もったいない…
富士フイルムが立ち上げている化粧品ブランド「アスタリフト」のCMが完成
(製品の製造は子会社の富士フイルムヘルスケアラボラトリー)。
中島みゆきと松田聖子を起用しており、今月末から放送開始するという。
このCMは、意外な組み合わせで注目されそうだが、
実際のCMを見て強烈な違和感を感じた。
別に中島みゆきと松田聖子のことではない。
「富士フイルムのスキンケア化粧品」というキャッチフレーズである。
男なもんで、実際に使うわけじゃないからなんともいえないが、
「富士フイルムのスキンケア化粧品」という言葉から、
何を想像するだろうか。
「信頼性」を狙っているのだろうけれど、
どうも「ケミカル」「化学」のイメージが先に立ってしまうと思うのだ。
なんか、フィルムのプラスチック成分を溶かして化粧品に入れているような、
現像液が混入しているかのような・・・(そんなことは絶対にあり得ないのだが)
実際は、「フィルムの成分であるコラーゲン」を
化粧品に生かした製品だそうなのだが、
「富士フイルムの化粧品」と言われると、
「体に悪そう」な感じがどうしてもしてしまう。
生身に使う商品なのだから、
「富士フイルム」の名前を出したり、
フィルムの技術を応用したと前面に出したりしない方が
いいのではないだろうか。
もう「フィルム」自体売れないのだし…。
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コメント
短いCMは「端的な表現」をするしかないから
「富士フイルムの化粧品」という表現になっちゃうんですね。
資生堂パーラーで思い出しましたが「ホネケーキ」って石鹸なんですよね。
蜂蜜の固体で「Honey Cake」。「骨ケーキ」だとばかり…。
投稿: たかはし | 2008.06.25 21:09
地上波のは見てないんですが、CSで散々やっているその商品のCMは、繰り返し
「フィルムに使用するコラーゲンを研究していたわが社だからこそ出来ました」
みたいな事を言ってるんで、変な科学物質が入っているかもとは思いませんでした。それにCSのCMは長いですから、そんな説明が出来るんでしょうね。
まぁ私には「資生堂パーラー」の方が違和感ありますね。
投稿: maksim727 | 2008.06.25 12:47