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キングオブコント2008

さきほど放送が終了した「オロナミンCキングオブコント2008」。
私もレポに参戦します。

全国で2146組が参加した大会。数回の選考を経て、
決勝戦に残ったのは8組。
うち5組が吉本興業…いや、よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属である。
ま、こういうイベントをやると単純に頭数が多い吉本が有利に出るか。

司会進行はダウンタウンとTBS小林麻耶アナ。

実質主宰者である松本、オープニングで一番緊張していてまるでテンションが低かった。
それは会場の客にも伝わっており、浜田は無理にテンションを挙げていた。
浜田が放送中イライラし続けていたのが気になったが、
それくらいものものしい雰囲気だったのだろう。

それぞれのコントにはちゃんとセットが作り込まれ、衣装も着る。
R-1同様に効果音なども挿入される。

決勝は、8組を4組ずつ「Aリーグ」「Bリーグ」に分け
それぞれで勝利者を決め、その2組が最終決戦を行い優勝者を決める。

A・Bリーグの審査は、決勝に進めなかった芸人100人による500点満点。
現役芸人同士の審査、というところでM-1、R-1とは一線を画した。

M-1のように、コント中に司会陣や審査員陣の顔を抜いたりせず、
視聴者は出場者の演技に集中できる仕組み。
(でも松ちゃんが笑う顔とかも見たかったけどね)


では、各出場者を出場順にレビュー。
個人採点ではM-1っぽくなるが、100点満点形式で。
【 】内は芸人審査員の得点。

Aリーグ

TKO 92【368】(←失念。自信なし) 暫定1位…TKO
合コンコント。
うーん…会場の雰囲気の重さをおしのけるに至らなかったか。
演技力は定評あるけど、中盤以降は盛り上がりに欠けたかな。
面白くないわけではないが、審査員陣もリアクションに困っていた感じ。

バッファロー吾郎 96【460】 暫定1位…バッファロー吾郎
カンフーコント。
「アメトーーク」では単なるおっさん二人組だが、関西ではカリスマのコンビ。
中だるみしたが、「裁判員制度」のオチが凄い。会場も盛り上がり、
審査員も雰囲気に飲まれ(笑)予想通りの高得点をたたき出した。

ザ・ギース 90【400】 暫定1位…バッファロー吾郎
卒業式の練習コント。
学校あるあるや、途中の小ボケが小気味いい感じだが、
大笑いする感じではなし。
会場も暖まりつつあったが、力不足は否めず。

天竺鼠 91【388】 1位確定…バッファロー吾郎
結婚式の挨拶コント。
きれいな天丼をかましてきたり、ボケ役がときどきいい笑いを出してくるが、
ちょっとしゃべりがグズグズになるあたり、緊張は隠せず。

Bリーグ

チョコレートプラネット 92【415】 暫定1位…チョコレートプラネット
ギリシャ歴史コント。
日本の若者文化をギリシャ風に置き換える。
上手だし、会場は大盛り上がりだが、個人的にはあまり笑えず。

ロバート 94【473】 暫定1位…ロバート
大学サークルコント。
テレビでの実績もあり、個人的には期待していた3人。
中盤の盛り上がりを後半で押し上げると思いきや、秋山はマイペース。
バッファロー吾郎より高い点数にはいささか納得いかず。

バナナマン 97【482】 暫定1位…バナナマン
朝礼コント。
前評判が高すぎのように思ったが、職人コンビ、さすがの一言。
イタズラあるあるから、後半の混沌への持っていきかたが素晴らしい。
ロバートの点数が高すぎるからどうかな、と思ったがやはり暫定1位へ。

2700 93【327】 1位確定…バナナマン
ライブコント。
うまく説明できないが面白い。後半息切れした感じもあるが。
バナナマンの後で点数が低くなったのは運が悪かった。
二人のキャラが存分に出ていた。テレビタレント向きかも知れない。


決勝はバッファロー吾郎とバナナマン。
西と東の面白おじさん対決。

2組同士の合議制でまず話し合い(これで決まるかいな(笑))、
決勝出場者6組を加えた審査でも決まらなければ
審査員陣100名の審査に委ねる、という
松ちゃんらしいひねったルール。
あらゆる先入観を除去しようと苦心したのであろう。

決勝出場者はちゃんと新しいセットと衣装で演じていたが、
負けた6組用のセットも作ってたのか?(逆に作ってなかったとしたら問題だが)

バッファロー吾郎 95
アンドロイドコント。
ばかばかしさはAリーグのときには劣るが、出来は素晴らしい。
冒頭の自動ドアのマネだけで場を暖める技はさすが。
怪しい部分はあれど、かまないあたりもベテランの力量を感じる。

バナナマン 93
有名人とのお食事会?コント。
NHKの特番で見たネタ。面白いけど、初見でもバッファローの勝ちかな。
途中で日村が異様にテンションが上がるくだりが最高潮だった。
「騒げば勝てる」はM-1の悪いところなので、これはあまり評価できない。

ネタ披露後、お互いの合議へ。
当然自分たちが勝ったと言うに決まっているので、
その後は、観客席にいるA・Bリーグの敗退者達が一票ずつ投票していく。
先に投票はしてあるが、起立して口頭で発表する嫌な方式である。

バッファロー吾郎への投票をロバート山本が告げた瞬間、優勝が確定。

竹若は感極まりつつもしっかりコメントをしたが、
木村は頬を涙が伝い、感無量といった様子。
皆、納得の勝利ではなかろうか。

東京では「怪しいおじさん芸人」的イメージでテレビに出ているが、
大阪ではイベントを主催するなど「若手の星」的ポジションに達しているバッファロー吾郎。
今後、全国区での活躍を期待したい。(もちろんネタでね)

バナナマンはネタのチョイスをミスった。
決勝でのネタは閉鎖した空間でこそ受けるようなネタだったように思う。
Bリーグでのネタがよかっただけに惜しい。

いずれ、ベテラン層に20代芸人はまだまだ太刀打ちできないかな?
ロバートあたりは存分に能力を発揮していたが。
個人的には「2700」の今後に期待。

来年の開催予定はないそうだが、
漫才のM-1、ピン芸のR-1に並ぶ、
テレビ芸人コンペティションとして、ぜひ続けて欲しい。

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