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我々はいつも振り回される

「まさか…地元困惑」
「市『存続と聞いていた』」。

今朝の岩手日報。
八幡平市の日立製作所系工場閉鎖の報道につけられた見出しである。

若干、北上市の親工場に転属されたり、
地元に残る(理由は記事には書いていない)が、
従業員の大半に当たる85名が解雇されるという。

85名が一斉に職を失う、というのは地元にしてみれば甚大な話であるが、
大手企業なんてしょせんこんなものである。

グローバル化に世界的不況。
田舎町の工場なんて、すぐに切っちゃうことくらい、わけないのだ。

だから「存続するって言ってたのに」という市の担当者のセリフは
やや悠長さを感じる。

スピード経営とはよく言われるが、
とくに大手企業は、前言を撤回してでも時代に合わせる必要に迫られている。
田舎町との約束なんていつでも反故にできる。

岩手県はこんな事例にけっこう、振り回されてきた。
アルプス電気とか、今は亡きアイワとか。

こういう大手企業系の工場立地が決まったあかつきには、
役所の担当者が「ほれ見ろ、誘致したぞ!」と、胸を張るんだろうが、
大手は撤退も早いのだ。

じゃあ、地元に根ざした中小企業がベストなのかと言えば、
その仕事の源流はたいがい、大手企業にあったりする。

「モノ作り」産業は日本が得意にしてきた分野だが、
製造業の浮き沈みをこうも見せつけられると…。

製造業の隆盛に安住してきたこれまでとは
全く違う「時流」が押し寄せている。
今回のように、聞いてなかった悪い話が起こる。

とりあえず、我々岩手県民だけでも、
何が起こるか分からないという意識を共有していた方がいいのかもしれない。

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