心に残る歌詞
阿久悠が死去。
「大作詞家」が天に召された…日本歌謡界に大きな「衝撃」である。
近年は「昔は良かった」的なコメントをこの人の口から聞く機会が多かった。
歌謡界の構造が変わり、彼の活躍する場はなくなっていったわけであるが、
その必要もないくらい、若い頃は働いた人だ。
多額の印税を手にしながら晩年は暮らしていたはずだが、
「いいものをつくりたい」という思いは常に頭をもたげていたのだろう。
現在は、歌詞はどちらかというとメロディの添え物。
井上陽水のように、メロディを作ったあとめちゃくちゃな歌詞を書いて、
かえって記憶に残すような人もいるが、
心に「沁み入る」ような歌詞を書ける人がいたことを、
この訃報で思い知らされるわけである。
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