パン屋の『決断』
「ボワ・ド・ヴァンセンヌ」というパン屋が、盛岡から東京に「帰郷」し、話題となった。
「イワテライフ日記」「佐々木電機本店話のネタ」などの
有名な盛岡系サイトに紹介されていたのでご存じの方も多かろう。
端的に言うと「十数年前、東京から一念発起盛岡に移転したが、
商売にならなくなり、結局東京に帰って商売を再開した」ということのようだ。
同店は清水町という中心市街地からやや奥まった住宅街に居を構えていた。
HPでは、郊外にイオンのショッピングセンターが2つもできたことが打撃だったと正直に吐露している。
2006年からその記述はあり、その後店主の体調悪化や、家族の不幸などもあり、
徐々に「ふるさと」への思いが強くなっていったようである。
そして昨年秋、盛岡の店をたたみ、もとの自宅のあった早稲田へと移転した。
盛岡では永住を決意してマンションも購入していたそうで、苦渋の決断だったとは思うが…。
東京での再開店後の日記には「東京のお客様に『待っていたよ』と言われうれしい」等の記述。
なんだか悲しいものがある。
要するに「盛岡は人口も少ないのに、郊外の商業施設に(ただでさえ少ない)客が流れている」。
ならば、人も多く生活も豊かで、郊外化が進んでいない東京に戻ったほうがいい…と、
このパン屋さんは正直に行動したまでなのだ。
盛岡の現実をつきつけられている。
ここで「だから車社会は…」「ショッピングセンターなんか行くバカがいるから…」
という短絡的な議論はしたくないが、厳しい現実は目の前にある。
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コメント
ひとえに「郊外化」なんでしょうなぁ…町の中に人が流れなくなっているんですね。
開運橋のスタバも、あそこは意外に人がいない。
後に入ったスパゲッティ屋もすぐになくなっちゃったし。
投稿: たかはし | 2008.02.01 16:32
以前から
盛岡の商圏って特徴的だなぁと思っていました。
スターバックスが根付かない土地柄…
大通りから吉野家が消えてなくなる土地柄…
何故なのでしょうね?
投稿: nemigamaco | 2008.01.30 16:49