とうぎんお笑い寄席
「とうぎんお笑い寄席」を見に岩手県民会館へ。
客層は60代が中心。アダルトというよりシルバーな感じ。
しかし「お笑い寄席」ってタイトルはどうですかね。「危険が危ない」チックなものを感じる。
場内アナウンスと冒頭のMCは、テレビ岩手・鈴木直志報道局長。
観衆には関係ない、東北銀行の頭取が褒賞を受けた話題と、
テレビ岩手の40周年について説明したのち、芸人の紹介をしてはける。
ハナは三遊亭楽大「つる」。
まあ前座さんらしい感じかな、と。
「楽大」はその昔、今の伊集院光が名乗っていた名前であることを告げると客席がどよめく。
(いまじゃ伊集院も「知性派タレント」でおじいちゃんおばあちゃんにも認知されているらしい)
つづいて、本日一人目の主役、桂ざこば「子は鎹」。
マクラでは、自分が家庭でいかに「迫害」されているかを次々と語る。
その語り口のおかしさはさすが。
「私は自分を客観的に見れるんです」と某前首相のネタも入れつつ。
客の中に、師匠のマクラで出てきた「(ハイヒール)モモコ」「(やしき)たかじん」の
キーワードだけで、会場内の客がほとんどピンと来ない中、おもくそ笑う女がいた。
「関西アピール」すんなよと素直に思う。
(ちなみに師匠は明日大阪に帰り、
午後から「たかじん胸いっぱい」の年末~年始放送分の収録だそうである)
仲入り後、夫婦漫才、大空遊平・かほり。
鈴木アナによれば、遊平は金成出身で、岩手とも縁があるとのこと。
奥さんのかほりがスカシを決めるタイプの漫才。
妻が強い、というパターンはやはり鉄板。きっちりと笑いを持っていく。
トリは2人目の主役、三遊亭楽太郎。
やや風邪気味とのことで、冒頭すこし咳き込む。
ざこばが「妻と別れて、どうせなら楽太郎さんと結婚したい」というボケを受け、
「メトロポリタンホテルで部屋が隣同士なので今夜は気をつけないと」。
済州島でカジノに行くと、汚い関西弁のおやじ二人がいて、
それがざこば兄さんと円広志だった、という話。
「飲む、打つ、買う」は昔、男の素養だった、というところから「明烏」へ。
吉原遊郭を舞台にしたド定番の噺ながら、にやつかせてくれる。
客席にはポツポツとガキんちょも見られたが、
総じて退屈そうだった。
ガキには吉原は早いよなぁ、と思ったが終了は8時ジャストであった。
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