視聴者に近くなった「テレビの裏側」
きょうの「ロンドンハーツ」(テレ朝系)。
詳細はほかのブログに譲るが、番組内容上、
出演者のひとり、にしおかすみこのキャラをどうしようかという場面になり、
司会の田村淳がスタッフに相談するというシーンがあった。
田村に指示を出すスタッフの声と、その声を文字にした
「(総合演出)ここでカットしちゃうと後がつながらなくなっちゃう」
というテロップが表示された。
この場面を見て、テレビも変わったなぁ、と思う。
このやりとりは「テレビの裏側」そのものであり、
本来放送上流すべきものではない。
それすら番組の「ギャグ」の一種として使ってしまうのだから。
そして本来業界用語であるべき言葉の連発。
「カット」はずいぶん視聴者側にも知られてきているが
(両手でチョキを作って指を開閉する仕草とともに)、
それ以外にも「つながり」だって、
カットして場面と場面をつなげるというテレビ制作手法を示しているわけだし、
「総合演出」という肩書きも業界用語。
これらの言葉や慣習を「視聴者は理解している」前提で、
さらに笑いのエッセンスに仕立て上げる。
10年前なら考えられなかった「楽屋オチ」ではないだろうか。
永六輔みたいに「昔のテレビはよかった」とかいうつもりもないので、
これを否定するものではないが(番組にもだいぶ笑わせてもらったし)、
テレビの世界もずいぶん裏側が見られてるんだなぁ、と
なんだか変に感心してしまった。
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