが、
なんかお似合いなんだよなぁ、この二人。

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で、第4問はこれ。Wikipediaに正解出てます。
地元のバンドに書かせた曲なのだそうだ。歌唱者は不明。

どうでもいいクイズで優勝した小野寺先生、
20周年にかけた「20型テレビ」(小っちぇ~)をかけ、ダーツに挑戦。
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ベタな演出で商品はもちろん視聴者プレゼントに。

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ラストは「来年のめんこいテレビの運勢」をタロットや占星術で占ってもらう。
「DEATH」のカードが出たが、「悪い縁が切れる」と。
解釈はいかようにも取れるようで。

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エンディング。時間が余り、なぜか新しつじにも話を聞く。

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ということで、20周年特番も大団円。

開局当時のイケイケムードはどこへやら、
年を追うことにぬるくなっていく同局を体現するような番組だった。
Viva!めんこイズム。

【追記 10/8深夜】
とれたておまけ。
10/8深夜、テレビ朝日で放送「さまぁソン」。サンドウィッチマンゲストということで
(熊谷が岩手めんこいテレビのアナウンサーだったという説明付きで)
特別に「DA.CHA.NE」のPVが流れた。
正直懐かしいわ。
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岩手日日新聞を考える

最近県南部に出張する際、岩手日日新聞を買い求めることが多い。
まあ、お土産感覚で購入しているわけだけれど。
朝刊のみで、1部は80円とかなり安い。

岩手県外や盛岡以北の人にはなじみのない新聞である。
説明すると、岩手日日新聞社は、宮城県境の一関市に本拠地を置く新聞社。

その名の通り岩手県を対象とする新聞…に見えるが、
実際は「岩手県南」を対象としている。

核は岩手県南のニュースである。
1面は基本的に一関管内のニュースを主体に掲載する。
ほかは、盛岡管内のニュース主体の「県内」面のほか、
小規模な地域紙と違い、「国内外」面、「スポーツ」面もある。

そして地域面であるが、「花巻」「北上・西和賀」「胆江(奥州・金ヶ崎)」
「一関・両磐」と4ブロックにわけ、
それぞれ1面ずつ使い、地域のニュースを掲載している。

といっても、しょせん岩手。ヒマネタが多い。
なお、地盤である一関については2面を使用している。

岩手日日の特徴のもう一つが、一関管内で配布する本紙のほか、
「はなまき」「きたかみ」「たんこう」とそれぞれの地域版を発行していること。
1面もそれぞれ差し替えていると思われる。

また、先述の地域面は、それぞれ配布する地区のニュースが、
テレビ面の裏(他紙ならば社会面に相当)にくるように並び替えられている。

このように、県民紙と地域紙のハーフ&ハーフ的な性質のある新聞といえるが、
中途半端な印象も否めない。

全国ニュース、経済ニュースはそれぞれ1ページしかなく、心もとない。
岩手のニュースも、基本的には盛岡発であり、
県北や沿岸のニュースはほとんど載っていない。

日日の強みである地域ニュースであるが、
これも先述通りヒマネタばかり
(まあこれは競合する岩手日報も同じだが)。

地元の婆さんがゴミ拾いしかとか、だからどうした的な記事は、
さほど興味を抱かせるものでもない。

そもそも、一関の人が花巻のこどもクラブ活動に興味を示すかどうか。
宮古や二戸のことは、どうでもいいのか。同じ岩手なのに?
いまさら南部藩と仙台藩でもなかろう。

個人的には、名実共に県紙である「岩手日報」と
比較してみたとき、非常に貧弱な印象を抱く。
いまの岩手日報と岩手日日新聞では、差がつきすぎている。
中途半端な印象のある紙面は、ぜひ改革してほしい。

たとえば、地域版については、
配布地域だけに折り込む地域面を作って、
おもいっきりヒマネタなニュースをそこに載せてもよいだろう。

また、岩手県内のニュースをもう少し幅広くフォローしてほしいもの。
今もいるかもしれないけど、久慈とか釜石などにも通信員を配置して
もう少し岩手県南以外のニュースをフォローできたらよいと思う。

いまから盛岡進出することもないだろうし(支局はあるが配達はされていない)、
こんな時代にいまさら岩手日報に伍するほどの地位は得られないとしても、
「岩手」の名を冠しているわけだから、
「岩手の新聞」として誇れるような紙面にしてほしいものだ。

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