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気仙沼の日

気仙沼に出張し一泊。

車を運転し、途中で寄り道しながら気仙沼へ向かう。東京のテレビが「北日本で雪が降った」ことを他人事のように伝えていたが、ほんとうに「住田町」あたりの高地では雪が降っていた。さすがに着雪はしなかったが、気温計が「0.9度」と表示されていたのを見て、身震いする思いがした。

陸前高田あたりに来ると雪もなくなり、晴れ間も見えたが風は強かった。それでも温かくなってきているようで、花の咲いた桜の木を見かけた。そして午後に宮城県気仙沼市に入る。この付近は岩手と宮城が混じり合う地帯。なんたって「気仙」という地名は岩手側でも使用しているのだ。

対向車のバックナンバーを見ていると、陸前高田あたりでも「宮城」ナンバーがちらほら。気仙沼に近づくに従ってその濃度は増えるが、「岩手」ナンバーもしぶとく行き交う。しかし気仙沼港あたりになると「岩手」ナンバーの車はごく少数となる。

お客さんのところで用を済ませたあと、いったん、市内のホテルにチェックイン。宮城のテレビを録画するため、パソコンと地デジチューナーをセットし(俺も好きだね~)、再度別のお客さんのところへ。

道すがら「薬王堂」や「ベルプラス」といった岩手資本を見かけ、ついつい入店してしまう。スーパーのベルプラスは、野菜など生鮮食品は地元宮城のものが多いが、中華麺などの一般食品は岩手産のものもある。そんな中、日本酒を買い求める。もちろん宮城のお酒。「両国」「澤乃泉」をゲット。

気仙沼市内には「ベルプラス」が2店あるが、もともとは、2007年に倒産した「ハマダ」の店舗だったもの。ハマダ名が残っている店舗もあるようだ。

閉店したままの「イコーレ」を見届け、豪奢な作りの「河北新報社気仙沼支局」を眺めつつ、車を走らせる。

宿に戻れば、TV画面には「OH!バンデス」。以下、録画して後から見た分の感想も含めて。

さとう宗幸が妙ちくりんなポージングをして視聴者に媚びを売っていた。意外に簡素なスタジオにはベテランアナウンサー含め5名が陣取る。

恒例の仙台駅前中継。石巻から来たというPR隊がなにやらやっている。夕方、仙台駅に行けば必ずカメラやクルーがいるが、この番組である。

そのほか、結構な年齢のアナウンサーが泉区から中継をしていた。

現在宮城県内ではこの時間帯に同種の番組をやっている局はない、なぜなら「バンデス」が他局を軒並み叩き殺したからである。

この日は偶然、「宗・雅のどーなknow?」の日。テレビ岩手「5きげんテレビ」と回線をつなぐ企画である。宮城でこれを見るとは不思議な感覚。しかも、今週から「5きげん」を担当するテレビ岩手の川部絢子アナが宮城デビューを果たしていた。

このコーナーはミヤギテレビに主導権があり、両局のスタジオが並ぶ画面では「宮城 岩手」と宮城県が上座に来る構成。やや、鼻につく。

コーナーが終わると確か「5きげん」では平井アナが感想を述べていたはずだが、「バンデス」はあっさりとCMに入ってしまった。岩手には興味がないようである。

ある程度まで「バンデス」を見て、夕食を食べようと徒歩で出かけるが、車社会が進んだ気仙沼は徒歩圏内もさみしいもの。一人で寿司屋に入る勇気も出ず、結局、総菜店でお弁当を買って宿に戻ってひとりの夕食。まあ、ひとりで食べるのは慣れてますので…。

その後は「はねるのトびら」を見たり、お酒を飲んだり。ローカルCMが岩手と違うのは当たり前だが、「アメーバピグ」「ちふれ化粧品」「東京スター銀行」「J:COM」など、岩手では見かけない全国資本のCMも流れている。やはり政令指定都市のある県なんだな、と実感。(その後「アメーバピグ」のCMは岩手でも見た)

テレビでは「報ステ」のエンディングが流れている。眠気もただよってきたが、宮城の夜は、案外冷える。

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コメント

モスはなぜ大船渡に出店しなかったのか!これは出店当時の大船渡にいい場所が無かったからだと思ってますね。いまは三陸トンネル側に回るお寿司屋とかマイヤ、電気屋とかが移転して充実してると聞きます。
 一方の陸前高田。リプルは開店初日に行ってあまりのしょぼさにがっくりきた思い出があります。しかしここまでやれているのはマイヤのおかげでしょう・・・・あぶらやが潰れた時はリプルは打撃を受けたでしょうが個人的には「マイヤがあるじゃん」と思ってました。
 ただ、高田、大船渡地域のスーパーはマイヤがほぼ独占状態。内陸に来て色んな店を回る楽しさを覚えましたね・・・高田や大船渡の人はそこに無いものを求めて近場の気仙沼に行くのでしょう。
 セブンイレブンに関してはもし進出しても立地がいいところは限られているでしょうね。元々、気仙地区はホットスパー→ローソンに移行したわけですからローソンがいい場所に店を置いてますし。気仙はローソンばっかりなのに内陸はちがうのね・・・と内陸に来たての頃は思いました
 

投稿: taki | 2010.04.20 07:14

高田のモスバーガーは、創業者が大船渡出身という縁だそうですよ。
セブンイレブンは近いうちに岩手側にも出店するでしょう。

途中で立ち寄った「リプル」はなかなか活気がありましたね。
「あぶらや」がつぶれたときは、どうなるかと思いましたが…。
平日のお昼なのにけっこう客がいましたから。
近隣地に無料送迎バスを走らせたり、リサイクル掲示板もあったりして
ユニークな取り組みもしているようですし。

気仙沼では、朝6時に「恋はみずいろ」の防災無線で目が覚めました…。

投稿: たかはし | 2010.04.17 08:20

陸前高田は以前住んでいた街です
例年ならもっと暖かい所、暖冬の時は本当に雪が少ない・・・今は内陸民ですが雪の多さにビックリしました。
陸前高田とは・・・
○何故かモスバーガーがある(調べれば岩手沿岸に店舗があるのに納得)
○盛岡でもお馴染みのスーパー、マイヤの社長の生家がある(気仙町の米谷さん)
○千昌夫、村上弘明らの故郷
○市なのに警察署が無い。(某テレビ番組で日本一安全な市と取り上げられた理由か?)
 簡単に説明するとそんなところ。
 立派なキャンプ場や砂浜があるのに夏はそんなに暑くなる期間が短いのが残念・・・
 気仙沼との思い出といえばジャスコとセブンイレブンですね。どちらもよく買い物に行く大船渡には無いのです。気仙沼市街に入るとすぐの場所にセブンイレブンがあります。けっこう高田と近いのですから岩手内陸南部に進出できなかったのかと思いますねぇ。今はローソンばっかりでチョコットファミマがある程度です。
 結局、まだ元気がある?大船渡と気仙沼に衣料や家電のお買い物は頼りっぱなし・・・街は寂れてます。
 テレビやラジオは宮城のも場所によっては受信できましたねー 写りは悪いのですが・・・
 お隣大船渡も最近発展してきましたが内陸にはまだまだ及ばず・・・大船渡より気仙沼と合併したいと言っていた人もいたとか・・・

長々と失礼でした。懐かしかったもので・・・

投稿: taki | 2010.04.16 03:02

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