中小スーパー、やっぱり動く
先日、岩手と秋田のスーパーが経営統合断念、という
ガッカリニュースがかけめぐったが、
今度は東北広域での連携が持ち上がった。
岩手「マイヤ」、青森「マエダ」、山形「おーばん」、福島「キクチ」の4社が、
集中仕入れ会社「マークス」を仙台に設立するという記者会見を行ったのだ。(東海新報)
業務提携、さらに資本提携(株の持ち合い)まで行い、強固なつながりを持つという。
新会社の会長にはマイヤの米谷(まいや)社長が就くという。
4社は「CGC」加盟店というつながりがあっての縁。
規模も、各社9~21店と似たり寄ったり。
東北では、「ユニバース」「マックスバリュ東北」
「ヨークベニマル」「ヤマザワ」といった列挙が争う。
さらにイオンなどの中央資本が牙を剥く中で(SankeiBiz)、
そこで埋没してなるか、という思いが一致して、広域連携が実現するようだ。
代表4社のほか、マイヤと提携を発表している「マルカン」(花巻)、
おーばん系の「うめや」、キクチ系の「和興」「駅前ストアー」(いずれも宮城)も
マークスの傘下に入る。
アルテマルカンみたけ店の閉店の背景に、マイヤとマルカンの提携があり、
さらにその背後にこんな大きな提携話もあったのである。
マークスの店舗網は秋田県を除く5県にまたがる。
売り上げ規模で見れば上位チェーンには及ばないが、
東北にはこれだけの広域で展開するチェーンはなく、インパクトは大きい。
今後も、ほかのチェーンを巻き込んでいく可能性もある。
米谷社長によれば「(資本提携はするが)資本統合まではしない」ということで、
連携は緩やかになり、屋号も保たれることになりそう。
(ただし「おーばん」については「うめや」と経営統合を目指している模様(日経))。
ベルプラスがゴネてマルイチや秋田のスーパーとの提携話をおしゃかにする中で、
未来を見据え着実に手を携えるところもあるのだ。
厳しい世の中であることは間違いないが…。
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