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出ました、バラエティいじめ

放送倫理・番組向上機構(BPO)がまたもや
言葉狩りならぬ「テレビ狩り」か…。(朝日

BPOの放送倫理検証委員会が、
日本民間放送連盟に対し、
バラエティ番組の制作手法に関する意見書を提出し、
昨日から一斉にマスコミ報道されている。

BPOがやり玉に挙げた「現代バラエティの病巣」は以下の5つという。
・下ネタ
・いじめ、差別
・芸人同士の内輪話、バカ騒ぎ
・わざとらしい笑い声などの「見え透いた」手法
・生きることの基本を粗末に扱う

「いじめ」と「内輪受け」を批判されたら、
とんねるずなんか番組作れなくなるね…。

「生きることを粗末に扱わない」…これ、突き詰めたら
「人を侮辱するな」につながって、
すべてのお笑い否定にならないかな。

ただ、いたずらにバラエティ批判するだけではなく、
一部芸能人(明記はされていないがSMAP等か)の能力に依存する
番組作りに苦言を呈している。

ナインティナインの岡村隆史は、ラジオ番組で
ことあるごとに、BPOなどによるバラエティ批判を逆批判している。
「笑いを失った人に笑いを届けるのが我々の仕事だ」
「(制作側でない)あなた達に何がわかるんだ」的な強い口調で。
今回もほえることだろう。

それとダウンタウンの松本人志。
ダウンタウンの笑いは一世を風靡したが、
テレビ番組にはびこり始めた「自己規制」を理由に、
いま松本はテレビでのコント制作を拒み、
結局映画制作で溜飲を下げているような状態。
(2作品とも、気負いが過ぎてずっこけているようだが)

BPOの意見書をきっかけに、ますます「検閲」が強まることには、
制作者、出演者ともに、不快感をおぼえるのではないか。

いただけないのはこの報告書。

里中満智子のイラスト入りで「(次の報告は)
このあと、すぐッ」などと書かれていたり(47NEWS)、
バラエティ作りの批判をしたあと、
「ごめんごめん、これってバラエティだからさ」など
“砕けた表現”でセルフツッコミのような文を入れているのだという。

こんなの、若い作り手は「バカにしているのか」と
反発するだけではないのか。
まあ報告書そのものを見ているわけではないので何とも言えないけど。

「バラエティがこの閉塞した世の中をひっくり返せ」と、
エールも送ってはいるのだが、
あれもしちゃダメ、これもダメ、では、
バラエティそのものが閉塞しますよね?

(追記)
ココログニュース」で紹介いただいた。

ただ「バカにしているのか、と反発するだけではないか」といったくだりについては、
ホンモノを読んで少し認識を改めた、というのが正直なところ。

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