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ハードボイルドとビーチサンダル

仕事帰りの道で、自転車をこいでいる高校生のグループとすれ違う。
うち1人が、ズボンの裾をショートパンツのようにたくし上げ、
ビーチサンダルを履いていた。

今日みたいに暑い日は、足もとの涼しいビーサンだったら、
楽というか気持ちいいとは思うけど、
ビーサンで登下校なんて、我々の世代ではいなかったなぁ。

それこそ我々会社員だと革靴上等!だから、
うらやましいといえばうらやましい。
ただ、我々がビーサンを履いて通勤してしまうと
「かっこ悪い」と後ろ指をさされることになる。

いまはほとんど聞かない言葉に「ハードボイルド」がある。

内藤陳のギャグに「ハードボイルドだど!」があるが、
古すぎてそもそも「内藤陳」すらピンと来ない人の方が多いだろう。

定義はよく分からないが「かっこいい大人」、
というくらいのイメージは皆あるだろう。
Wikipediaによれば原意は「強靱で妥協しない」であるという。

ハードボイルドの定義の一つに「何かを我慢すること」というものがある。
言われてみればなんとなく分かる気もする。
「我慢することがかっこいい」時代があった、ということだ。

そうなれば夏場のビーサン履きは、
ハードボイルドとは正反対、という気もする。

「ハードボイルド」「ビーチサンダル」
言葉の響きはなんとなく似ているのにねぇ。

70年代までは、学生は「下駄」を履く文化があったが、
そういえば、下駄もある意味、ハードボイルドな履き物ではなかろうか。

素足で履くのはビーサンと同じだが、
下駄はとにかく歩きにくいしうるさいし。
我慢しないと履けない履き物である。だから廃れたのだ。

ハードボイルドという言葉もまた、廃れつつある。
ということは、我慢する文化が消えつつあり、
世間が楽な方向に流れようとしているのかもしれない。

社会のビーサン化、とは大げさだろうか。

※上記のように書いたが、ビーサンを否定しているわけではなく
 この間も「Havaianas」を衝動買いしたんだけどね。

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