ニュースの職人が登場
7月29日のTBS系(JNN)選挙特番「乱」に、
「ニュースの職人」鳥越俊太郎が司会を務めることが分かった。
本来メインを務めるべき筑紫哲也が病気療養中であり、
前回の特番では筑紫とダブル司会を務めた久米宏のOKも得られず
両氏に代わる大物キャスターの起用を模索していた。
TBSは、「毎日新聞出身」で「左寄り」という鳥越の属性を高く買ったものと思われる。
また九州出身で、髪の毛の色をのぞけば筑紫を彷彿とさせる存在感も
キャスティングに寄与したのではないか。
鳥越はテレビデビュー以来、テレ朝をベースに活動しているが、
案外腰も軽く、民放キー局すべてに出演経験がある。TBSも起用しやすかっただろう。
鳥越もまた筑紫と同じくがんにかかったこともあり、
メニエール病も抱える「満身創痍」の身でありながら、
「スーパーモーニング」と「報道STATION」を掛け持ちするなどタフさも兼ね備える。
大型特番を仕切る役割はまさに「適役」と言えるだろう。
…ただし岩手ではあまり関係のない話かもしれない。
IBC岩手放送では、JNN選挙特番スタート後、10分ほどでIBCのスタジオに切り替わり、
以後3時間ほどは東京に引導を渡さないスタイルを貫く。
前回選挙時は、天下の久米宏が出る、と言うことも意識して
やや東京にカメラを切り替えるシーンもあったが、
今回は盛岡選挙区で衆院補選もあり、激戦が予想されていることから
鳥越がオープニング以後ふたたび岩手の画面に現れるのは
日付が変わってからになる可能性もある。
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