日本のかたきをカンヌで討つ
松本人志監督・脚本(*)・主演の映画「大日本人」が、
カンヌ映画祭の新人部門上映会で大絶賛という。
* 脚本は高須光聖(松本と旧知の放送作家)と共同執筆
日本国内でもストーリーは秘匿され続けていたが、
「電気ショックを受け巨大化した男が敵と戦う」と判明している。
「コメディ映画」のようである。
「ズッコケる」と見られていたのがひっくりかえり、日本のマスコミでは、
世界の名匠達と合作短編映画を撮った北野武(ビートたけし)よりも大きな扱いを受けている
(タケちゃんはちょんまげ姿でカメラの前に現れるなど大活躍したのだが…)。
さて、松本監督といえば言わずと知れた「ダウンタウン」の片割れであり、
出演する番組では「笑い」のブレーンの役割を担っている。
ダウンタウンの最大の代表作は今でも「ごっつええ感じ」であるが、
視聴率の悪化を気にした松本が、
「番組を差し替えられた」のを理由に終了を宣言したというのは有名な話。
数年後、復活スペシャル版が制作されたが、とんでもない低視聴率をたたき出している。
これ以来、松本はテレビで本格的なコントを制作していない
(「大日本人」WEBサイトでは、テレビの「規制」にも言及している)。
それを「映画」という場で、リベンジしたのが「大日本人」ではなかろうか。
諸外国との軋轢など、松本なりの「風刺」も映画には織り込まれているという。
上映会では、予想通り?ド緊張の様子だった松本(皆が思っている以上に小心の人である)。
しかし大喝采を前に、手応えを感じたようすも、上映会の記者会見から見て取れた。
映画批評も行う松ちゃん。
「人の批判ばかりして、自分の作品は…」という、
大阪出身の某監督のような結果(失礼)をマスコミは予想していたのだろうが、
とんでもない「大化け」の可能性も出てきている。
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