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2009年5月

世紀の大悪人?

日本の地上波テレビ番組を録画して、
海外の利用者に有料視聴サービスを提供していた男女が著作権法違反で逮捕された。

テレビ朝日が「こやつは世紀の大悪人じゃ!」とばかりに報道しているのを見た。

連行される際、顔を隠すこともない容疑者を、
悪びれる様子もない肝の据わった野郎だ、といった感じで大写しにしていた。

確かに国内法に照らし合わせれば「犯罪」だし、
(逮捕前のテレ朝へのインタビューでは何も悪いことはない、と豪語していたのに)
逮捕後の取り調べでは本人たちも違法性を認めているという。

しかし、この人って「世紀の大悪人」なのかなぁ。
テレビ局にとっては大悪人でも、
海外で日本の情報に飢える利用者には喜ばれていたのは間違いない。

ただ、やり方が「犯罪」にあてはまっただけであって。

悪人が、別の人には救世主だったりするのは
どんな犯罪でも当てはまってしまうわけであるが、
個人的にはこれが「背任」「脱税」「詐欺」、
ましてや「傷害」「殺人」などと肩を並べるような犯罪とはとても思えない。

一番悪いのは、こういうサービスを提供できない、
日本の放送業界ではないかと思うのだが。

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OPPもBPOも似たようなもんだ

テレビ朝日「アメトーーク。」
おなかピーピー芸人というくくり。

中川家礼二、大阪の街中で強烈な腹下り。
トイレもなく、しかたなく大きなポリバケツにしてしまった、という話のあと。

宮迫「掃除はしたね?」
礼二「勿論しました」。

するわけない(笑)

こういう処理をしないといろいろうるさい時代なのだなぁ。

「勿論しました」のあとバッサリカットした跡があったが、
スタジオでは「そんなわけないやろ」というツッコミがあったことだろう。

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親をアホウと書くアホウ

成績上位の子供の親は本を読み、下位の子供の親はワイドショーを好む。(朝日

なんじゃこりゃ。
見出しと結果の数字が違うと感じた。

まず、「ワイドショーを見る親の子供はバカになりがち」と断罪するけど、
上位層と下位層の差はわずか10ポイント。
上位層だって25%はワイドショー見てるじゃないか。

それと、上位層の象徴として「本(雑誌・漫画除く)を読む」を上げているが
下位層だって56%は本を読んでいる。
「テレビのニュースを見る」に至っては、
74%、66%で拮抗している。

最も差が開いたのは「スポーツ新聞や女性週刊誌を読む」で
10.6ポイントなのだが、これは日刊スポーツに配慮したのかな。

もう、とにかく記事を書いた記者の恣意的な論理誘導ばかりが
目についてしかたない記事である。

マスコミを鵜呑みにする親もバカ、とは、
朝日新聞も書けないか。

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扇町の悲劇の悲劇

中田カウスに「脅迫文」を送りつけていたのは「前田五郎」か…(スポニチ)。
全国的にはあまり知られていないタレントだが、
アホの坂田こと坂田利夫との漫才「コメディNo.1」として、関西では知られている。

普段からカウスと前田は仲が悪く、
カウスが「吉本お家騒動」に巻き込まれたのに乗じて、嫌がらせをしたと見られているが、
この前田についておもしろい?現象が起こった。

当ブログでも何度も取り上げた「社会人が仕事もそっちのけでTVにRADIO」の
アクセスが大爆発したらしい。(同著者「ヨイ★ナガメ」)

もちろん前田五郎のことについてなのだが、
別に彼の筆跡がわかるわけではない。
「性格」が如実に出ているシーンが描かれているのだ。

キーワードは「前田五郎 扇町の悲劇」。
いまや名物となっている関西テレビ・年末の吉本番組「100人祭り」である。

アクセスが上がった記事は、これこそ伝説ともいえる
「KYの西川のりお、本番中にサバンナ高橋にブチ切れして、
師匠・西川きよしに叱られる」の場面をハイライトとして取り上げているのだが、
今回の主役は前田。

番組の趣旨を理解しようともせず、
「質問がつまらない」とふてくされているのである。

全国的にはほとんど知られていない前田について、
「前田五郎ってこんな人」というのがよくわかる、
ということで2ちゃんなどでURLが紹介され、
さらには2年前の記事のアクセス増で、
ライブドアのカテゴリランキングで1位に輝いたそうである。

で、実は当「ANNEX」にも「扇町の悲劇」で2000ほどアクセスがあった
たいしたことは書いていないのだが。

前田五郎は「引退だ」とマスコミから書き立てられ、
記者会見を開いたカウスは笑えないジョークを飛ばし(産経)、
「吉本の悲劇」は続く。

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ドーンとでっかい、ヤマダ電機新盛岡店

ヤマダ電機テックランドNEW盛岡本店をのぞきに行く。

場所は、最近になって開発された盛南地区。
旧盛岡店から南方向に伸びた大きな道路沿いにある。
イオン盛岡南にもほど近い。

旧盛岡店とは目と鼻の先だが、2年前からのアナウンスと違い、
旧店舗は閉店となった。(つまり移転)
やはり近場で2店舗を運営するのはこの不景気では無理があった。

雨空ということもあり、客入りは思いの外少なめ。
入り口で景品のだしの素(どこかでももらったなぁ)を受け取り、
階段を上って店内へ。

外から見ると3階建てくらいに見えるのだが、実際はワンフロア。
野球場2個分は余裕で入りそうな広さがある。
売り場面積は8400平米。盛岡駅裏のコジマの倍以上である。(河北新報
仙台のヨドバシやLABIを抜き、家電量販店では東北最大規模とのこと。
(どうせすぐ抜かれるのだろうが)

手前側にはどーんと、食品・雑貨売り場。
品揃えについては、フロッシュの洗剤なんかもあって
なかなかおもしろいのだが、
食品はかゆいところに手が届かぬ感じ(板チョコを探したけどなかった)。

なお、マスクは案の定ほぼ売り切れであった。

主役はもちろん、家電売り場。
たとえば洗濯機だけでも100アイテム近く置いてあり、選び放題という感じ。
間違いなく盛岡市内では最高レベルである。

ただ、ムダに廊下が広かったり、
展示品同士が妙に離れていたりするところもみられ、
広すぎる売り場をもてあましている感じもある。(*)

個人的には、リビングルームを模したテレビの展示が6ブースもあるところと、
まとまったアイテム数の「トランシーバー売り場」が印象に残った。
さすが、である。

書籍コーナーもある。
品揃えは、他の家電量販店の本売り場と同じく「おまけ」という感じで、
目的のものを探すことはあまり期待しないほうがいいかもしれない。
ただ、暇つぶし程度にはなるだろう。

そのほか、今日はちゃんと見なかったが、
おもちゃコーナーも意外に広かった。

家族連れで訪れて、
飽きっぽい子供や、家電にはたいした興味もない奥様方も、
時間つぶしには困らないのではないだろうか。

すると余計なものをあれこれ買ってしまうわけだが、
そこはうまくできていて、
店内のすべての商品をレジで会計できるから、
ジュース、ラーメン、雑誌、ペット用品、蛍光灯、DVDデッキ、
すべてワンストップで購入可能である。

他店が必死に「対抗価格!」なんてチラシを出していたが、
広さ、品物の数、エンターテインメント性ではとても及ばない。
場所も悪くないし。(周りには何もないけど)
その上ポイント還元率は高く、ポイントプレゼントもあり。
「勝負あった」とまではいかなくとも、
同業には相当なハードパンチとなるのではないか。

* 先述通り、広さだけなら仙台のヨドバシカメラも上回る。
 ただ、「見せ方」の妙がヤマダ電機にはないと感じる。
 そこが都会で発展した店と、郊外で発展した店の違い。
 ヤマダの駅前業態「LABI」がいまいちパッとしないのはおそらくそこだろう。

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「政教分離」は本に書いてません

宗教法人「幸福の科学」、「幸福実現党」を設立。(MSN産経
とうとうやりますか。

大川代表はこの政党の幹部にはならない、会見もしない、とし、
形式上、一線は引きます、という態度を取りたいようである。
既存の某大手宗教団体や、
一世を風靡してみせたあの新興宗教団体とは一緒にされたくないのだろう。

結党大会をやるなら、ぜひあの伝説の演説みたいに、
「ここは日本であって日本でな~い! 我こそ総理・カンタ~ルェ~」と一発ぶって欲しかったのに。

やはり公約は「経済効果を起こすべく、国民一人あたり十冊ずつの『定額給付本』を買わせる」とかだろうか。

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“とある番組の企画”で、東京行きを誘うめんこいテレビ

岩手めんこいテレビで「12時間耐久三輪車レース 出場者募集」。

Toaru


出場資格は「ドラマ(=人となりの面白さ)があり、
体力に自信のある方」と、ずいぶんわがままな要求である。

要するに「会社のPRがしたい若手社員」や
「目立ちたがり屋のアホな大学生」ではペケ、ということだろう。

締め切りは5月25日。あとわずかである。

しかしひっかかるのが「とある番組の企画で…」という枕ことば。
公募してるのに「とある」って何だよ。

本番は7月25日~26日に東京で開催とのことなので、
「FNS27時間テレビ」でまちがいないとは思うが。

フジテレビからかん口令を敷かれているのか、
27時間の企画が未定だからタイトルが出せないのか
(そもそも年によって25時間だったり26時間だったりするようだし)。

でも、(いくらキー局が怖いからって)
「とある」はやめましょうよ。バレバレだし。

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盛岡ピカデリー営業中

イワテライフ日記」によると、
1月で閉館したはずの映画館「盛岡ピカデリー」が
なし崩し的に営業を続けている模様。

「おくりびと」ブームで、同じ「南部興行」が運営する「ルミエール」の
キャパが対応しきれず、いったん閉めた「ピカデリー」を臨時にオープン。(盛岡経済新聞

「おくりびと」終了後も、シリーズものなどを中心に「ピカデリー」で上映が続く。
その後、名物だった「イラスト看板」が復活。
いまも「60歳のラブレター」を上映中である。

現在同社のウェブサイトでは「ピカデリー」の字はなく、
「ルミエール臨時別館」のような形で運営を続けているものと見られる。

まあ、いつでも閉められる状態ということなのかもしれないが、
同時に閉めた「名劇」と比べるとロケーションもよいことから、
このまま「正式復活」もありうるかも。

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幸福坊主

ダウンタウン松本人志、できちゃった結婚。(サンスポ

松ちゃんらしいというか、なんというか。

お相手は一般女性とのこと。合コンで見つけた相手なのかな。
照れくさいのか、記者会見を「そっとしておいて下さい」とやんわり拒否している。

今年で46歳。
いつまでも「俺って女遊びのしたい年頃だから」の気分でいたかったのだろうが、
ズルズルと未婚のまま行くと、志村けんみたいになっちゃうしなぁ。

人よりは遅い初婚だが、
あの性格だし、こんなことでもないと婚姻届も出さないだろう。

これほど「できちゃった結婚が許せる男」もいない。
案外、幸せな家庭が待っているのかもしれない。

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セシールが消える?

4年前に「ライブドア、セシールを買収」と書いたが、
まさかこうなるとは。

岡山市の通販業セシールを、フジテレビの持ち株会社、
フジメディアホールディングスがTOBで買収することとなった。(毎日
同社は、子会社の通販業「ディノス」とセシールを合併させ、
本業である放送での売り上げ減少のカバーを目指す。

まだ確定はしていないものの、
セシールとディノスが合併する場合、
おそらくフジ直系であるディノスを残すと思われる。

ブランドとしても「フジテレビのディノス」というイメージは強く、
CMや、通販番組などで知名度も高い。
一方のセシールは、CMでも知られ、知名度自体はディノス以上と思われるが、
所詮、香川県のローカル企業。

フジとは直接関係ない部門としての「セシール」は残るかもしれないが、
いずれ、セシールとディノスをフジテレビが天秤にかけたら、
ディノスを残すことだろう。
当のセシールも赤字とのこと。(時事

因縁というわけでもないだろうが、
セシールは、かつてフジテレビに大きな打撃を与えた旧ライブドア(現LDH)の子会社。

マネーゲームだ、投資だ、若者と年寄りの戦いだ、と
さんざん騒がれたフジテレビVSライブドアも、
堀江元代表の逮捕ですっかり沈静化。

あれだけ叫ばれた「通信と放送の融合」も、
放送側の抵抗でうまくいかず、ライバル楽天もTBSの子会社化に失敗している。

そのうちに放送というビジネスモデルに綻びが出始め、
そして今回の『フジテレビによるセシール買収』につながるわけだ。

現在LDHは子会社の整理を進めていて、
セシールを売却することでいよいよ子会社はライブドア一つになる。

残念なのは、セシールが消滅することになると、
あの「♪セシール~ポワ~ン…イノーン・コサン・シオンセ・コメヌーン(適当)」
というサウンドロゴがなくなってしまうであろうこと。
(一説には大野雄二の作と言われているが)

これだけ人口に膾炙したものは、残して欲しい気もするが、
経済はしょせん、水物。

バブリーな雰囲気の中で「自称IT企業」に買収され、
結局は身売りまで決められる。
セシールの経営陣は忸怩たる思いであろう。

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日経新聞のローカルCM

日本経済新聞の岩手版CMになんと「ふじポン」が登場。

岩手日報の影響が強いIBCや、社名に『朝日』が入る岩手朝日テレビで
CMを放送しているところが意外。

いわずもがな、日経と言えばテレビ東京だが、
系列局が少なすぎる現状もあり、
地方ではCMは全く(?)流れていなかった。

もちろんテレ東やBSジャパンなどでは
ちゃんとCMも流れており、岩手でPRするにもそのCMを使えばいいわけで、
わざわざふじポンを起用して岩手用に作り直すというのは
相当な力の入れようであることが分かる。

逆に言えば、日経がこういうCMを打たなければならないほど
せっぱ詰まっているのかもしれないけど。

日経ってこういうローカル版CMを各県でやってるんですかね?

…とまあいろいろ想像はしてみたのだが、
調べてみれば、関係者のブログにCM制作の裏話が出ており、
日経本社発信ではなく、岩手独自の企画のようだ。

制作したのはIBCだそうだ。
よく岩手日報社が許したなぁ、と思うが、
この不況ではしかたあるまい。

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無菌状態もそれはそれで悪

子供に見せたくない番組は6年連続でテレビ朝日「ロンドンハーツ」。(朝日

「殿堂入り」に対し、なぜか調査元の日本PTA全国協議会は
「毎年トップを獲っているので、すり込まれて『ロンハー』の名前を出す親が多いのでは」と、
冷静なコメントを出している。

確かにこの番組、一時期の「チャラい若者向けの安い恋愛バラエティ」から、
「変な芸能人大集合」みたいな番組に変質した。
それでも、「人間は愚かなもの」という事実を視聴者に見せるというベースラインで一貫している。

現在は、看板の「格付けし合う女たち」や、
(ヤラセ丸出しだが)標的のキャラを生かしたどっきりなどが主体になっている。

一時、PTA調査を本気で気にしたのか、
ときどきハートウォーミングな企画が差し挟まれることもあったが、
基本的には「変な芸能人見本市」である。

いずれ「お教育にはよろしくない」番組と言われれば、否定はできまい。

ちなみに2位は『クレヨンしんちゃん』、3位は『志村けんのバカ殿様』。

この3番組を見ている子供は、凶悪な大人になったり、
引きこもりになったりするんだろうか。どっかの大学の先生に調べて欲しいなぁ。

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盛岡発、古着屋

TBS「ニュースキャスター」で
ドンドンダウンオンウェンズデー」が大々的に取り上げられていた。
盛岡市のベンチャー企業「ヘイプ」が全国展開する古着ディスカウント店である。

同社の岡本社長(アゴヒゲの生えた劇団ひとりみたいな、軽い感じの人。参考)は
「世間が平静だとお客は買い物してくれない」
「いま、世間はみなドキドキして平静じゃない」と。
景気の悪い今がチャンスなんだ、と熱く語る。

売れなかった古着は圧縮してアジアやアフリカに輸出し、徹底してリサイクル
(売れない在庫を抱えないメリットもある)。

社長は手法を語り尽くしたが、
タケちゃんは「この社長、全部手の内バラしちゃって大丈夫?」と。

盛岡市で古着屋と言えば「HANJIRO」。
こちらも全国展開して大もうけ中。
盛岡の人は古着好きなのか。

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岩手は地デジ過疎県

地デジ受信設備の普及率は6割超、との総務省調査結果。(毎日

某放送関係者のヒトリゴト。-Version 2-」のように
調査結果を疑う向きもあるが(役所は情報操作などお手のもの)
まあ、真実だという前提で話を進める。

調査結果は総務省HPで公開されている。

アナログ停波はすでに97%以上が知っていて、
その時期も2011年ということは89%に認知されている。

ただ「地デジへの感想」を問うと「魅力があるからいい」が1位で、
2位が「仕方ない」、3位は「アナログを続けてほしい」なのがなんとも。

国の地デジ相談窓口を知らない人は75%、というけど
そういうのって、電器店とか、息子や孫に聞くんじゃないかな。

受信装置普及率を見てみよう。全国平均は60.7%。
県別では1位福井(68.6%)、2位三重(67.3%)、3位滋賀(67.0%)。
東京は63.8%とまずまず健闘。

50%を切ったのは青森(49.4%)、岩手(47.4%)、
長崎(48.5%)、沖縄(37.1%)。

岩手はダントツビリの沖縄に次いでワースト2位。
こういう数字を見せられると岩手県民としては辛いね(笑)

調査ではどういうサンプリングをしたのか分からないが
いずれの県でも、大都市レベルでは地デジを見られる
(おそらく都市部周辺に偏った調査をしているはずであるが)。

それでも地デジの普及率が低いのは、やはり県民性なのだろうか。

沖縄タイムスによれば「沖縄の電器店では、
まだ地デジ非対応テレビが多く売られている」という。

「なんくるないさ~」で済ませる、危機感の薄い気質か。
それより、テレビが見れなくても済む生活ということなのかな。
沖縄県民はあまり「海」に行かない代わりに、よく「飲み」に行くそうだし。

じゃあ岩手県は…冬場なんかみんな家にこもってテレビ見てるはずなんだが。
岩手県の電器店は、売り場はほとんど地デジのテレビだし
(でもホームセンターとか行くとブラウン管をまだ売っていたりする)。
単なる面倒くさがりか? 物持ちがいいだけなのか?

それとも単にテレビ局のPR不足なのか?
他県だとNHK・民放相乗りでキャンペーンVTRを作ったりしている例も見られるが、
岩手ではあまりそういうのも聞いたことがないし
(地デジ開始時に、各局アナが他局の番組に「お祭り的」に出たことはあった)。

「地デジを放送していますよ」的なPRコマーシャルは見かけるが、
「アナログと違ってこんなに映像がきれいなんだ!」と強調するでもなく、
「2011年にはアナログ放送が終わるんだ!」と熱心に呼びかけるでもない。
要するに、県民に対して『地デジに買い換えよう』と思わせないのだな。

なにしろ岩手県では今も、ちょっと田舎の方に行くと、
地デジ放送が見られない状態である。中継局が未整備の地点が多いのだ。
そういう地域から、「おたくは『地デジだ地デジだ』というけど、うぢでは見れねぇ!」と
怒られるから、熱心にPRができないのかもしれない。

また、現に県内の民放は、放送インフラや中継局への投資が収益を大きく圧迫しており、
「地デジ憎し」の念も少なからずあるはずで、
それも、PRにいまいち本腰が入らない要因だったりするのかな…とこれは邪推か。

「地デジなんて国の陰謀だ」とひねくれて、
TVを買わない人が多いならそれはそれで大いに結構であるのだが、
「ワースト2位」というのを突きつけられると、
いかにも『後進県』というイメージが湧き、いい感じはしないのである。

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ほんとに景気は悪かった

電通、最終赤字。(毎日

ざまあみろ、ケケッ、と笑いたくなるあなた。
気持ちは分かるけど、バブル崩壊すら乗り越えた電通まで
赤字になるってんだから
こりゃ大変なことですよ。

既に景気の底は見えた、という話もあるし、
電通自体がポテンシャルのかたまりのような企業なので、
あまり悲観的になることでもないとは思うが、
それくらい景気が悪かったという、
やはり象徴的な出来事だと思うのである。

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TBS「あらびき団」といえば、面白い芸人、奇妙な芸人、微妙な芸人、
いろいろ出てくるわけだが、
「強烈な芸人」も多い。面白いかどうかは別として強烈なのが。

そのうちの一人が昨日の番組で出演していた「みちゃこ」
(登場回数は忘れたが初ではない)。
面白い、というより「強烈な違和感」ばかりが残る凄い芸人である。

年の頃は20歳の女の子。
甘えたような声と、時東ぁみを意識したようなメガネで
「乙女キャラ」を演じ、
ワンピースの衣装なのに、足元はなぜか裸足。不思議さ満点。

ネタでは、「きょ~か~ん、きょ~か~ん、共感してくださ~い」と
調子はずれに歌い、アイドルっぽい振り付けで踊りながら、
イマイチな出来のあるあるネタを2個ほど繰り出す。

まあ、これだけなら、脱力系のよくあるタイプではある。

しかし彼女はひとつだけ、他と違うものを持っている。
それは、その強烈な顔の作り。

顔のど真ん中にデーンと鎮座まします、ニンニクのような形の巨大な鼻。
これが彼女の表情のすべてを「人間界最強」たらしめる。

ネタの終わりで、「たらららん♪」と共感ソングを歌い終えつつ、
「目の横ピース」でポーズを決めるのだが
彼女が浮かべる満面の笑みはもはや「この世の終わり」を感じさせるかのようだ。

みちゃこは正式芸名を「村瀬みちゃこ」と言い、
ブログによれば現役女子大生。落研のOGらしい。

松竹芸能に所属しており、彼女は立派な「ピン芸人」なのである。
(養成所所属なので、正確には「卵」だが)

おそらくいろいろなパターンの芸を試し、
そしてこの顔をどう生かすか、彼女なりに考えた結果があの芸風なのである。
自分の顔がどれだけ「武器」になるか彼女はよく分かっている。

なお共感ソングには「あらびき団」でライト東野につけられた
「呪いのメロディー」というキャッチフレーズが冠されている(笑)。

彼女(の芸)を「うわっキモい」と思った時点で、
みちゃこの術中にはまっているのだ、ということを忘れてはなるまい。

自分は笑うよりもまず「凄い」と思うほかなかったけれども。

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二酸化炭素に包まれて

ゴールデンウィークなのに、体調が悪くて…ゴールデンウィークなのに。
参った参った。

今朝の岩手日報一面「道の駅ETC特需 利用客が前年比2割増」。
紙面を載せるとまた(株)岩手日報社から怒られるのでやめておくが。
キー局のワイドショーもこの話題ばかりである。

「バイシクルはセイシュンだ」でおなじみ(?)、
斎藤純センセイは、「ETCも結構だが、交通量もCO2も増えとるじゃないか。
ガイコクじゃ都心部に入る車には課金までするんだぜ
」と警句。

お前らクルマばかり乗ってんじゃねぇぞBaby」と
今は亡き忌野清志郎のごとく熱く語っている。(注:最後の一文は記事にはありません)

自転車だって、衝突事故のリスクとかあるよね、
何も考えてないクソガキやババアのチャリンコなんか怖いっスよ、
とか余計なことも考えてしまうが、
まあ確かに、クルマばかりもいかがなものかな、と思う。

バイシクルじゃなくても、バスや列車もあるのだけれど、
盛岡でバスや列車はちょっと選択肢からは外れがちなんだよね。

東京の電車や地下鉄の便利さを知ると、余計に盛岡のバスのヘボさが見えてくる。
時間通りには来ないし。1時間に2本来ればいいほうだし。
みんな盛岡駅やバスセンターを目指すから、本当に行きたいところには行けないし。
かといって乗り換えは不便だし、運賃が高くなるし。
要するに「使えない」ってことでゲスな。(*)

行きたい時に行きたいところへ、比較的楽に行ける手段となると、
どうしても「自家用車」になってしまうのである。
二酸化炭素をブリブリと排出しながら…。

* おまけに、ごく一部をのぞいて車両はおんぼろだし。
 盛岡ボロバス詣でをして、その上お金も落としてくれる全国のバスマニアの手前、
 新しい車両にしろー!とも言えないし
 (まあ、県交通や県北バスにはそんな金もないんだが)。

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ブログ芸人・藤井宏和の悲劇

「オンエアバトル」などで知られる「飛石連休」・藤井宏和の
ご当地名物レトルトカレーブログが「ココログニュース」で紹介されている。

藤井は他にも映画ブログを展開。
通常ブログの他に趣味ブログを2つ掛け持ちし、「ブログ芸人」ぶりを発揮している。

まあ同時にそれは彼が芸人として暇をもてあましていることの証左に他ならないのだが。

そして悲しいかな、彼の事務所は「サンミュージック」。
吉本なら、ブログ芸人の括りで、
「アメトーーク!」とか「ジャイケルマクソン」とかに出してもらえるのに。
NSC出身なのだが、道を間違えて四谷の事務所の門をくぐったのが運の尽き。

そういえば、藤井がもともとやっていたのは「お笑い界漂流日誌」という
ブログではないHTML形式の日記。
これは「飛石連休」結成前からシコシコ書きためているもので、
ブログではないため、まとめて書いてアップしている。

別に本編ブログもあるんだし、アップもブログの方が楽だし、
こんなHTML日記やめちゃえば、と思うんだが、
微妙にゆがんでいる「日付変更線」の横棒ひとつとっても、彼なりにこだわりがあるんだろう。

ココログニュースでも紹介されているが、暇なのをいいことに猛勉強し、
「気象予報士」を取得。
しかしそれ関係の仕事は、友人の編集者を通じての雑誌連載一本のみ、という悲しい状況。
(なにしろ気象予報士は局アナレベルでもごまんといるし、
芸人気象予報士なら「カラテカ矢部」のほうが使いやすいし)

先も言ったように事務所はサンミュージック。
小島よしお、髭男爵、鳥居みゆきといった売れっ子が続々輩出される中、
飛石連休は売れかけるところまで行って、お笑いブームの波に乗れず、
そのまま波打ち際で遊んでいる状態。

藤井はロックミュージックへの造詣が深いこともあって、ラジオの仕事を持っているが、
テレビでは一時期ほどの露出は減っている。
ほかは、GYAOでの鳥居みゆきの操縦役という、
平たく言えば「後輩のバーター」仕事が目立つくらい。

数少ないレギュラーでは、東北ではおなじみだった「ビバビバパラダイス」。
売れない頃の小島、売れた後の鳥居も引っ張りだし、
番組後期では藤井が構成作家を兼務するなど、
藤井宏和の可能性の拡がりを感じさせたが、
スポンサーの不景気で昨年あっけなく終了してしまった。

また藤井はカンニング竹山と同じく、竜兵会に所属しているが、
ダチョウと同じ太田プロではないので「客演状態」となっており、
やはり「アメトーーク!」には出してもらえない。

「前の彼女がクワバタオハラのくわばた」という最後の引き出しもあるが、
相手は大手のホリプロ、使おうにも使えないネタ
(ただ相手が結婚してしまったので、以前よりは使いやすいかもしれない)。

新ネタ「藤井ペイジ!」も微妙な雰囲気を醸し出し、
(著作権の関係もあって、テレビで披露するのは難しそう)
彼の行く末には明るい光どころか、薄曇りが立ちこめる。
今後の降水確率を、藤井は予想しているのか。

年齢的にもアラフォー付近。
こっそり応援し続けたい芸人の一人ではある。

# 相方の岩見は趣味も特技も積極性もほとんどなさそう。藤井よりも心配。

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しあわせカモン

岩手県奥州市水沢出身のシンガーソングライター、
松本哲也の波瀾万丈の半生を描いた自伝『空白』が映画化されることとなり、
盛岡市内で記者会見が行われた。すでにロケが始まっているとのこと。

B級あるいは自主制作的なものを想像していたが、
案外キャストは豪華。

主演となる松本の母親役には『相棒』の鈴木砂羽。
先日その拳を遺憾なく発揮した石垣佑磨が松本役を演じる。

最近バラエティにも積極的な「オヤジ狩られ」大和田伸也、
「元祖・二世」丹波義隆と、
『いい旅夢気分』ファンにはたまらぬ2名が映画を引き締める。

石垣が地元の酒に酔ってよもや伸也にパンチを繰り出そうとも、
義隆がスペードエースに変身して最後はビッグワンを呼ぶから大丈夫。(??)

岩手出身のアーティストつながりで
マンドリン奏者の「清心」(きよみ)も看護師役で登場
(松本もそうだが、地元の仕事の方が多い感じだね^^;)。

監督は中村大哉(今作がデビュー作で、前歴は不明)。
制作はアルファコア(タレント事務所もやってるようだが無名すぎて苦労している感じ)、
配給はシネマとうほく
8月までにクランクアップし、9月には岩手県で先行ロードショーとのこと。

原作を読んでいないので何とも言えないが、
松本の半生から、かなりヘヴィーな話になりそう。
もちろん最後はハッピーエンドになるのだろうが、
どんな映画になるのか楽しみ。

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