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話が伝わらない選手権

岩手朝日テレビ「ラクティマプラス」。
夕方の情報番組として、「5きげんテレビ」の裏に隠れつつ健闘している。

この日は某専門学校の女性の生徒3名が、
盛岡市で栽培された「アロニア」を配合した
お菓子や石けん、豆腐を持ってやってきた。

一番左の子、目がキョドってる。
大丈夫かなぁ…と思っていたらその子がマイクを握った。

「どんな商品ですか?」の問いに…
「はい、まず、こちらが、アロニアを原料としたお豆腐です…」

んー、一本調子のアクセントから、
リハーサル通りの受け答えができているのが分かる(笑)。

ところが。

「アロニアは、ポリフェノールの一種、アントシアニン…や、
食物繊維……ベータカロチンなどを……が、豊富で、
このお豆腐に…ぁっ…このお豆腐には、これらが、ギュッと詰まっております」

このように言いよどみすぎているものだから、
聞いていて、「あっ!緊張しないでがんばって!」と、
応援したくなってしまって、何を言っているのか意味が伝わらないのだ。

何度も練習したとは思うが、しょせん、アマチュア。

スタジオのライトが煌々と照りつける中、
「この番組を学校の友達も、うちのパパもママも、キヨタカ(彼氏)も、
弟のヨシテルも見ている」とか考えると、練習したことなどぜんぶ飛んでしまうのだ。

当番組の司会の小山羊右、人の欠点をあげつらうのをよしとしない好人物。

学生さん、カミカミで何を言っているのか分からないのに
そこをツッコんであげないから(ここが羊右のダメなところ…笑)、
余計に冷たい空気が流れていく。
微妙に音量の高い、軽快なBGMがそのフンイキを余計に助長する。

今度は右の学生がマイクを握る。

「はい、こちら…のしょ…、こちらはっ…もりぉ…アロニアを使った、
石けんになります」
その後の受け答えは比較的できたのだが、
もう最初がこれなので、あ…こりゃダメだ(笑)と思ってしまう。
そうなると話の中身がやっぱり伝わらない。
「開口一番」はやはり大切なのだ。

「なんで原料がアロニアなんですか?」と問われ、
真ん中のメガネっ娘にマイクが渡される。

「はい。去年の私たちの先輩が、盛岡市産アロニアを使った、
ぇ商品かい…しょう、ひ、ん! えいぎょ…営業戦略プロジェクトを」

一字一句間違いなく読むのは大事。
でも視聴者には開発戦略でも、開発営業でも、
なんでもよいのだけどね。

次にテレビ出演するときは、もっと緊張しないよう、
がんばりましょう…と思うが、
実際、誰でもカメラの前に立てばこうなるものだ。

やっぱり、必要な情報は、当事者に棒読みのカミカミで読ませるのでなく、
司会やアナウンサーが読み上げるべきなのかも。
餅は餅屋。

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