社長は何を考える
テレビ岩手・矢後社長へのインタビューが盛岡タイムスに掲載。
県内地上波民放では、ハイビジョン設備への投資を済ませ、
現在は送出する番組のほぼすべてがハイビジョン放送となっており、
地デジのトップランナーとも言えるテレビ岩手。
今年には一関、二戸でも地デジ放送がスタートし、
今後も続々と県内で地デジ放送が始まる。
しかし、それでも2011年のアナログ放送終了までに
中継局が建てられそうもない地域も発生する見込みであり、
またワンセグ放送をどうするか、縮小する広告市場など、
悩みは山積みである、という。
社長も言うように、テレビ岩手の自社制作比率は11%とかなり高い
(かなりの部分が「5きげんテレビ」の好調によるものと思われるが)。
「地方局は要らない」と言われるような時代が来るかもしれない。
それに向けて、「テレビ番組を作れるテレビ局」として将来も生き残れるような
「戦略」を持って番組作りに励んでいるように見受けられる。
単に番組を作っているだけではダメで、支持されねばならない。
そこにかなり腐心しているあたりは、画面からも伝わる。
地デジは一見「重荷」だが、テレビ岩手はこれを「チャンス」ととらえているのだろう。
データ放送もテレビ岩手は「5きげん」オリジナルのデータ放送を持っているなど、
かなり細かい部分までこだわっている様子がうかがえる
(唯一、番組表(EPG)だけがテレビ岩手だけスカスカだったりするが)。
経歴を見ると、矢後勝洋社長はもと読売新聞社記者。北海道支社長を最後に退職、
昨年、テレビ金沢(石川県)副社長からテレビ岩手に社長として移籍してきた。
「渡り」をしている部分含め、役所で言う「天下り」そのものであるが、
その経験を買われ、地方局のトップを務めているのだろう。
潰すために読売から送られてきたわけじゃないのなら、
強力にリーダーシップを取ってもらわねばなるまい。
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