どうなる? ポルトガル語
ポルトガルが、自国語であるポルトガル語を
国連公用語入りさせるため、過去の植民地であり、
いまやポルトガル語使用者の8割が在住するというブラジルに
表記法(正書法)を合わせる「言語改革」を国の議会で承認したという。(MSN産経)
ポルトガル語には詳しくないのだが、
記事によれば、本国ポルトガル語が、ブラジルポルトガル語に合わせる形で、
「発音しない子音の省略」や「本来使用しない文字の採用」を行い、
6年間かけて定着させていくという。
ブラジルはいわゆるBRICsに属し、近年経済発展が進んでいて、ポルトガルとは対照的。
植民地に配慮せざるを得ないポルトガルの立場には同情すら覚えるが、
ブラジルの経済発展は自国語を国連公用語にできるチャンスであり、
メリットを考えれば、多少の不都合も目をつむれる、ということか。
「リスボンのくりの家」によると、本国ポルトガル語と、ブラジルポルトガル語では
単語レベルでもけっこうな違いがあるようで、ポルトガル人はかなり苦労すると思われる。
(「ひよこ」と「オチンチン」、「セロテープ」と「コンドーム」、
「ブローチ」と「フェラチオ」など下ネタ系の差異については、統合は難しそう…)
それでも「方言」のような形で、細かな差異は残るのだろう。
いずれ、ブラジルポルトガル語が「標準ポルトガル語」になるのである。
いまや小国に成り下がったポルトガルだが、大西洋に面したこの国は、
大航海時代に栄華を放った国。
日本には「パン」「カルタ」「てんぷら」などポルトガル語が多く入っていて、
縁遠からじ言語である。
奇しくも、ブラジルも日本からの入植者が多い土地柄。無関係ではない。
ポルトガル語の動向は気になるところである。
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