絵に描いた餅
佐賀県警が電子申請システムを廃止。
開発・運営には、実に「4億円」かかったが、
申請者は「ゼロ」だったそうだ。(朝日)
オープンは06年だったが、2年間で利用者はなく、その後「休止」に。
その間も機械のリース料など、コストはかかり続けていたという。
結局再開することなく、10年度を前に廃止となる。
県警のHPを見ると、現在、様式はWordやPDFでダウンロードするようになっていて
「インターネットからの申請はできません」とある。
画像にしなくてもいい文字までGIFで表現されているなど、
かなり素人臭い作り。このヘボいサイトの裏で、4億円が投資されていたとは信じがたい。
このサイトで様式をダウンロードして印刷・記入して
窓口に持って行く行為は、電子を使った申請ではあるが、やはり窓口申請にすぎない。
それでも様式をサイトで公開している分だけ、まだマシだとは思うが、
それにしたって4億円。佐賀県民の税金とか、補助金とかが使われていたわけである。
佐賀県警の窓口手続きは年間1万4千件もあるそうなのだが、
インターネットを使っての申請は「ゼロ」だった。
いま、休止中という佐賀県警電子申請システムを確認する術はないが、
よほど、複雑なシステムだったのではないか。
親である佐賀県自体は電子申請システムを運用中である
(3月中はメンテナンスとのことで休止中であるが)。
手数料を安くしたのは全国で佐賀が初めてです!と胸を張っている。
県警はこのシステムに乗っかれなかったのだろうか。
警察組織は安易に行政組織のシステムと交われなかったんだろう、
それで数億円もかけて独自システムを構築してしまったとみられる。
そういえば悪評高いのが「e-tax」。煩雑だったり、やたら値の張るカードリーダーが必要だったり。
もうやらない、なんて人もいる。
セキュリティをガチガチにしすぎて使いにくくなってるシステムの代表例といえるだろう。
フェイストゥフェイスが一番のセキュリティなのだ。
で、その4億円を懐に入れた業者ってのはどこなんだろうか??
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