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アナウンサーになる学生へ貴重な「お言葉」

アナウンサー試験を受けようとしている学生達に、
テレビ朝日の松苗慎一郎アナ(現アナウンス部長)が
「アドバイス」している。

曰く、
・学歴は不問だ
・理科系でも心配するな
・ミスコン荒らしを求めている訳じゃない
・英語ができなくてもいい
・インターネットの掲示板は信じるな
とのことである。

「学歴よりも、まず適性を見るのだ」…
松苗部長の言葉を信じれば、まあ至極ごもっとな話である。
テレビ局が欲しいのは「アナウンサー」であって「慶応ボーイ」ではないのだ。

早稲田に通うエリートでも変な奴はいっぱいいる。
いま人気の裸芸人・小島よしお(オッパッピー)も早稲田卒だ。

部長も認めるように、確かにアナウンサー界は、地方局でも
「東京の一流大卒業者」が半数以上を占める。
早稲田、慶応、一橋、東京外語、フェリス…。

ただし、東京に「優秀な人材」「努力する人材」が集まっているのは事実。
マスコミに強い教員のゼミに所属するチャンスもある
(コネがあるという意味ではない…まあ、実際あるかもしれないが)。
さらに東京都内には、アナウンス学校(テレビ朝日も経営しているが)が
たくさんある。事実上、東京の大学に通うことが近道であることに変わりはない。

しかし地方の学生にも門扉は開いている、という。あきらめてはいけないのである。
海外の大学の学生でもOKだそうだ。日本語を忘れていなければいい。

理科系であってもかまわない、と言う。
逆に、理科系であることを生かすチャンスもあるかも知れない。
(なにしろ圧倒的に文系の多い世界なのだ)

「ミス○○大でなくてもいいし、英語ができなくてもいい」という。
女性でも男性でも、ブサイクよりは美しいほうがいいが、
ミスコンはアナウンサーとは関係ない。
ミスコンは外見を問うが、アナウンサーはノドの中身、脳みその中身も問われる。

英語ができるアナウンサーは確かに格好いいが、
部長も言うように通訳を欲しているわけではない。
テレビ局には通訳を雇う金などごまんとある。
むしろ、「日本語」をきっちりと知っている、
そして一生学び続けるくらいの気概を持った人材が欲しいのだ。

ネット掲示板に振り回される学生にも部長は警鐘を鳴らす。
「ウソばっかりだから心配するな」。
聞きかじりの情報を、見てきたように語るオツムの弱い子や、
ウソをまき散らして、あせる奴らをあざ笑う極悪人も集うのが掲示板というところ。
確かにネット上には貴重な情報もあるが、
玉石混淆の情報から真実だけをすくい取る能力も問われるのだ。

やはりアナウンサーにもっとも必要なのは「やる気」なのだ。
運も度胸も体力も必要だが、
やる気があれば勉強もするし、自主練もする。
アナウンサーはなってからの方が大変だと言うことも、忘れずに…。

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