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仁義なき弁当屋

ほっかほっか亭戦争は第二ステージに入った。

東京・九州を牛耳るプレナスは「ほっかほっか亭」を離脱し、
新ブランド名「ほっともっと」をぶちあげた。
5月15日から、直営店と、賛同するフランチャイズの「ほっかほっか亭」は、
「ほっともっと」に切り替わる、としている。

それに対し、ハークスレイ(関西・中四国)の側にある総本部は
「契約違反だ」と仮処分申立という最後通告をプレナスに対し行っている
(実際には「最後通告」はこれまで何度もやってきているのだが)。

もう、跡目を巡って血で血を洗うやくざ映画のような世界観に突入している。
ハークスレイがドスの柄に手をかける菅原文太なら、
プレナスは片手にコルト45口径の松方弘樹か。
日本列島、縄張り争い。
これはもう弁当業界の「実話時代」だ。(ふざけすぎですな)

プレナスの「ほっともっと」プレスリリースに興味深い部分がある。

「従来出店していなかった地域に進出する」、と。
予想通り、これまでのプレナスVSハークスレイの縄張りを越え、
関西や中国・四国に「ほっともっと」の看板で打って出る準備がある、ということ。

当然面白くないハークスレイ(実際には「ほっかほっか亭総本部」であるが、
一心同体なので以後ハークスレイで表現する)は、
阻止すべく仮処分申立をプレナスに行った。

こちらのプレスリリースでは
「静岡では契約はすでに切れているのに、
まだ「ほっかほっか亭」の看板を使用し続けている」
「中途解約はできない契約だ」
「契約が終了したとしても、以後少なくとも1年間は
別の屋号で弁当屋を運営できない契約になっている」
「各店舗はプレナスとの契約終了後は総本部との契約を承継するはずだ」など、
ありとあらゆる自分たちに有利な条項をひっぱり出して、
プレナスのやることなすことすべて無効である、としている。

要するにハークスレイ側は「契約書」を盾に、
「プレナスは全面降伏するか弁当業をやめるかのどっちかだ」と言っているのだ。

仮処分といっても、プレナスは間違いなく
5月15日に「ほっともっと」をオープンさせるだろう。
まだまだ混乱は続く。

顧客や取引先への影響はあまりなさそうだが、
フランチャイズは振り回されるであろう。
縄張り争い、覇権争いをきっかけにした、弁当屋同士による
『仁義なき戦い』、幕は開いたばかりだ。

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コメント

確かに契約書を見たわけではないので何とも言えませんが、
ハークスレイが言っている通りなら相当自分たちに有利な契約書になっているのでしょう。
まあそれも「解釈の違い」の問題で、あとは弁護士の腕次第になるんでしょうが…
個人の契約書といえば、パソコンソフトを使っている人なら誰でも経験はありますよね。
グレーの「同意する」ボタンを押すために、「契約条項」のボックスを読まずに繰ったことが。

投稿: たかはし | 2008.02.13 22:15

菅原文太VS松方弘樹ですか(笑)
フランチヤイズは本部とのごたごたは結構ありますけど、いずれにせよ第三者だと細かい契約内容までは分からないので、何とも言えないですね。
なあなあ文化は嫌いじゃないですが、個人だと契約までなあなあにしてしまう人が多いですね。
自分も、字ばかりの契約書を前にすると眩暈するタイプですが・・・

投稿: メガネ | 2008.02.13 11:53

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