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いわてのいのちを考える

岩手県内民放4局が2月2日、共通タイトルの番組を
時間をずらして放送するという新しい試みを行った。

タイトルは同じ「テレビ4局連携プロジェクト・いわてのいのちを考える」だが
各局がそれぞれ番組を制作しており、
扱う題材、演出方法、構成などは各局ごとに異なる。
共通するのは30分という放送枠と、「いのち」がテーマであることだけ。

IAT(15:00)
テーマは「医療と福祉」。
映画「いのちの作法」をベースに、「地域医療」の大切さを説く。
さらに釜石市の事例を紹介し、医療と福祉の関係にも言及する。
県幹部へのインタビューの時間が長く、やや「県政PR」っぽくなってしまったのは残念。

めんこいテレビ(15:30)
テーマは「自殺防止」。自殺率の高い岩手県で精力的に活動する医師らを紹介しつつ、
うつ病と自殺の関連性についても取り上げる。
息子を自殺で失った西村眞悟衆院議員へのインタビューも敢行しているが、
4局中唯一、SD放送、つまりハイビジョンでなかった。

テレビ岩手(16:00)
岩手医大新生児集中治療室(NICU)で育つ未熟児と、
若い両親の一年間を追うドキュメント。4局中では異色の内容。
新生児死亡率の劇的な低下をもたらした、岩手医大・NICUの先進的な取り組みを紹介しつつ、
ともに20歳の両親が、娘とともに成長していく姿を描く。
チラ見えしていた祖父と祖母?の声も聞きたかった。

IBC(17:00)
テーマは「災害」。気象予報士であり防災士の免許も持つ
神山浩樹アナが顔出しでナビゲーターを担当。
三陸大津波など、岩手と災害の戦いの歴史を振り返りながら、
いま行われている災害への取り組みを紹介する。
過去の映像をふんだんに所有するIBCらしい構成である。
※BGMの半分以上が「ER緊急救命室」のサントラだったのが気になってやや集中できず。

30分×4本、計2時間。各局ごとにテーマや番組の構成が異なり、
それぞれに興味深く拝見させてもらった。
いずれも危機感をあおるというより、
「岩手県もがんばってます」的な内容であるのもよかった。

スポンサーはなかったが、4局ともクレジットに「協力 岩手県」とあり、
岩手県庁が企画した番組の可能性はある。

相変わらずひとりだけ非ハイビジョンで突き通す
めんこいテレビの「独走」も目立ったが、
(役所主導だったとしても)意義のある企画であったと思う。
今後もこのような「コラボ」を続けて欲しい。

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