エンカンの謎
スーパーでパック詰めの干物を買うと、レシートに「エンカン」という謎の表記。
なんのことだろう、と不思議に思いつつも、ずっと気にとめることもなかった。
スーパーマーケットデータベース「Jp-super.com」でおなじみ「napparaのスーパーなひとりごと」で
「カットフルーツ、塩干は扱う」の記述を見て謎が解けた。
「エンカン=塩干」だったのだ。塩物・干物の略だ。
塩物は「岩波国語辞典」によると「魚の塩漬け」を指す、とのこと。
生魚の風味を残すために干さないで塩漬けしただけのものを塩物といったり、
地方によっては塩物=干物だったりするそうだが
いずれあまりなじみのある言葉ではない。プロの言葉だ。
ほかにも「ニッパイ」(日配、牛乳などの準生鮮品を指す)はレシートに使われ、
チラシで「日配品」などと使っている店もある。
「チルド」(=要冷蔵品)あたりも、顧客は使わない言葉だろう。
アルコール以外の飲み物を指す「ソフトドリンク」も、普通の人は「ジュース」と呼ぶはず。
スーパーやドラッグストアなどでは「トイレはバックヤードにあります」なんて表示も見かけたりする。
バックヤードは売り場の裏にある在庫置き場という意味だが、これも一般的な言葉ではない。
長く務めていると麻痺して、「塩干」や「バックヤード」を一般用語と勘違いしてしまうのだろう。
オタクとしては、謎があるのは楽しいことでもあるのだが…
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コメント
よくスーパーの店内放送でも「グロサリーの○○さん内線2番にお電話です」なんてやってますよね。
この店内放送も符牒になってたりして、「万引き犯現る」を示すものもあるとか…
符牒といえば高島屋の「有久」「仁久」も有名?ですね。
投稿: たかはし | 2008.02.21 19:12
塩干でググったらここに来ましたw
専門用語ですね、塩干て
毎日使っていたら思わず何気ない会話でも
使ってしまいそうです
お客様からしたらわからないですもんね
日配も洋日配と和日配の2種類があったり、
フロアやグロサリーという部門もあったり、
謎めいた言葉が多いですよ
面白いですね!
投稿: 塩干担当 | 2008.02.21 01:00
こちらこそ見つけていただいてありがとうございます。
トーシローなので専門用語を知る必要もないのですが
知れば知るほど興味深い分野であります。
投稿: たかはし | 2007.06.25 06:52
遅ればせながら、ブログを紹介していただきましてありがとうございます。
小売業界、他にも「客注」とか、謎の言葉は多いです。
投稿: nappara | 2007.06.13 15:39