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ブランド名

イオン盛岡の近くに、「前潟Sモール」という商業地帯があり、
いくつか郊外型店舗が並んでいる。
その中に「フロントワン」というオシャレっぽいメガネ店がある。

全国チェーンか、地元のメガネ屋か、一度見ただけではわからないのだが、
外壁をよく見ると「byメガネの松田」と書いてある。
メガネの松田のホームページで確認すると、同社の店舗ということがわかる。

我々県民にとっては「メガネの松田」と言えば、
「♪メガ~ネの、まつだ~」というCMソングと、
そのCMの終わりにポージングをする社長の顔が連想されるが
そこからのイメージは「旧来の地元のメガネ屋」であろう。

この店は、その「メガネの松田」というやや古めかしい看板をあえて捨てて
横文字のおしゃれな店名をつけた、「新業態」であると見える。

しかし疑問なのは、なぜ客にわかるように、
「メガネの松田」の名前を出すのかな?ということだ。
それで旧来の客が安心すると思っているのか?
従来とは違う客層を開拓したくてこういう店を開発したはずなのに、だ。

大手ファッション、アパレル店でも別ブランドを立ち上げることがある。
「オプトグー」はパリ・ミキ、
「フラッシュリポート」はライトオン、
「セマンティックデザイン」はタカキューが本体。

盛岡にはないが、「ザ・スーツ・カンパニー」は洋服の青山の新業態である。
ホームページを見てもよくわからないほど、「洋服の青山」という名前を隠している。

いずれ、母体店のやや野暮ったくなったイメージを脱するため
新しい看板をつけて新しい客層を呼び込もうとしているのであり、
店を一度見ただけでは、どこそこの新業態だというのは
わからないようにするのが常道である。

メガネの松田の場合、やはりその看板に誇りがあるのだろう。
「県民に愛されるメガネ屋」の自負もあろう。
それで新業態でもつい、名前を出してしまったのだと思う。

しかし、ホームページでわかるぐらいにするならまだいいけれど、
本気で新ブランドを立ち上げたいのなら、
店の外壁には古い名前を出さないべきではなかったのか。

若い顧客からすれば「メガネの松田」の名を見れば、
違う大手のメガネ屋にしようかな、と思ってしまうこともあり得るのではないか。
そんなことはない、という自信があるのなら
最初から「フロントワン」などというしゃれた名前を名乗る必要はないのだが…。

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