キングコング西野の「クールな熱さ」
キングコング西野の「西野公論」。
ナイナイ岡村も愛読していることで一部では有名。
「俺は芸人や文句あるか!」臭をまき散らすブログは、
とにかく青臭い表現が満載なのだが、
西野の不器用さが伝わってきて、グッとくるものがある。
(毎日読むのは疲れるが)
ネットなど一部で激しく西野が嫌われるのも、
西野一流の器用さへのやっかみと、
この不器用なブログのせいなんだろうが、
それでも西野は心の内を発露したくてしょうがないのだ。
「ええから、はだかの俺を見てくれ!」と。
自分を装ってみようと思えば、
いくらでも美辞麗句を並べて自分をごまかせるはずだが
西野はそんなことなどしない。
嫌みなほどに泥臭い表現しかしないのだ。
日経トレンディネットで掲載されたインタビュー。
入り口こそ「パソコンと西野さん」だが、
中盤以降、ブログ同様に「お笑い論」を熱く展開している。
曰く「ボクはタレントじゃなく漫才師」「日本一ライブやってます」。
「M-1優勝しても、何も変わらないんじゃないですか」
という、ツッコミ大歓迎的な言い回しは、いかにも西野である。
やっぱり優勝はしたいけど、
いざ優勝しても、俺は変わらんよ。
そういう自信の表れだろう。
「漫才師・西野亮廣氏」というちょっとイタい肩書きと、
文面から伝わるクールな態度がまた「アンチ西野」を刺激しそうだが、
真摯な漫才師であろうとする西野らしさが伝わってくるインタビュー。
「むむっ、やるな西野氏」と思わされてしまった。
28歳、まだまだ伸びる年頃だ。
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