« 絵に描いた餅 | トップページ | 流行り風邪のようなtwitter »

BSおすすめ番組撰(2)ぶらり途中下車の旅

正確に言えばBSオリジナル番組ではないが、
関東ローカル番組で、
岩手ではBS日テレで見るしかないのでこの括りに入れる。
(正確に言えば、30分時代の番組を時折流しているようだが)

そりゃ、番組で取り上げる路線のほとんどが東京近郊だから、
岩手県で放送するはずもないわな。

岩手のローカル番組には絶対に欠如している好ポイントなのが、
レポーター陣が魅力あふれるオヤジ達、ということ。

テレビ画面をぶらり色に染め尽くす、佐倉が生んだスーパースター、車だん吉
かたや小田原が生んだ流浪の奇才、叫べばそこは駅の前、阿藤快
75にして嫁は30歳下、エロくて元気な我らの文さん、山本文郎
たたずまいが“民芸”品、その姿「歩く焼肉のたれ」、米倉斉加年…。
みんな素敵なオヤジたちだ。

たまに「しゃべりは技の手芸店」舞の海など、
ヤングなレポーターもいるが、それなりに味のある人選となっている。
(まれに、宮本和知など味もへったくれもないレポーターもいるが)

基本的には『ナイスなオヤジ』が町をさまよい、
ナイスなスポットを探し当てる、スローな時間の流れる番組である。

もちろん、テレビの基本メソッドを押さえて作っているから、
見ていてイライラすることもなく、ゆったりと見られるようにデキてる。

いかにも仕込みっぽい感じで素人が川原でバイオリンを演奏していたり、
そんな「ザ・演出」なシーンもたまらなく愛らしい。

「ぶらり」と言いながら、駅から遠く離れた場所まで足を伸ばしたり
(別の路線の駅から行った方が近いことも)、「ロケ車」という禁句が頭をよぎるが、
そんなウラを探し当てるのもまた番組のウラ醍醐味の一つだったりする。

全然「ぶらり」じゃないじゃん、というツッコミどころも含めての「ぶらり」なのだ。

そして最大の魅力はなんといっても滝口順平。
あの声と語り口は、誰も正確にマネできない。
コージー冨田もホリもマネをしているけど、ヘタッピ。

78歳と聞けば、誰だって驚く。
どっちが上でどっちが後ろかも怪しい78歳なんてそこら辺にいるぞ。
「どちらへお出かけですか?」「うひゃあ」。この声あっての「ぶらり」。

告白すると、正直30分くらいで飽きちゃうことのほうが多いのだが(笑)、
ウィークデイの真ん中の夜に、のんびり見るにはちょうどいい番組だと思う。

最近出てくれない「途中下車神」車だん吉の降臨を願いつつ、了とする。

|

« 絵に描いた餅 | トップページ | 流行り風邪のようなtwitter »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17134/47777530

この記事へのトラックバック一覧です: BSおすすめ番組撰(2)ぶらり途中下車の旅:

« 絵に描いた餅 | トップページ | 流行り風邪のようなtwitter »