« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月

あらたにす

朝日、読売、日経の3紙が共同で設立したウェブサイト「あらたにす」。
新聞3強がこぞって参画したサイトとあって注目度は抜群である。

しかし、第一印象は「こんなもんか」。
各社の記事がただ並べてあるだけ、といった感じ。

トップページは「くらべる一面」。
新聞紙面が基準なので、新しいニュースは
「最新ニュース」で確認しないといけない。

オリジナルコーナー「新聞案内人」も、識者の短いコメントが載っているだけ。

もっと驚天動地のサイトを期待していたのだが、大いにがっかり。

「あらたにす」から仲間はずれにされた毎日、産経も含め、
今まで通り、各紙のサイトを見た方がよほど面白い。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

パン屋の『決断』

「ボワ・ド・ヴァンセンヌ」というパン屋が、盛岡から東京に「帰郷」し、話題となった。
「イワテライフ日記」「佐々木電機本店話のネタ」などの
有名な盛岡系サイトに紹介されていたのでご存じの方も多かろう。

端的に言うと「十数年前、東京から一念発起盛岡に移転したが、
商売にならなくなり、結局東京に帰って商売を再開した」ということのようだ。

同店は清水町という中心市街地からやや奥まった住宅街に居を構えていた。
HPでは、郊外にイオンのショッピングセンターが2つもできたことが打撃だったと正直に吐露している。

2006年からその記述はあり、その後店主の体調悪化や、家族の不幸などもあり、
徐々に「ふるさと」への思いが強くなっていったようである。

そして昨年秋、盛岡の店をたたみ、もとの自宅のあった早稲田へと移転した。
盛岡では永住を決意してマンションも購入していたそうで、苦渋の決断だったとは思うが…。

東京での再開店後の日記には「東京のお客様に『待っていたよ』と言われうれしい」等の記述。
なんだか悲しいものがある。

要するに「盛岡は人口も少ないのに、郊外の商業施設に(ただでさえ少ない)客が流れている」。
ならば、人も多く生活も豊かで、郊外化が進んでいない東京に戻ったほうがいい…と、
このパン屋さんは正直に行動したまでなのだ。
盛岡の現実をつきつけられている。

ここで「だから車社会は…」「ショッピングセンターなんか行くバカがいるから…」
という短絡的な議論はしたくないが、厳しい現実は目の前にある。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

佳代子姫、松島の旅

テレビ朝日「旅の香り 四季の名宿めぐり」にいよいよ「高橋佳代子」が登場。
日テレ系以外の画面に登場したのは(CM除いて)初ではなかろうか。

当ブログでいまも毎日、検索キーワードトップを誇るこの方の番組を
チェックしないわけには行かないだろう。

旅をしたのは松島(なんで岩手じゃないんだ、というのはおいといて)。
「おもいッきりテレビ」のアシスタントを20年間務め、旅行など30年ぶりという。
(ちなみに佳代子姫の前にアシスタントを務めていたのは、
離婚で話題になった「泰葉」)

海岸でオバちゃんたちから「佳代ちゃん」と呼ばれる「姫」。
(番組後半、「ズームイン!!朝!」で徳光和夫から「姫」と呼ばれていた、
テレビ岩手アナウンサー時代の写真も登場した)
56歳とは思えない若々しさに、
スタジオの中井美穂も「佳代ちゃんさん」と呼ぶ始末。

部屋鑑定はチョコチョコ動き回ったりする様子が(お年の割に)かわいらしく、
入浴シーンは全国の熟女マニア、佳代子マニアが身震いしたであろう。
「寝るときはTシャツ、ほとんど裸」なんていうドッキリ発言も飛び出した。

食事シーンでは「20年務めている」という仲居さんと仕事の話になり、
感極まって涙を見せた。「おもいッきり」の最終回を思い出す。

番組でもさんざん「おもいっきり」を連呼していたが
それくらい「枕ことば」化しているのだ。
おそらく今後数年間、彼女の仕事にはこれがついてまわるだろう。
だって20年間もやってたのだから。

「(あの番組で)人生のほとんどを費やした」と語ってもいたが、
まだまだこれから。今後の「姫」に、乞うご期待、といったところか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

冷たい戦争

プレナス」(福岡市)と「ハークスレイ」(大阪市)の係争が泥沼状態に陥っていた
ほっかほっか亭のお家騒動」だが、日本経済新聞によると
どうも首都圏から「ほっかほっか亭」が消えることになるかもしれない。

「ほっかほっか亭」の総本部を名乗るハークスレイと、
東京を押さえる俺たちこそ主導権があるとケンカを売るプレナス。
どちらも譲らず、結局プレナス側が、
「ほっかほっか亭」の看板を捨てた方が得策、と判断したようだ。

中部・関西・中四国で展開するハークスレイに対し
九州沖縄と、北海道・東北南部~関東甲信越を押さえるプレナス。
FCの元締め「ほっかほっか亭総本部」はハークスレイの支配下にあるが
プレナスも株を取得し、綱の引っ張り合い。

「船頭多くして、船、山に登る」とはよく言ったもので、
日刊スポーツが詳しいが、
プレナスが「ほっかほっか亭の看板の権利は俺らにある」と本部を提訴すれば
本部(≒ハークスレイ)も「ワゴン販売なんか許すかボケェ」と逆提訴。
こんなのがうまくいくはずもない。

過去の経緯をたどると両者の骨肉の争いが見える。(出典:九州企業特報

埼玉・草加で産声を上げた「ほっかほっか亭」。
拡張していく段階で、FC分担を関東以東・近畿・九州に分け、
大ざっぱに言えば東日本はダイエー、近畿がハークスレイ、九州をプレナスが仕切った。

経営危機に陥ったダイエーは、FC権利を
「やよい軒」(旧:めしや丼)で知られる九州のプレナスに譲渡。
プレナスはハークスレイの縄張り・瀬戸内を飛び越して、東日本へ打って出ることに。
やがて日本列島の反対側、北海道も手中に収め、「全国制覇」をしてしまう。

ヤバいと思ったハークスレイは、創業者の田渕氏を口説き、総本部を買収。
「俺たちこそ元締めじゃ」と浪花の意地を見せる。

ハークスレイの支配する本部は東京にあるのに、
管轄するのはプレナス、というちくはぐな状況は、
先述の通り「ほっかほっか亭」の商標権をめぐる係争へ。
怒った総本部はたかが「ワゴン販売」で
裁判を起こしてみたりと醜い争いに発展するのだ。

この内紛は、マスコミにおもしろおかしくかき立てられ、
掲示板やブログでバカにされる。
パイは大きいが「オリジン弁当」など敵も多い首都圏を管轄し、
イメージの低下にはもっとも敏感なプレナス側は
この争いを回避するには看板を変えるしかない、と判断したようである。

さかのぼって今月中旬。総本部は、プレナスに対し埼玉・群馬・南東北での
「ほっかほっか亭」地区本部契約を打ち切ると通告している。
プレナスとしては食い下がることもできるはずだが、
あえてそれをせず、「新ブランド設立」の道を選んだ。

そもそもプレナスは、小汚い定食屋だった「めしや丼」を
家族連れを意識した「やよい軒」に変え、イメチェンに成功した経験もある。
看板替えは得意、というわけだ。

看板をつけかえるイニシャルコストはかかるが、
さらに商標使用料を憎いハークスレイに払わなくてもよくなる。

いまのところプレナスはホームページ上では態度をはっきり示していないが、
複数の新聞がこの方向性を報道していることから、
事態が収束しない限り、この春から「ほっかほっか亭」の看板を変える店が出てくることになる。

ただ、プレナス直営でないフランチャイズで運営される県もあり、
プレナスと契約を継続するFC企業は、店の看板も付け替えなくてはいけなくなる。
逆に総本部(ハークスレイ側)と直接契約に切り替えると、看板は変えなくてもよい。
日経新聞は本日付で「争奪戦の始まり」と伝えている。

それだけではない。プレナスがほっかほっか亭から離脱すれば、「縄張り」が消滅する。
ハークスレイが首都圏に直接乗り込んだり、
逆にプレナスの新ブランドが関西に殴り込みをかけたりする事態も予想される。

この争いを、直接は関係ない岩手の地から高見の見物、といきたいところだが、
北海道と南東北からほっかほっか亭が消えると、
青森・岩手・秋田の北東北は「飛び地」になってしまう。
なんだかんだのとばっちりで、北東北のほっかほっか亭も消えてしまうかも…。
(ちなみにプレナスのホームページ上では「非直轄エリア」として岩手など4県が挙げられている

プレナス、ハークスレイの両社は、
顧客の存在を見失い、看板だけに執着し、「心」を失っているように見える。
厨房の裏側で繰り広げられる、ホッカホッカならぬ、ひんやり冷たい戦争。
すっかり冷め切ったお弁当、本当においしいだろうか…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

大人の自由時間

BS11デジタルのコアコンテンツ「大人の自由時間」。
ウィークデイの午後6時半から9時15分までのゴールデンタイムに放送されている。

曜日ごとに司会者も内容も異なるが、いずれも「大人のためのエンターテインメント」。
奇をてらった企画もなければ、ガチャガチャ騒ぐタレントもいない
(だから制作費も安く済む(笑))。
既存テレビへのアンチテーゼを自認するBSイレブンならではの番組である。

レギュラー企画は先述通り曜日ごとに異なる。
私見を絡め内容をご紹介。

月曜日「西川のりおの言語道断」西川のりお、野坂麻央

株にも手を出しているのりおが政治家らを相手に社会情勢をぶった切る硬派な内容。
ただ、「ツクツクボーシ」ののりおを見てきた立場からするとちょっと引いてしまう。
野坂昭如の娘・麻央は司会向きではない感じ。

火曜日「第2日本国独立宣言」阿川佐和子・檀ふみ(隔週交代)、本田聖嗣

小ママ・阿川はホンワカしていてよいが、大ママ・檀は文化人臭が…(意外に?サバサバしているが)。
ゲストも文化人寄りで堅すぎるが、バーテンダー役の本田(ピアニスト)はいい雰囲気を持っている。
銀座のバーが舞台なのだから、大仰すぎるタイトルは変えた方がいいのでは?

水曜日「なぎら開宝計画」なぎら健壱、橋本美穂、緒方雅史(OverDrive)

なぎらが酒を飲んでダベるだけだが、酒好きや下町好きにはたまらない番組内容。
アシスタント(名古屋のカリスマDJらしい)と若手タレント軍団がなぎらのムードに乗れていないのが残念だが、
いずれにせよ面白い。最後になぎらが一曲披露するのもよい。

木曜日「地球グッドニュース」セイン・カミュ

セイン・カミュら外国人タレントが繰り広げる国際文化比較番組。
日本語が達者でない外国人同士のトークや、外国滞在者との生電話など、全体的にテンポが悪すぎる。
内容もとくに示唆深いわけでもない。2回見て「もういいや」。

金曜日「モト冬樹のセカンドライフ探し」モト冬樹、辻沢響江

基本的にゲストとのトークが中心。モトと辻沢との丁々発止ぶりがいい。
商品紹介コーナーなど、単なるトークで終わらせず、視聴者を飽きさせない工夫がある。
ためになるし、モトのトークは安心して見ていられる。

個人的評価は「水>金>>>火>>月>>>>木」。
これが一般的評価とは同じではないだろうが、
いずれ春あたりにはどれかが入れ替わっている感じ
(それ以前にこの枠自体なくなっちゃうかもしれないが)。

つまらない曜日もあるかもしれないが、
既存の地上波バラエティに飽き足らない方々には
一度チャンネルを合わせてみてほしい。

※おまけ1
 木曜日の番組をしぶしぶチェックしようとしたら「桑名正博35周年特番」が放送されていた。
 「アンルイス」がコメントVTRを寄せていたのがよかった。
 進行役を務めた美勇士がますますパパにもママにも元木大介にも似てきたのが気になった。

※おまけ2
 本日金曜日の「モト冬樹のセカンドライフ探し」。
 サブ司会の辻沢響江が、高級家電を紹介するコーナーのあとで、
 「これらの家電はヨドバシカメラで…じゃない、ビックカメラで!売ってます!」と発言し
 モト冬樹にエアキックされていた。
 BS11はビックカメラが出資していて、「大人の自由時間」のスポンサーも務める。

 しかしBS11のスタジオがある富士ソフト秋葉原ビルのはす向かいには「ヨドバシAkiba」があるので、
 いつか誰かがやると思っていた。
 辻沢は反省しきりだったが、
 まあビックカメラはそんな度量の狭い会社ではないから大丈夫だろう。

※おまけ2の2
 実は度量が狭かった、という
大オチ

| | コメント (0) | トラックバック (0)

親の七光り、事務所の七光り

時の総理大臣、小泉純一郎の息子として華々しくデビューした小泉孝太郎。
特段の色男でもなければ、強烈な印象を残すでもない。
強いていえば「キツネの生まれ変わり」くらいしかいいようのない顔。
あ、父親には似ているが。

演技力もさほどありそうでもなく、トークも上手そうには思えない。
そんな、「父親ありき」でしか存在価値を示せない彼がなぜ、
いまもってテレビで活躍しつづけられるかといえば、
「事務所の力」にほかならない。

小泉純一郎の息子、という、当時ならば誰もがのどから手が出るほど欲しいタレントを獲得したのは、
「イザワオフィス」であった。
多くの人は「ドリフ大爆笑の最後に出てくる会社名」くらいにしか思わないだろうが、
実は天下の「渡辺プロダクション」(ナベプロ)の別働部隊なのだ。

「イザワ=ナベプロ」と思っても差し支えない。
社長も同じ、芸能界では泣く子も黙る強面「井澤健」である。
いまでこそ芸能事務所は群雄割拠だが(その裏で持ちつ持たれつの世界でもある)、
その昔はナベプロ以外は芸能人にあらず、というほどの栄華を放った会社、それがナベプロだ。

昔ほどの影響力はなくなったが、それでもテレビ局や芸能界で一定の力を保っている。
ナベプロ創業家の事実上のお婿さんがフジテレビにおり、特ににらみが効く。
ほとんど芸のなさそうな孝太郎が、フジの深夜枠に出続けているのも
「イザワ=ナベプロの後光」があるからだ。

そりゃ、孝太郎本人も演技の勉強をしたりしているのだろうが、
「ナベプロの力」は孝太郎の努力の何十倍も効くのである(孝太郎に商品価値がある限り、だが)。
とっくの昔に父親は総理を辞めたが、親の七光りは薄くなっても、
事務所の七光りは煌々と、小泉孝太郎の前途を照らし続ける。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

あらゆるものを探求する男

Aramata
今日一番笑ってしまった映像。

(この後はちゃんと笑顔を見せていた)

| | コメント (2) | トラックバック (0)

大激闘~特命刑事 コンプリートへの道はまだ続く…

「特命刑事」第10話「ファイナル・チャレンジ」をもって、
日テレプラス&サイエンスで放送されていた、
「大激闘マッドポリス'80」から続いた放送が先週終了
(毎週予約録画を取り消すのを忘れていたのできょうも録画が始まっていたが、
テレビに映っていたのはアニメの「犬夜叉」であった)。

2クール続いた「大激闘」の路線を変えて制作が開始された「特命刑事」だが、
こちらは1クールと、事実上の打ち切り作品。
Wikipediaでは「無事に契約満了」「打ち切りではない」と書かれているが、
改題していることを勘案すれば打ち切りといった方が妥当。

そんなわけで最終回は「抗議上等!」とばかりに、ぶっ飛んだ内容。

~以下赤字はネタバレ~

731部隊に在籍していた研究者を雇って細菌兵器を開発させる裏組織、
しかも自衛隊と結託して富士の裾野に秘密研究所まで持っている。
その組織の施設に立てこもった、
狂言回しの石橋蓮司らを逮捕(か射殺か)すべく狩り出されたマッドポリスだったが、
中西良太は謎のウィルスに冒されたあげく、組織に拉致され絶体絶命の危機。

圧力のかかった警察上層部の捜査中止命令を無視し、
仲間の救出に動くマッドポリスを撃ち殺さんとする、
自衛隊上がりのヒットマンをとっつかまえた片桐竜次(今や警視庁のキャリア組)は、
男がゲロしないと見て、片手に自白剤入りの注射器…
こんなの今じゃ絶対無理(笑)。

こんな香ばしい最終回に、
役所広司が自衛隊(私兵?)の若頭?役で出演、花を添えている。

後半の、マッドポリスと兵隊とのバトルシーンは圧巻。
何も生身の刑事6人相手に、隊員100人とジープ30台で応戦しなくとも…
手榴弾ぶっ放せば全員スッキリ爆死(?)するだろうに。
(しかも自衛隊のジープのはずなのに普通のナンプレばかり。仮ナンバー車まで出る始末)

しかも100人近い兵士は次から次へと倒され、
富士の裾野は死屍累々の戦場へ変貌。
お約束通り、マッドポリスの面々は負傷はするが元気に敵地へ乗り込み…。

捜査の段階で首領がいとも簡単にみつかったり、
エンディングもあっけなく、
ツッコミどころ満載だったが、それもまた80年代ドラマの良さ。
大野雄二御大の劇伴があればなんでも許せるのだ。

CS日テレと契約したのが第10話あたりからだったので、
最初から見たかったなぁ(録りたかったなぁ)…と思ったら、
1月24日午後9時から再放送スタートとのこと。うれしいね。
(毎週木曜21時。金曜9時にリピートあり)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

仙台さくら野と石巻の笹かま

仙台に出張。

仙台駅前のさくら野百貨店で「粟野」という店の笹かまを買ってきた。
ここはタマゴと砂糖の入った「カステラ」という名のカマボコも売っていて、
ホントのお目当てはそちらだったのだが、すでに売り切れだった。
で、笹かまを買った。大ぶりでうまみのある、本場の笹かまといったところがいい。

この店は石巻が本店とのことである。

さくら野百貨店は、その石巻にも店がある。
…のだが、この春で石巻店の閉店が決まったという。

もともとさくら野は「丸光」という名前のデパートだった。
その後、青森市の「カネ長武田」などと合併し、「ダックシティ」と名を変える。
マイカル傘下となり、東北地方に点在する旧ダックシティは「ビブレ」に衣替えする。

しかしあえなくマイカルが経営破綻。
順調だった旧ダックシティも連鎖倒産。
結局マイカルの資本が抜け、高島屋系列の「さくら野」になって今に至る。

「ビブレ」時代には岩手県北上市に巨大なデパートを建て、話題となった。
一方で、気仙沼店が閉店するなど(地元資本の店に生まれ変わったがあえなく閉鎖)
「百貨店不況」を体現する運命をたどっている。

どこも地方都市の中心市街地に立地していたため、
郊外のショッピングセンターに客を取られ続けて、
老朽化した店を改装する資金も事欠く負の連鎖にある。
(北上店は比較的新しい上、シネコン併設で駐車場も完備しているだけマシ)

さくら野百貨店は、好調な仙台店以外の店を
「東北さくら野」という別会社にしている。有事に備えて、ということか。
大都会・仙台のデパートと、田舎のデパートに分けた
ある種の「独立採算制」であるが、
読みは当たり、「東北さくら野」に属する店はバタバタと息絶え続けている。

3年前には福島店も閉鎖しており、
石巻店が閉店すると、いよいよ「東北さくら野」で残るのは、
「カネ長武田」の流れを汲む青森県内の3店と、
「ビブレ」時代に開店した岩手の北上店だけとなる。

ひとり意気軒昂な「仙台さくら野」。
とはいえ、大丸&松坂屋や丸井が仙台に食指を伸ばしているという。
このおいしい笹カマをさくら野で買えなくなることはよもやなかろうが、
安穏とはしていられないのが実情であろう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

モリサワ Pack For Vista

Morisawavista
フォントオタクあこがれの「モリサワ」フォントが1万円程度で7書体。
しかもWindowsで。いい時代になったものである。

「Pack For Vista」は、
写植時代から続く、書体・フォントメーカーのトップランナー、
モリサワが昨年リリースしたフォントパック。
インストールできるのは、リュウミンL-KL・R-KL・M-KL、新ゴL・M・B、ゴシックMB101Rの7書体。
プロも使用する明朝体とゴシック体である。

TrueTypeであるが、メイリオ準拠のため、固定ピッチ(等幅)フォントはない
(漢字・仮名は等幅で、英数字はプロポーショナル)。
斜体(イタリック)も、英数字以外は無効となる。

名前の通りVista対応で、試していないがXP以下では使えないようだ。

ただアウトラインも取れるので、加工は可能である
(権利を主張する旨のおっかない契約書がついてくる。それ以前に変な使い方はもちろん御法度)。

正直、リュウミンファミリーはMと、LかRどちらか一つの2種類で十分と思うし、
(新しい基本ゴシック体として売り出したいのだろうけど)
ゴシックMB101Rよりは中ゴシックBBBとか太ゴのほうがよかった。

また、創英角ゴシックでは飽き足らない人は多いはずなので、
昔ながらのMB101も搭載してほしかった。

まあ、わがままは尽きないが、高品質なフォントを
これだけお安く入手できるのだから、オススメである。

このフォントを使えば、チラシ、HPデザインなどがグレードアップすること請け合いである。

楽天(アフィリですみません)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

吉本興業を笑う番組

関西テレビがまた「吉本芸人100人祭り」を放送したそうだ。

吉本興業が、東京・大阪それぞれの所属タレント100名を
関西テレビのスタジオに集め、ゲームをさせるという他愛のない番組である。

昨年、サバンナ高橋(犬井のほう)が、司会の西川きよしの空気の読めなさっぷりを
軽くギャグにしたところ、妙に義侠心の強い西川のりおがブチッと切れてしまい
(のりおはきよしの弟子にあたる)、
本番中なのに、高橋のところまで駆けつけ、本気で叱りつけたという、
有名な「扇町の悲劇」(命名はナインティナイン岡村)が起こった伝説の番組である。

その第2弾である。
とにかくこのブログ「社会人が仕事もそっちのけで…」が一番参考になるのだが
(キャプチャと要点と解説さえ読んでいれば番組を見ているのとほぼ同じ)、
すでに東野は「キー坊の滑り芸」「のりおみたいに誰かがブチ切れる状況」を
密かに楽しみにしているとしか思えない雰囲気。

千原ジュニアなど、「扇町の悲劇」という虫さされを、
爪で十字をかくようにこっそりなぞる巧者たちがまた心地いい。

しかしまあ、きよしのつまらないコメントには失笑を通り越して
笑いすら起こってしまうが、
西川きよしはすでに芸人としては「あがり」の人物なので、
滑ろうが何しようがOKなのだろう。

本来は主題のはずのゲームが全く面白くないのに、
この番組を盛り上げなければならない、吉本芸人たちの辛さ。
きよしら、いささか感覚のずれたコメントをするベテランは立てないといけない。
なんとか面白くしようと、不祥事を起こしたタレントは身を削ってまで自虐ギャグを発する。

そんな状況を楽しむタレントたち(東野や藤井、ジュニアなど)が、
「吉本興業という会社」の構造そのものを如実に表している。

この時点で、「吉本興業そのもの」が笑いの対象になっている。
もちろん、単純にゲームで笑う人、きよしのコメントでも笑える人もいるだろうが…
年齢やお笑い界へのリテラシーなどによって笑いのレイヤー(階層)が変わってくる、変な番組だ。

たとえば、「ほら、キー局の番組みたいに面白いでしょ?」と言わんばかりの
サイドテロップ(画面に常に表示されている字幕)なんかは、
逆に痛々しく感じるが、かつ可笑しい(と自分の場合は思う)。
『面白いのはゲームじゃなくて、“吉本興業”やろ!』と。

「通」にとってはゲームやトークで笑うのではなく、
吉本お笑い界を嗤う番組、いわば「メタお笑い番組」に密かになってしまっているところが、
この番組のすごさだろう。
こんなもの全国ネットでやっちゃいけない。大阪の人だけが楽しめばいい。

ちなみに、「第2の扇町の悲劇」は起こらなかったようである。

*「社会人が仕事そっちのけで…」の人は観察眼が凄い。
 文章に「w」が多くてちょっとウザいのを除けば、素直な文体で読みやすい。
 格闘技にも精通しているようだが、そこがお笑い界分析にも生きている感じ。
 さすがコメント200も集めるだけのことはある。ウチとは大違い(笑)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

いわてホットライン2008

IBC岩手放送の元日恒例特番。
取り上げるのがだいぶ遅くなったが…備忘録として。

大塚アナ不在の中、「大作家」幸見アナが初MC。
来年4月正式入社の土村萌(盛岡出身)、大原崇史(千葉県松戸出身)両アナがデビュー。
終始緊張気味の大原アナが印象的。

スタジオ担当:菊池、風見、加藤、照井、村松、水越、(土村、大原)
中継担当:奥村・浅見(羅賀荘)、神山、瀬谷(江釣子パル)

いつもより中継の数が少なく、佐藤雪江や千葉星子といったフリー勢はお呼びがかからず。
その代わり、VTRは豪華。特番のPRで村上弘明がVTRで出題。
江幡元アナはネパールロケ、神山アナはホノルルマラソン参戦のようすを。

吉例のアナウンサーコスプレは…
(中継)
浅見(小島よしお)、奥村(にしおかすみこ)
瀬谷(女子中学生)、神山(金八先生)
浅見アナ、当然裸。「うぇ~い」が意外にリアル。
男性アナの誰かに「IKKO」、女性アナに「エリカ様」をやってほしかった。

(録画)
村松(桜塚やっくん)、水越(大内順子風マルサの女)、加藤(ドラゴンボールの孫悟空)
ベテラン軍団の年甲斐もないコスプレで初笑い。文代のスケバン恐子は怖さと妖しさが同居。

クイズの解答はリアルタイムで携帯やパソコンを使って回答できる、
IBCご自慢のシステム。いつもながらITへの強さを感じさせる。
ただ、電話を使わないなら「ホットライン」じゃない気もするけど。

幸見アナもいいのだが、やはり進行ぶりに少し計算尽くを感じさせる。
いつもおとそ気分の大塚部長の復帰が待たれるところ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

蘇民祭へ行こう?

奥州市の「蘇民祭」のPRポスターが「過激」だとして、
JRから駅構内への張り出しを拒否されたというニュース。(FNN

下帯姿の男達が繰り広げる勇壮な祭りを、
尻もあらわな男達を背景に、ヒゲを蓄え胸毛みっしりのむさっ苦しい男が天を仰いでいるという
大胆な構成のポスターだ。
祭りの勇壮さをモノクロで表現するかわりに、リアル感は薄れているのだが、
JR東日本盛岡支社は「セクハラに当たる」、と「NO」を下した。

セクハラというより、単純にヒゲ男の顔と胸毛が気持ちが悪いから、
ということなんだろうけど、とんだ騒動である。

ポスターが貼れないのは残念だと市の担当者は言うが、
テレビで取り上げられたことで、蘇民祭のPRにはなったのではないか。
確かにこの「胸毛ヒゲ男ポスター」が駅に貼られないことで、
効果は薄れてしまうかもしれないが、
TVで宣伝はできたわけで…。

そしてもうひとつは、この「胸毛ヒゲ男」に表舞台に登場して欲しい、ということ。
「オレが噂のポスター男だ!」とポスターと同じ格好をして
たとえばTV出演するとか。

ワイドショーやキー局の夕方のニュース、「サンデージャポン」あたりは
こういうネタが大好きだから、いちど打診してみてはいかがだろう。
(もちろん祭りのPRも一緒にするのは当然)

蘇民祭の様子が知りたい方はこちらのサイトへどうぞ。
もう下帯(ふんどし)がとれちゃってる人もいますが…昔はふんどしもつけなかったそうな。
凄い祭りだ。…参加はしたくないが、見てみたくなってきた。

もしかして、これがいまはやりの「釣り」ってやつか? どうですJRさん?

| | コメント (0) | トラックバック (0)

幽霊審議会?

放送局には番組審議会、というものがあり、
岩手県の民放も設置している。

その放送局を識者たちがどう考えているのか、
逆に識者がいかに一般視聴者と感覚が離れているのかもつぶさに分かる。

各放送局は議事録やサマリーをWEB上で公開しており、
時折思い出して読んだりするのだが、
一部の放送局は「更新が遅い」のが困りもの。

きょうの時点で、
IBC岩手放送は11月27日、
テレビ岩手は10月16日のものが最新。

ちょっと古いかな、という気もするが、
上には上がいる。

岩手朝日テレビは7月26日、めんこいテレビは6月6日。
めんこいに至っては7ヶ月更新していない。この間、審議会を開催していないはずがない。

ちなみに前2者の議事録は要約であるが、
後2者の議事録は書き起こし。
書き起こしは大変だから…内容が正しいか各委員に確認中だから…
そんないいわけでもするのだろうか。
5ヶ月も7ヶ月もかかるものでもあるまい。

放送法第3条の4では番組審議機関の内容を公表しなければならない、
とあるのだが、半年放置しても罰則もないのだろうか。
だからテレビ局は…と言われても、しかたあるまい。

(追記)
このブログが影響したわけではないだろうが、
岩手朝日テレビの番組審議会議事録が19年10月分まで追加された。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

圧力鍋は凄い

圧力鍋が安売りされていたので買ってみた。
以前も使っていたことがあったが、水蒸気が漏れるなど調子が悪くなり、
パッキンが悪くなったのか、それともおもりが悪いのか、何が原因か分からず、
結局「ずんどう」代わりにしていたのだった。

さっそくスーパーで豚バラ肉のかたまりを買い、
手持ちの大根と一緒に煮込みを作ることに。

いつも通りの目分量で調味料を入れ、
ふたを閉め、圧力鍋を強火にかけた。

説明書には「おもりが揺れはじめたら圧力がかかった状態なので、
そこで火を弱めること」、とあり、
シューと言い始めてから鍋をずっと見守っていたのだが、
おもりは確かに少し揺れるのだけれど、すぐに止まってしまう。

「おもりが揺れる」というのは恒常的に揺れ続ける状態を指すのかと思い、
そうなるまで待っていたのだが、火にかけ続けて1時間。
圧力鍋=時間短縮のはずなのにおかしい、と思い、火を止めた。

空気弁が下がり、ふたを開けると、もう中身はトロトロ。
というよりグズグズに近い状態まで肉も大根も煮えていた。
やはり「おもりが揺れる」は少しでもフラフラッとなったらそれでOKのようだ。

説明書には「おもりが揺れたら弱火にし、1分間だけ煮たら火を止める」とあり、
結局その数十倍は火にかけてしまったことになる。

だからその威力たるや相当のもの。
1時間火にかけただけで、ばら肉はトロトロ、
大根は箸で持てないほど柔らかくなった。

ほんとはそこまで柔らかくなくてもよかったので、やりすぎだった。
1時間も火にかける必要がないことは分かったので、
これならおでんもカレーも鶏手羽煮も、1時間足らずで1日煮込んだ味になりそう。

前に使っていたはずの、圧力鍋の使い方をすっかり忘れていた自分がいるのだが、
リハビリしながら、圧力鍋料理を楽しんでみたい。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

テレブリッド

BS11「大人の自由時間」スペシャルとして1月4日放送されたのが「テレブリッド」。
MXテレビで放送していた「テレバイダー」の復活版と銘打っている。

金剛地武志らメインキャスターはオリジナルメンバーを5年ぶりに揃えたそうで、
元ネタの番組が分かる人には狂喜乱舞ものだろうが、
そうじゃない田舎者なので少し冷めた目で3時間弱、通して見てみた
(「テレバイダー」について調べるなど、余計な予習も一切せず)。

なるほど、くすっとしか笑えないが、
なんだかハマってしまいそうな雰囲気を持つ番組である。

要は「テレビをネタにした悪ふざけ番組」。

ただそのふざけぶりは半端でない。
「裏番組速報」と称して地上波やBSの番組の内容を「速報」するのは序の口で、
年末年始にタレントを馬車馬のように働かせる吉本興業をネタにし、
ライバルの(というには心もとないが)
浅井企画*やサンミュージックの幹部にインタビューしてみせる徹底ぶり。

その矛先は容赦なく、BSイレブンの年越し番組が
「相田みつを」特集番組だったことについても「だってBSだもの」と一刀両断。

テレビだけでなくさまざまなカルチャーも題材にしており
(ランクインした本をおもしろおかしく紹介する人気本ランキングで
「幸福の科学」の本を茶化さなかったのが笑えた)、
WEBも俎上に上げ、Youtubeの担当者にも突撃。
「私もニコニコの会員です」とまで言わせる始末。

メインキャスターと称する3名は、
ニュースキャスターの「体」でコントを展開する。

せっかく「キャスターを演じるコント」をやっているのに、
噛んだり笑っちゃったりしているのがややもったいない気もしたが
かえってライブ感やグズグズ感を演出するのには寄与しているのだろう。

使用しているスタジオは360度の背景と合成できるスタジオなのに
その背景は動かない番組ロゴだけというショボさも素敵である。

この「テレブリッド」は2回目も予定しているようだ。
公式サイトもすでに立ち上がっており、
放送中に番組台本を先読みできるというサービス精神は買った。

先述の通り、ゲラゲラ笑って見る番組ではなく、
小バカにした笑いなので、ダラダラした感じだがそれがまたいい。
ただ3時間弱はやはり長いか? 中盤に余計なコーナーが多い気もした。
無理に「大人の自由時間」枠(2時間45分固定)を使わなくてもいいのでは。

*浅井企画・川岸咨鴻専務。個人的には大爆笑のキャスティング。
 BSイレブンは知らない、とのこと。

| | コメント (2) | トラックバック (0)

餅は危ない

今年もお餅で7人病院送りになり、1人が死亡したという(MSN産経)。

毎年「定番」のこととはいえ、
やはり「餅なんて無理して喰うからだよ」と思ってしまうのだが…。

そうはいっても、お正月といえば餅喰わずして何を喰う、
みたいな雰囲気もあるし、
誰だって「俺が餅をのどに詰まらすわけないだろう」と思って喰うわけだ。

しかし人間の体は衰えるもの。自分が思う以上に嚥下力(飲み込む力)がなくなっていて、
モチがのどに詰まってしまう。

だから毎年どうしたって事故は起こってしまう。

今年亡くなった人は59歳。高齢者、というにはまだ早い年齢。
モチがのどに詰まるなんて思いもしなかったはずだ。

「俺もそろそろ年取ったから、モチには気をつけよう」なんて
なかなか考えたりしない、それが落とし穴。
お餅というのは案外、危ない食い物である。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

初売りに思う

1月1日元日から買い物に出かける。
さすがに営業は2日から、という店も少なくないが、
量販店の半分くらいは1日から開いていて、
特別セールをやったりしている。

店員さんは元日から「福袋はいかがですかぁ~」なんて
声の限り叫んで客に呼びかけている。
お正月くらい休みたいだろうなぁ、と思うが
むしろかき入れ時だとばかりに張り切っていたりして。

昔は元日はどこも店は閉まっていたのだろう。
さらにさかのぼれば3が日休みだったり、
松の内の間ずっとお休みだったり…

悠長なことを言ってると客を取られるから、
ということなんだろうけど。
仙台あたりでは未だに「初売りは絶対2日から」
「元日営業許すまじ」みたいな話で
騒ぎになったりもしているようだが。

「正月から働かされて気の毒だなぁ」なんて傍目に思う自分も、
元日初売りに参上して加担し、
あまつさえ風邪をもらったりして
かえって働いている人より疲れてしまう始末で…。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »