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あのシーンをもう一度!伝説の高視聴率超大ヒット人気番組ぜ~んぶ見せます!スペシャル

テレビ朝日開局50周年記念番組「50時間テレビ」の最終日を飾る特番である。
深夜番組等も含めた午後版と、
「超」人気番組を集めたゴールデン版の2部構成。

ご存じの通り?岩手県には1996年までテレビ朝日系列局がなく
(現在日テレ系のテレビ岩手が1980年まで
クロスネットであったというが、覚えてない)、
見たことのない番組に対する新鮮な驚きを期待していたのだが、
世の中便利になりすぎたもので、
インターネット上の動画サイトですでに見たことのあるものも多かった。

また、今回の特番で取り上げた番組は、
ゴールデン帯のバラエティやドラマがほとんど。
ニュース番組やワイドショーは先週の特番「ニュースの記憶」で
フォローしたということか、全く取り上げられなかった。残念。

ナレーターは、テレ朝の生き字引的存在、渡辺宜嗣アナや、
声優としてもおなじみ萩野志保子アナほか。

萩野アナは入社当時、「超次元タイムボンバー」という上岡龍太郎の番組で
バカキャラを演じていたが、
「タイムボンバー」は人気番組ではなかったため(苦笑)取り上げられず。

以下、VTRの放送順に感想を述べていく。
(全部はフォローしてません)
長いです。

○第1部(15:30~17:25)

午後の第1部は「超」はつかないまでも、ヒット番組を中心に。

「歌のグランドヒットショー」
歌番組、明らかに口パク。
それでも、動く歌手がカラーで見られればよかった時代。

「だいこんの花」
竹脇無我若い! 大坂志郎が生きている!

「霊感ヤマカン第六感」(ABC)
某サイトでもオープニングしか見れなかった伝説の番組。
本編、単純なゲームだなぁ。テーマ曲は天才ヤマタケ(山下毅雄)。

「三枝の国盗りゲーム」(ABC)。
落語家大会。桂文珍、桂べかこ(桂南光)ら。
岩手県だと土曜の朝にやってた。

「特捜最前線」
特撮出身の長坂秀佳がメインライターだった、
初期のハード路線の頃の映像。
ヘリコがビュンビュン飛び、課内は仲間割れ。
このあとウェットな人情ドラマ路線になって長続きする。

「100万円クイズハンター」
田中小実昌のニット帽がナツカシス。
まだマイナーだったビルケンシュトックのサンダル、
2足で「4万6千円」。いくらなんでも。

「混浴露天風呂連続殺人」(ABC)
バストトップがテレビで映せなくなって終わったらしい。
そりゃ、ビーチクなしに混浴もへったくれもない。

「忍者ハットリくん」「パーマン」
テレ朝は藤子不二雄で喰ってた時代があった。

「愛川欽也の探検レストラン」
武田浩のナレーション、きっちりしたカメラワーク、
ハウフルスエキスは当時から変わらず。

「歌謡びんびんハウス」
五木ひろしと石川秀美。
演歌歌手が歌番組に平然と出ていた、よき時代。

「華麗にAh!So」
TBSの「だうもありがと!」という番組が
企画ごとテレ朝に移ったと記憶するが。
岩手では放送されなかった。

「おぼっちゃまくん」
下劣でヘタクソなマンガを描く漫画家が、
まさかオピニオンリーダーになるとは…。

「まじかる★タルるートくん」
こんなユニークなマンガを書く漫画家が、
まさか副業におぼれてああなるとは…。

「邦子と徹のあんたが主役」
「加トちゃんケンちゃんごきげんテレビ」の
ビデオコーナーをパクった番組。
山田邦子、渡辺徹ともにこの頃が絶頂期である。

「GAHAHAキング爆笑王決定戦」
岩手では放送がなかった。
TVガイド?で「爆笑問題今週も勝ち抜き!」などと書かれていて、
爆笑問題ってどんなに面白いんだろう、と思っていたのを思い出す。
それまで干されていた爆問はボキャブラブームにも乗り、売れっ子街道へ。
「ネ申」こと田代まさしは声だけが聞こえてきた。

「ナイナイナ」
このあたりにはすでに岩手でテレ朝系列が開局していたが、
「ナイナイナ」は今にして思えば、見ておけばよかった番組。
テレ朝の黄金期の下地を作ったといえよう。

「パパパパパフィー」
末期は吉本タレントをこき使うワンパターンに陥り、
見るにたえなかった。
この番組が終わってPUFFYも迷走の時代に…。

「ぷっ」すま
第1回の映像。やってることは今と大差ない感じ。

「虎ノ門」
関東ローカル。週末の東京出張時、
自腹でもう一泊してこれを見るのが密かな楽しみだった…。
ただ、結構な確率でレギュラーではなく「いとうせいこうナイト」に当たった。
いいんだか悪いんだか。

「銭形金太郎」
ネプ、ツッチー、東MAX。みんな一様に茶髪なのが時代を感じる。
ビンボーさんは多くが「仕込み」だったらしい。
「ゴールデン進出後の迷走」というテレ朝お決まりパターンの元祖。

「クイズプレゼンバラエティーQさま!!」
ゴールデン昇格した中では珍しく成功した例。
ただ、知識番組になってしまったが…
深夜にプレゼン路線で復活してほしい。

○第2部(18:30~20:54)

ゴールデン帯の第2部では、
「ドラえもん」「西部警察」「欽どこ」などの
「超」がつく人気番組について扱う。

「ローハイド」
これでC・イーストウッドは山田康雄のフィックス(当たり役)となる。

「七色仮面」
子供の頃、関根勤もハマったそうな。

「特別機動捜査隊」
連続ドラマの回数記録ではいまも抜かれていないらしい。

「素浪人月影兵庫」
近衛十四郎。当たり前だが、松方弘樹にも目黒祐樹にもソックリ過ぎて怖い。

「おそ松くん」
主題歌は藤田まこと…だが、作曲の「三保敬太郎」にむしろ注目してしまった。
後年、フジテレビでリメイクされる。

「題名のない音楽会」
実はテレビ東京(東京12チャンネル)から、
スポンサーもろとも移籍した番組である。

「日曜洋画劇場」
名調子で知られる淀川長治であるが、
岩手で放送が始まったときにはすでに淀長先生の語り口は老人そのものだった。

「象印スターものまね歌合戦」
いしだあゆみのものまねを本人のとなりで披露する欧陽菲菲。
…こんなの今でもやってませんか? 某局で。

「クイズタイムショック」
天才ヤマタケの音楽が見事。田宮二郎のダンディな司会ぶりも。
解答者として出ていた少女、実はクイズの女王・石野まゆみの小学生時代。
岩手では山口崇司会になってからの放送で、短期間で打ち切られた。

「新婚さんいらっしゃい」(ABC)
井岡弘樹が出演した近年の回。肖像権の関係で素人の映像は使えないのだろう。
なお、この特番全編通して、一般人の顔にはモザイクかけまくりであった。

「ベスト30歌謡曲」
ランキング音楽番組。亜流っぽさが漂う。
回転する電光パネルなどのギミックが70年代である。
石原裕次郎の歌う映像。41歳で貫禄ありすぎ。

「プロポーズ大作戦」(ABC)
この回の映像はやすきよの衣装が水色ではなくライム色。
やすし師匠のお祓いコーナー?が懐かしい。
「フィーリングカップル」は想像通り映像が使えず、
残念ながら再現イラスト。
せめて桂きん枝の動く姿を見せて欲しかった。

「土井勝おかずのクッキング」
いまも30分番組として継続中。
息子の善晴は、Wエンジンのものまねでもおなじみ(?)。

「パネルクイズアタック25」(ABC)
「日興證券」がスポンサーの時代。バブルですな。
この番組に関しては、過去の映像が
YOUTUBEでさんざん公開されているので驚きはなし。

「徹子の部屋」
もう、徹子が鬼籍に入るまで続けて欲しい。
ラビット関根の「フラッシュクイズ」が見たかった…。
背景の絵?にまでモザイクがかかっていた。やりすぎじゃない?

「みごろ!たべごろ!笑いごろ!」
デンセンマンの中身は、オフィス北野の森社長であるのは有名な話。
それと電線音頭はもともと桂三枝が作ったものらしい。(Wikipediaより)

「欽ちゃんのどこまでやるの!?」
わらべはやっぱり高部知子が抜けた後だが、
代わりに真屋順子が歌っているお宝映像。
クロコとグレコは残念ながら裏番組に配慮しグレコだけ。
岩手では火曜22時という凄い時間帯に放送していた。
大将自ら特別出演し、秘話を語る。

1977年の社名変更パーティの映像。
なぜかVTRではなくフィルムなのが不思議。
もう一つ付け加えると、このときは「日本教育テレビ」から
「全国朝日放送」に改名したのであって、
テレビ朝日はあくまで愛称であった。
(六本木ヒルズ移転の時に正式に「テレビ朝日」となっている)

「ドリフと女優の爆笑劇場」
フジの「ドリフ大爆笑」のカウンターパート的番組。
ナベプロ(イザワオフィス)制作か。岩手では放送してないはず。
志村けんの夫婦コント。
まさか本人も60近くなってまだ独身だとは思っていなかったはず。

「土曜ワイド劇場」
カラフルなボールが出てくるオープニングを懐かしいと思うかどうか。
第1作は渥美清の「時間よとまれ」。サスペンスではなく刑事もの。

「笑アップ歌謡大作戦」
芸能界が山城新伍という人を失った(亡くなってはいないが)ことは大損失。
大スターのはずなのに、全身からみなぎる助平臭さといかがわしさが魅力だった。
そして時々見せる毒舌。ギリギリアウトの発言で物議を醸す…。
後にも先にもこんな「名人」は出てこないだろう。

「ドラえもん」
もうゴールデンから撤退すべきだろう。
そうしてでも、続けて欲しいからであるが。

「象印クイズヒントでピント」
「おっかさん!」「複眼マッハ!」懐かしい。
土居まさるもまた名司会だった。
なんかの番組で見たが、モザイク映像は、
NECのマシンをぶん回して作っていたらしい。
岩手では途中で打ち切られた。

「西部警察」
銀座のど真ん中を封鎖する芸当は今では不可能。
渡哲也は、カメリハで口で拳銃のマネをするのがとてもいやだったそうだ。
最終回の裕次郎の泣く芝居は凄すぎる。

渡哲也と田畑祐一アナの対談。
「壊すものがなくなって(西部警察が)終わった」。

「必殺仕事人」(ABC)
斬新な演出がパターン化に陥って、終わったのだろう。
最新作撮影中の藤田まことのメッセージも。

「怪物くん」
最終回の脚本が大和屋竺というのにびっくり。

「ビートたけしのスポーツ大将」
「炎チャレ」の原型的番組か。
タイトルだけは聞いていたが、とうとう一度も見ることのなかった番組。
もちろん、東国原知事もお得意のハンドボールで登場。
志生野温夫の名調子がいい。

「オバケのQ太郎」
放送では当然触れていなかったが、「オバQ」は
藤子F側と藤子A側の権利争いで幻の作品となりつつあるそうだ。

「ミュージックステーション」
第1回、チェッカーズが歌う映像。
当時の司会は関口宏と中原理恵なのだが、その映像はなし。

「はぐれ刑事純情派」
木村一八は18歳で刑事役をしていた。無理があるな。
安浦も第1回では暴力的な取り調べをしていた。

「はなきんデータランド」
Cha-Chaの中村亘利の映像は出していいの?
…と思ったら、こうなっちゃったみたいです。

「ビートたけしのTVタックル」
第1回の映像、ゲストは大橋巨泉。
改題前は、関口宏とたけしが司会だったはずだが。
今回の特番、関口宏がNGだったりするのか?

「クレヨンしんちゃん」
初期はしんのすけの声が違う。
だんだんカリカチュアされていったようである。

「ウッチャンナンチャンの炎のチャレンジャーこれができたら100万円」
イライラ棒が懐かしい。
「朝から黒い」伊津野亮のナレーションも。

「時よとまれ」
土曜ワイド第1作「時間(とき)よとまれ」のリメイク。
主演はなんと矢沢永ちゃん。
「時間よとまれ」にちなんでか。

「愛のエプロン」
これもゴールデンで失敗した好例。

「TRICK」
「ごくせん」と並ぶ、仲間由紀恵の出世作。
誰も当たるとは思っていなかったはず。

「ロンドンハーツ」
チョけた恋愛バラエティだった時代の映像。
いまや、芸人と女優が、淳の手のひらの上で
ひたすらおどけるだけの番組に変貌を遂げたが、
それはそれで成功といっていいだろう。


全部足して4時間半に及ぶ特大特番だったが、
もちろん日本教育テレビ時代から現在にかけての50年間を
すべて振り返るのは無理があるにしても、よくまとまっていたのではないか。

…まあ、テレビ朝日系列局がない地域にいたから言えるわけで、
大阪や福岡、宮城といった、民放テレビの数が元々多かった
「恵まれた」地域の方々にとっては「アレは紹介しないの?」といった
不満も多かったことであろうが…。

最近ようやく「地味」な印象がとれつつあるテレ朝。
バラエティ番組を増やし、引っ越しを機にロゴを英字に変えるなど
局のイメージアップに務めた結果であろう。

新聞の三大紙が「朝・毎・読」なら(最近「毎」が脱落しつつあるが)、
テレビの三大局は「4・6・8」。二桁の「10」はいまいちその中に入り切れていなかったが、
デジタル時代には「5」となり、チャンネル数だけなら4と6に割って入ることになる。

テレビを巡る環境は日に日に悪くなっていくいまだからこそ、
51年目、テレビ朝日には攻める姿勢でいて欲しい。

…長々とおつきあいいただきありがとうございました。

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