スキー界の前途は多難?
スキー界を地元から盛り上げよう…という記事(岩手日報)。
レディースクラブを発足して、夏場も着付けなどで交流し、
スキー仲間の親交を深めようという趣旨らしいが、
写真を見る限り、(失礼ながら)おばちゃんばかり…。
確かにオバちゃんパワーも必要かもしれないが、
やはり「若者」にもっと興味を持ってもらうのが一番大事なのだろう。
しかし、ウィンタースポーツの前途は思いっきり暗い。
スノーボードが流行った時期もあるが、
いまはおしなべて低落傾向。
まず、金がかかる。スキーウェアだ、スキー板だ、ブーツだ、ゴーグルだ…。
しかし今の若者は金がない。給料安い、でも携帯電話代は高騰するばかり…。
スキー場に行くまで車で行くにしても、いまはガソリン代が高い。
車といえば、スキー場までの移動が大変。
道具をせっせと用意して、小さい車に積み込んで、
凍った道路をがんばって運転していく。
しかし冬道の運転はリスクが大きい。
最悪対向車と…なんてことは往々にしてある。
そしてスキー自体が危険と隣り合わせ。
まかり間違えば滑落事故や衝突事故になる。
木にぶつかって死ぬ人も(最近はスキー人口自体が少ないから聞かないが)
毎年のようにいる。
難癖ばかりじゃないかと言われるかもしれない。
どんな遊びでもリスクや危険性はつきものだし。
しかしウィンタースポーツは、ほかの遊びと比べるとべらぼうに負荷が大きい。
それは、「がんばってでも遊びに行く」しかなかった、
娯楽がない頃の遊びだからだ。
それでもバブルの頃まではまだよかった。
スキーをたしなめる人間はかっこよく見えるし、異性にももてただろう。
でもいまは違う。ラクに、安く遊べる方法がいくらでもある。
スキーはそもそも刑罰の一種だった…というのは俗説らしいが、
それも信じられてしまうほど、プレーするのが(準備の段階から)
大変なスポーツだ。若者が離れていくのもわかる。
岩手はその地形と気候から、スキーができる場所が豊富にあった。
首都圏からも客が来て、お金を落としていった。
しかしスキー人口が減り、営業をやめるスキー場が毎年発生している。
もったいない話である。
社会構造の変化にさらされている娯楽といえば、
「競馬」なんていうのも…。じっと雪解けを待つ時期か。
いや、スキーは雪解けまでが勝負。
来年も再来年も雪は降るけれどね。
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