真夜中は別の顔
先日某地元紙に寄稿していた、立派な肩書きを持った人。仮にA氏としておく。
かなり「ご立派な」文章をお書きになっていた。
しかし、その人物の裏の顔を知っていると、鼻白んでしまうのである。
そのA氏と昔仕事をしていた、という人(Bさんとする)が、
先日、10年ぶりに会ったのだそうだが、
A氏ときたら、まるで「あんたなんか知らんなぁ」という態度をとられたのだそうだ。
Bさんとしては、A氏に仕事の売り込みをするための訪問だったそうで、
いろいろプランの提示なんかもしたのだが、
全部「フン」で済まされたのだという。
話に聞けば、A氏は「相手の足下を見る」のが得意だそうで、
ここぞ、というときには相手に取り入り、
逆に何も得られなさそうな人間は足蹴にする。
それで今のような立派な肩書きも得られたのだろう。
こんな話もある。
県内では有名な某食品製造業者がある(C社とする)。
以前、あるトラブルを起こしたのだが、それを乗り越えて営業を続ける、
歴史ある企業である。
ここに商材の売り込みに行ったD社の社長。
「うちでは難しいねぇ」と言われ続けたそうだが、粘り強く訪問した。
しかし、3度目に訪問したときの「しつこいねぇ、あんたも」という、
C社社長のゆがんだ表情が忘れられない、という。
まあ、しつこくされたら誰だって嫌がるだろう、というのは分かるけれども、
C社のパブリックイメージは「岩手に根ざした、努力の企業」だったりするので、
そのギャップが、その像を遠慮無く棄損していく。
完全無欠の清廉潔白でいるのは難しい。
どんな大人物だって裏はある。
むしろその裏がないほどつまらない。
けど、それを間違うと、とんでもない結果を及ぼすことになる。
ゆめゆめ、お気をつけ召され。
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