岩手は地デジ過疎県
地デジ受信設備の普及率は6割超、との総務省調査結果。(毎日)
「某放送関係者のヒトリゴト。-Version 2-」のように
調査結果を疑う向きもあるが(役所は情報操作などお手のもの)
まあ、真実だという前提で話を進める。
調査結果は総務省HPで公開されている。
アナログ停波はすでに97%以上が知っていて、
その時期も2011年ということは89%に認知されている。
ただ「地デジへの感想」を問うと「魅力があるからいい」が1位で、
2位が「仕方ない」、3位は「アナログを続けてほしい」なのがなんとも。
国の地デジ相談窓口を知らない人は75%、というけど
そういうのって、電器店とか、息子や孫に聞くんじゃないかな。
受信装置普及率を見てみよう。全国平均は60.7%。
県別では1位福井(68.6%)、2位三重(67.3%)、3位滋賀(67.0%)。
東京は63.8%とまずまず健闘。
50%を切ったのは青森(49.4%)、岩手(47.4%)、
長崎(48.5%)、沖縄(37.1%)。
岩手はダントツビリの沖縄に次いでワースト2位。
こういう数字を見せられると岩手県民としては辛いね(笑)
調査ではどういうサンプリングをしたのか分からないが
いずれの県でも、大都市レベルでは地デジを見られる
(おそらく都市部周辺に偏った調査をしているはずであるが)。
それでも地デジの普及率が低いのは、やはり県民性なのだろうか。
沖縄タイムスによれば「沖縄の電器店では、
まだ地デジ非対応テレビが多く売られている」という。
「なんくるないさ~」で済ませる、危機感の薄い気質か。
それより、テレビが見れなくても済む生活ということなのかな。
沖縄県民はあまり「海」に行かない代わりに、よく「飲み」に行くそうだし。
じゃあ岩手県は…冬場なんかみんな家にこもってテレビ見てるはずなんだが。
岩手県の電器店は、売り場はほとんど地デジのテレビだし
(でもホームセンターとか行くとブラウン管をまだ売っていたりする)。
単なる面倒くさがりか? 物持ちがいいだけなのか?
それとも単にテレビ局のPR不足なのか?
他県だとNHK・民放相乗りでキャンペーンVTRを作ったりしている例も見られるが、
岩手ではあまりそういうのも聞いたことがないし
(地デジ開始時に、各局アナが他局の番組に「お祭り的」に出たことはあった)。
「地デジを放送していますよ」的なPRコマーシャルは見かけるが、
「アナログと違ってこんなに映像がきれいなんだ!」と強調するでもなく、
「2011年にはアナログ放送が終わるんだ!」と熱心に呼びかけるでもない。
要するに、県民に対して『地デジに買い換えよう』と思わせないのだな。
なにしろ岩手県では今も、ちょっと田舎の方に行くと、
地デジ放送が見られない状態である。中継局が未整備の地点が多いのだ。
そういう地域から、「おたくは『地デジだ地デジだ』というけど、うぢでは見れねぇ!」と
怒られるから、熱心にPRができないのかもしれない。
また、現に県内の民放は、放送インフラや中継局への投資が収益を大きく圧迫しており、
「地デジ憎し」の念も少なからずあるはずで、
それも、PRにいまいち本腰が入らない要因だったりするのかな…とこれは邪推か。
「地デジなんて国の陰謀だ」とひねくれて、
TVを買わない人が多いならそれはそれで大いに結構であるのだが、
「ワースト2位」というのを突きつけられると、
いかにも『後進県』というイメージが湧き、いい感じはしないのである。
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