嫌われ者スティール
かつら大手・アデランスが、「ユニゾン・キャピタル」という
国内投資ファンドのTOBに応募すると発表。(日経)
業績が悪化傾向にあるアデランスは、かねてより、
かの悪名高き米国のファンド「スティール・パートナーズ」に
株を3割弱保有されており、取締役役8名を送り込むことを表明されていて、
ユニゾン側との「協業」はこれを妨害する目的と見られる。
日本では「ハゲタカファンド」の代名詞的存在扱いを受けるスティール。
株式を買い占めたあと、短期的収益を得るために、改善提案を押しつける手法。
ファンドなら当然の手法も、スティールがやると「金儲けの外資」と批判される。
あまりにも露骨にニッポン人に嫌われてしまい、
ブルドックソースを巡る騒動では、普段は表に出てこない代表・リヒテンシュタイン氏が
マスコミの前に姿を現したのが記憶に新しい。
ほかにもサッポロビールには業態変更を迫り、
日清食品には明星食品との合併を迫ったが、いずれも不発に終わっている。
代表がカメラの前で熱弁をふるってまで熱意を見せた
ブルドックソースに至ってはすでに全株を処分。
昨年のサブプライム問題では大損をこうむっているものと見られ、
焦りもあるだろうが、この情勢では
ますます彼らは日本国民から嫌われることだろう。
それでも彼らはまだまだ多くの日本企業の株式を保有しており、
今後も買い取りを進めては、経営陣にモノを言い続けるのだろう。
スティールは「鉄」の「STEEL」が由来だそうだが、
「STEAL」に聞こえてしょうがないんだよなぁ。
日本から次は何を盗むんだ、と。
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