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スーパー書店

浦島太郎な取り上げ方だが、盛岡市みたけの「アルテマルカン」が、
今秋にスーパー部門を撤退とのニュースが今週伝えられた。
夏にスーパーを閉め、併設する書籍・CD・DVD販売の「エムズ書店」に売り場を明け渡す。

ユニバースが青山に進出し、競争が激化していた地区で
「いちぬーけた」といったところか。

「マルカン」はソフトクリームでおなじみ、
花巻の「マルカン百貨店」の経営。
「アルテ」業態は花巻市桜台と盛岡市みたけの2店体制であった。

盛岡での開店当時は、マルカン側が挑戦者的立場であった。
周囲にもジョイスのスーパーセンター、
ファル(いまのユニバースみたけ店やジョイス月が丘店)、
かしむら(閉店)、そして今は亡きダイエーシティ青山と、
スーパーが建ち並ぶ地帯の中心部に出店し、
当地を「激戦区」にする嚆矢となったのだった。

ダイエーやかしむらは閉店したが、ユニバースが大きな店を出したことで
マイヤやマルイチも含めた戦いはむしろ激化。

滝沢村牧野林方面へ伸びる道路が開通し、
生協やビッグハウス(ベルプラス運営)との競争にもさらされていた。

以前は、日曜朝に行くとレジで大変な行列に並ばされたものだが、
最近はそういう光景もなくなっていた。

マルカンは、当地では競合者のない「エムズ書店」を増床する戦略を取り、
スーパーを閉店して消耗戦を回避することとしたようである。

本や音楽ソフトが売れない時代とはいえ、スーパーよりはマシ、というところか。
ネット書店は便利だが、暇をつぶすにはやはりリアル書店は強い。
ついで買いもしてくれるわけだし。

新店では文房具コーナーやカフェスペースなどを併設するなどするとのことで、
現在のところ県内最大の面積である「ジュンク堂書店盛岡店」を上回り、
エムズが県内最大書店に躍り出る。

マルカンは書店部門があったから、方針転換で済んだが、
それもないスーパーはただ引き払うしかないわけで。

スーパーマーケットが「厳しい時代」は今始まったわけではないと思うが、
やりにくくなったのは確かなようである。

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