生ける伝説タモリ
タモリこと、森田一義。
今の芸能界にこれほどの「偶像的存在」がおろうか。
私生活を全く見せず、ひたすら「司会」に徹する。
パーソナリティは「タモリ倶楽部」で小出しにするが、全貌は明らかにしない。
レイバンのサングラスで目元を見せないからほんとうの表情を見せない。
「いいとも」以前のタモリは「謎の怪しい眼帯男」だった。
それがいまでは「昼の顔」…。
曜日ごとにパターン化された衣装を着回しし、
出しゃばらず、共演者にいじられても軽くいなしてみせる。
「偶像」となることを自ら選んでいるかのごとく。
普段、そんな姿を装うからこそ、
酔っぱらったときのフニャフニャなしゃべりが、
あまりにもお茶目に見える。
人間・森田一義を見せるひとときであるが、
芸人・タモリはますます謎めいて見える。
田辺エージェンシーのサイトでは、
タモリだけプロフィールが登録されていない。顔写真も出ない。
「俺は商品じゃない」とアピールしているのか。
何らかの信念があるのだろう。(*)
それも、タモリは自分で語ることはない。
*テレビ朝日50周年記念で、「タモリ倶楽部」の過去のVTRをまとめた
「1時間スペシャル」を放送した時も、
タモリ本人は出演しなかった。
従前から「レギュラーしかやりたくない」と言っていたようである。(TV LIFE)
逝った師・赤塚不二夫に弔辞を送ったとき、
サングラス越しに彼が見つめていたのは何も書かれていない紙だった。
弔問客(やマスコミ)には原稿を読み上げる風に聞かせながら、
その場で考えていたのだ。
赤塚に捧げる最後の即興芸。
芸人・タモリを語るときに欠かせないシーンとなった。
そしてまた月曜日、
やっぱり素の顔を見せないサングラスのおじさんがおどけてみせる。
伝説がまた一日一日紡がれていくのだ。
■タモちゃん一口メモ■
岩手県一関市には、早稲田大時代の先輩が経営するジャズ喫茶があり、
お忍び?でタモリも訪れているらしい。(たぶん土曜日だろうな)
(追記 11/6/1)
アクセスが爆発したと思ったら「オリラジあっちゃんが語るタモさん伝説」で
リンクが張ってあった。関係ないのに…。
ご覧になった方、たいしたこと書いてなくてゴメンね。
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