謎の虫
最近、暑さのせいなのか、家の中で妙な虫がわいているので困った。
3ミリくらいのコバエのような黒い、触角のついた虫。
毎日夕刻に帰宅すると、窓という窓の近くで、
20匹くらいが適度な距離を保ちつつ、井戸端会議をしている。
飛ぶことは飛ぶのだが、ハエと違って動きは鈍く、叩けばすぐにぺしゃんこ。
音もほとんどしない。
とはいえゴマ粒が飛んでいるみたいでうっとうしいので、
殺虫剤を撒いて退治していたのだが、撒いても撒いてもきりがない。
殺虫剤ばかりでは芸がないと、とうとう掃除機で吸い取る「ゲーム」まで始めたが、
当然結果は同じ。
窓を閉めても発生するので、源は家の中にあるはずなのだが、
皆目見当もつかず、困り果てていた。
と、ふと開けたキッチンの棚の下の段。醤油とかが入れられるスペース。
ここに、その虫がうじゃうじゃたかっていた。
なんのことはない。数ヶ月前に買った「アズキ」の袋に、
皆で集まっていたのである。
早く喰えば良かった…は、一人暮らしの定番の言い訳である。
そのアズキの袋をビニールでくるんでごみ箱に投入して、
インターネットで調べるのだが…
コクゾウムシでも、チャタテムシでもなさそうである。
とにかく「謎の虫」。小豆が好きなことだけは、分かったのだが…。
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