元祖マジック
油性マーカー(フェルトペン)の元祖的ブランドとといえば「マジックインキ」。
「マジック」は今も、サインペンなどの油性ペンの、
文字通りの代名詞となっている。
競合商品にお株を奪われた感はあるものの
(現在のトップシェアと思われるゼブラの「マッキー」に至っては
ベッキーを起用したCMまで流している)、
「俺が元祖だ」的威厳を感じさせる、ずんぐりとしたビン状のボディ。
持つと言うよりつかむようにして書くという、
独特のスタイルを今も貫く。(注:細身の商品もあり)
マジックインキを発売しているのは大阪の「寺西化学工業」。
この社名を聞いてもピンと来ない人は多いだろう。
なぜなら、マジックインキには、パッケージにも商品のラベルにも、
社名が一切書かれていないからだ。
当初、商品開発には内田洋行(現在はオフィス家具販社)と共同で当たっており、
商標を内田洋行が取ってしまったため、
寺西化学は商品に社名を入れることができなかったらしい。
それが今に至るというわけだ。
絵の具やチョークといった「ギター」ブランドの商品も含め、
寺西化学の商品はロゴ、デザインにアナクロニズムが漂うものが多いが、
WEBサイトは洗練されたつくりになっている。
「みんなの画用紙」なんていうユーザの心をくすぐるコーナーもあったり。
知らなかったが、マジックインキはインクの補充ができるんだそうだ。
これはマッキーにはできない芸当。
「55年前からエコを考えていました」と、寺西化学は胸を張る。
※そういえば「マッキー」って、「マジックインキ」の略なのか?
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