24時間テレビ・旧テーマ
大野雄二のテーマ「Love Saves the Earth」が採用された、
最後の「24時間テレビ」(日本テレビ)のオープニング(1991年)がそのままYOUTUBEにアップされている。
懐かしいね…。
24時間テレビといえばおなじみ「日本武道館」であるが、
この回は唯一、できたばかりの新宿・東京都庁からの放送となった回だそうである。
改めて聞けば、これほど「大野節」にあふれた曲もない。
大野雄二の曲を体現するときに、よく「童謡調」という言葉が使われるが、
長調の中に哀感のある節回しを巧みに取りまぜた、まさに御大らしい曲調である。
ビッグバンドとシンセの橋渡し役として忍ばせるストリングス…。
これも大野雄二御大の得意技である。
御大が滅多に使わない「ホルン」も、効果的に使用されている。
いささか70年代チックな演奏ではあるが、ドラムスの技にも耳を傾けたい。
御大がもっとも重用する、アルトサックス・ソロも炸裂する。
メロディをよく聴けば、口笛のような音も挿入され、情感を演出している。
サックスがむせび泣くように高揚感を盛り上げながらコーダに突入し、
ブラスの高らかな音色が爆発するかのように曲は終わる。
すべてが「大野雄二イズム」に満たされた曲である。
結局、翌年にダウンタウンが司会に抜擢された回より、
「24時間テレビ」のテーマ曲は「腕毛おじさん」加山雄三と、
「エロ本おじさん」谷村新司の「サライ」にとってかわられるのだが、
まだまだ「24時間」といえばこの曲を思い出す人も多いだろう。
初期は「エヴァーグリーン・ラヴ」や「愛はマジック」といった、
「ザ・バーズ」が歌うコーラス曲も「24時間テレビ」を彩っていた。
これらも、大野御大の手によるものであるが、どれもこれも、素晴らしい。
時代の流れには抗えず、1992年からは使用されなくなったが、
名曲はやはり、名曲である。
今年も「24時間テレビ」がはじまる。
もう使われないかもしれないが、心の奥底で、思い出して欲しい。
大野雄二の曲を…。
※ちなみに、大野が「ルパン三世」のサントラ用に書いたものの、ほとんど使われなかった曲を
ビッグバンド調にアレンジし直したものが「宇宙の曳航」というタイトルで
第2回(1979年)のテーマ曲として使用されている。
原曲になったものは数バージョンが「ルパン三世クロニクル1978」「同1979
」に収録されている。
※「戦国ロック・はぐれ牙」もよい。
BGMがかなり「ルパン三世」で流用されているのが分かる。
しかし、梶芽衣子は美しすぎる…。
正直、オバサンになってからTVに出ている姿しか知らないからなぁ。
クエンティン・タランティーノがどハマリするのも分かるわ。
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