盛岡の新しい「顔」
盛岡市肴町界隈が変わる。
市が、中心市街地の再開発として、
「盛岡バスセンター」と「中三盛岡店」の建て替え計画を発表したのだ。
盛岡の交通の要衝となっているバスセンターだが、
建物は明らかに老朽化している。
中三盛岡店は、川徳が菜園に移転する際、
地盤沈下を恐れた肴町商店街が青森の百貨店・中三を誘致し、
同店が居抜き開業したもの。同様に建物が老朽化していた。
この建て替えは大歓迎である。
まずバスセンター。「正統派」盛岡市民にはあの古めかしい建物への
ノスタルジックな思いも多かろうが、
バスセンターという公共施設は使ってもらってなんぼ。
今の状態では、(神奈川とか埼玉から来たお古バスとともに)
「やっぱり盛岡のバスってこんなものか」程度に思われる元だろう。
シンボル化している、藤原パーラーの「フルタキャラメル」看板は、
建て替えしても同店は再開するだろうから、そのまま生かしてみるのも一興。
レトロ調な内装にすればよいのでは。
はす向かいの中三も、売り場の古さは否めない。
近代化に遅れた結果、客層も高齢化が進んでいる
(全国の百貨店全体に言えることではあるが)。
新しいビルは20階建てとなり、上層階はマンションになる。
このマンション、庶民にはなかなか手が届かないとは思うが、
市街地回帰の流れを手助けするものにはなろう。
いっぽうの下層階、5階から地下1階までを中三が使用する。
イオン台風が吹き荒れる盛岡商業圏ではあるが、
中心市街地の拠点商業施設として、
また、盛岡の「2大デパート」の一翼を担う存在として、
新たな顔で生まれ変わることに期待したい。
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