トヨタに死角あり
自動車大手のトヨタ自動車が、
日本企業で初めて営業利益2兆円を超えたという。
売上高は連結で24兆円…いやはや。
財務諸表を見ると、とんでもない数字で驚かされる。
決算書の見方をちゃんと知っている訳ではないが
とりあえずトヨタ自動車単独決算の
「利益剰余金」の多さと「固定負債」の少なさはトーシローでもわかる。
グループ全体の「連結決算」は本体の数字の良さから見れば劣るが
それでもそこらへんの企業と比べれば絶好調といえる数字である。
いまや世界一の企業となったトヨタ。
しかし、「追われる身」にはひたひたと、
北米、ヨーロッパ、そして韓国からも追っ手の影が見える。
お膝元の日本でも死角がある。
「クルマが売れない」のだ。
景気が回復せず、自動車を買い控えたり、
維持費の安い軽自動車に流れたりする動きがある。
首都圏は好景気の波を受けてはいるが、そもそも公共交通機関が発達し、
自動車はおろか運転免許を持っていなくても生きていける。
で、首都圏ではトヨタだろうがなんだろうがクルマが売れないのだ。
クルマが売れなければ、トヨタの売り上げも落ちる。利益も減る。
決算書なんか読めなくてもこれは誰でもわかる話。
事実、鳴り物入りでスタートした高級車「レクサス」部門は
高級イメージが度を過ぎていてさほどの売り上げもないという。
華やかな業績の裏で苦心を続けるトヨタ。
世界一の座を譲り渡せば一気にステータスも下がるだろう。
追われるより、追う方が気楽なのだ…。
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