死んだ猫に教わる
車を走らせていると、道路の真ん中に謎の物体。
近づいて見ると、それは「猫の死体をついばむカラス」であった。
さすがにもう、ネコの轢死体を見ても驚かなくなったが、
カラスがつっついているのをみると可哀想な気持ちになる。
それでも、カラスの餌になって、死んでもなお世の役に立つ
(カラスが世の役に立つかは別として)ネコの存在は
むしろ神々しいものに感じる。
人間の場合は、処理の簡便さや、シャーマニズムうんぬんからか
即座に火に入れられて、最終的に灰にされてしまうが、
ほんとにそれでいいのかいな、という気になってしまう。
さすがに動物につっつかれるのはごめんこうむりたいとは思うが(人間だからね)
土に還ったり、海に帰ったりすることで、
世に最後の恩返しをするのもいいのではないかな、と考えてみた。
まあ、死生観を語るほどの人生経験は積んでいないし
10年後に同じことを考えている自信もないのだけれど。
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