« 東北のお友達を笑顔で迎えるか夜叉の顔で追い返すか | トップページ | 松ちゃん、AEDで命拾い »

テレビのこれからは、分からなかった…

NHK「日本の、これから」。「テレビの、これから」と題して
スタジオに視聴者代表、民放関係者を含む制作者代表が一堂に会しての生放送討論である。

「主婦」なのに小難しい表現を使いたがる女性とか、
実例をこまごま出してテレビ批判を試みるおぢさんとか、
「視聴者代表」に変に雄弁すぎる人が多くて
真の「一般視聴者」と違うんじゃないかな?という違和感を感じた。

「ゼビウス」の遠藤雅伸が視聴者代表として参加していたのが興味深かったけど
(テレビをよく見ている、ネットにも詳しい、ということでキャスティングされたらしい)。

「視聴者代表」側に電通と博報堂の人がいたのには驚いた。
もしかしたら「悪の枢軸」(笑)かもしれないのに。

仲本工事主演のシミュレーションドラマや、
アメリカ取材など、力の入ったVTRの一方で、
スタジオは全体的にヌルい雰囲気の中、番組は進行していった。

ドワンゴのさわやか革ジャンおやじ・夏野剛が
「TV局はオンデマンド配信やってないぞ」と言い始め、
期待していたムードになる。

革ジャン夏野が自分のムードに話を持っていくと
「水曜どうでしょう」藤村忠寿ディレクターがぐわっと持ち返したり、
夏野が逆襲したり。

「なんでみんな、そんなにまでしてテレビ見たいの?」と
番組のちゃぶ台をひっくり返すおじさんまで登場。

テレビ東京のプロデューサーが
「なんでニュースばかり見たいんです? バカな番組も見たいじゃないですか」と、
視聴者代表と制作者代表が逆のような展開を見せる。

「秋田でTBS系列がないばかりにWBCが見られなかった」話も出て、
(こっそり期待していた)ローカルにも話題が及ぶ。

民放連の広瀬会長が語り出し、さあこれからというところで
締めのVTRが流れはじめてしまった。

議論にまとまりがないまま時間が過ぎ、
スタジオが盛り上がったのは番組も終盤になってからだった。

3時間半も枠を取った割に、なんか消化不良な番組だったな…。
収録にして2時間にまとめるか、
生でやるなら衛星放送に移して、6時間くらいやるべきだった。

*締めの制作者側からのコメント(抜粋)
 鶴間政行(放送作家)「テレビは視聴者におびえ(=おもねら)なくてもよい」
 きくち伸(フジテレビ)「制作者としては、自分が作った番組を見てくれるのなら、
  テレビでもネットでもなんでもいい」
 糸井重里(コピーライター)「とにかくテレビは、あった方がいい」

(追記)「てれびまにあ。」に詳細な報告が掲載されているので参照されたし。
素人への容赦ない批判がやや気になるが…。
まあ視聴者の半分以上はあの「KYおぢさん」と「データお爺さん」には困惑したと思う。

(追記2)
夏野剛が後日談を「日経IT PLUS」に記している。
「もうテレビじゃなくてネットの時代なのヨ、
なんでわかんないのチミたちは」的なポジションは、
正論過ぎて、逆にどうかなと思う。
注目を集めるためにわざとラジカルな発言に徹しているのかもしれないが。

「(これまで通り)テレビ番組を決められた時間に見る」か、
「ネットのように、好きな時間で見れるようにする」どちらがよいかで
北海道テレビの藤村と夏野がやりあったシーンが思い出される。

|

« 東北のお友達を笑顔で迎えるか夜叉の顔で追い返すか | トップページ | 松ちゃん、AEDで命拾い »

「映画・テレビ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/17134/44422793

この記事へのトラックバック一覧です: テレビのこれからは、分からなかった…:

« 東北のお友達を笑顔で迎えるか夜叉の顔で追い返すか | トップページ | 松ちゃん、AEDで命拾い »