« 謎の歯医者の堅実人生 | トップページ | 家電最終戦争 »

輝け!主婦バンド

仕事のため週末からきょうまで東京滞在。

昨日の夜は、銀座にて「輝け!主婦バンド」を観劇。
場所はル・テアトル銀座。

今朝、スポーツ新聞でも取り上げられていて(スポニチ報知
「見た芝居が記事になる」ことに驚く
(まあ、盛岡でもあり得ることではあるが)。

数日前にチケットを予約したが、
ほかのお芝居では完売しているものも多い中、
チケットを確保できた作品である。
(当日もちらほらと空席があった)

主婦4名によるバンド結成~初ライブまでを描いている。

主演はエド・はるみ
同級生の幼なじみに杏子(元バービーボーイズ)。
ふとしたきっかけでメンバー入りする若い主婦に中澤裕子
そして「プロ経験者」としてリーダーシップを取る謎めいた女に秋野暢子。(*)

*ネタバレ
 秋野演じる女はプロ経験者ということで威張り散らすが、
 ステージ直前になって誰よりも弱音を吐き出し、
 結局プロでもなんでもないことを暴露。年齢もごまかしていて、
 最後にはカツラも取ってしまうお楽しみシーンがある。

ここまで来てピンと来た人は多いと思うが、
ハウスの「カレー鍋」のCMそのままのキャスティングである。
というかこの作品のスポンサーもハウス食品で、
そこからCM化したようである。
(劇中でも、鍋を食べるシーンがしらじらしく挿入されている)

エド、杏子、中沢はそれぞれ素のタレントであることを生かした
セリフやシーンが用意されている。
(ただ、杏子は原作の通り「オンチ」という設定になっているが)

ほか、エドの夫役にモト冬樹。
「このシャンプー使わないとハゲるんだ」などアドリブを炸裂させていた。

エドが勤めるコンビニのオーナーに酒井敏也
(バンドメンバー募集のイラストを描くシーンがあるが、
美術に造詣の深い酒井本人が描いたものと思われる)。

このほか高校生・予備校生役の若い俳優(エンディングで演奏も披露)含めるとキャストは10名。

主婦たちのバンド活動を、主にエドの家庭環境を通して
滋味深く描き出している。
クライマックスがちょっとクサい感じもあったが、
後述の生演奏が、客席をうまく巻き込んで、よい芝居に仕上がっていたと思う。

主婦バンドがディープ・パープルの「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の
ライブを行うところが物語のキモとなっているのだが、
これが生演奏となっており、
エドら主要キャスト4名が本当にステージ上で演奏するのが見ものとなっている。

主婦4人がステージを終えると、
夫のモト冬樹が「元バンドメンバー」だったという設定で、
他のキャストともに「ハイウェイスター」をライブで演奏、
超絶ギタープレイを披露。

これら生演奏では客席のボルテージも上がり、手拍子の嵐。
劇の終了後のカーテンコール(緞帳は下りなかったが)では拍手が鳴りやまず、
キャストは都合4回くらいステージに上がったり下がったりを繰り返していた。

正直、初日と言うことでセリフ間違いが目立っていたが、
演奏については、逆にアマチュアらしさが出ていてよかったと思う。
「初日が出る」までがんばるのだろうが
できればこれ以上うまくならないでほしい気も。

とくに、「スモーク・オン・ザ・ウォーター」の
例のリフについては、エドの演奏は終始スタッカート気味で
堅い感じが出ていたが、これがアマっぽくてよかったのだ。

題材はハードだが、中身はほんわかとした芝居であった。

こういう演劇がいつでも見れる…東京っていいなぁ。

※「わたしの鍋は カレー鍋~♪」のCMソングのインストが
 テーマ曲風に使われていたが、これを演奏してほしかったな。

|

« 謎の歯医者の堅実人生 | トップページ | 家電最終戦争 »

「文化・芸術」カテゴリの記事

「芸能・アイドル」カテゴリの記事

「音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17134/46706841

この記事へのトラックバック一覧です: 輝け!主婦バンド:

« 謎の歯医者の堅実人生 | トップページ | 家電最終戦争 »