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昼休みに魔物棲む

またも再燃する「岩手県庁・昼休み短縮問題」。

昨年、岩手県庁は昼休みの時間を1時間から45分に短縮した。
公務員の休憩は、国や地方自治体はすべて実際は以前から45分なのだが、
15分間「有給の休息時間」を付加することで1時間としていたのだ。

「役人の特権ではないか」という指摘を受けた人事院の勧告に岩手県庁が従ったことで、
思わぬ波紋が生まれた。
12時ちょうどに昼休みがはじまるのは変わらないが、
12時45分には仕事に戻らねばならなくなった県職員たちは外食を控えるようになり、結果、
県庁周辺の飲食店の売り上げが落ちたという。最大で3割も減った店もあったそうだ。

商店街側は以前も陳情を行っているのだが、結局昼休みは元に戻らず、
「県庁は何もしていない」と二度目の陳情を行ったのだ。

県職員には、昼休みを1時間のままにする代わりに、
終業時刻を15分遅らせる選択もあるが、
職員の中には、昼休みなんか45分でいいから早く帰りたい、という人もいるだろう
(そうはいっても、外から見ると県庁ってけっこう不夜城だったりしますけどね)。

昼休みを1時間にし、帰宅時間ももとのままにしたければ、
無給の休憩時間を15分間設定すればことは丸く収まるのだが、
労働時間が減らされれば給料は下がる。
こっちのほうがよっぽど外食を控える原因になるだろう。

この問題、ブログ検索してみると「そんなの、商店街の勝手だ」という声が多い。
夕方のニュースで木村太郎も同様の言い方をしていた。
客が来ないと嘆く前に、弁当でも売りに行ってみろ、と。

県職員も大変。
いつものごとく「役人の特権だ」とたたかれて、
休みを削って襟を正したのに、今度は商店街から突き上げを食う。
八方ふさがりで良い対策が打てないでいると「何をやっているんだ県庁は」とまたなじられる。
役人はいつも「悪者」である。

しかし今回、人事院や県がとった姿勢は悪くないはず。
しいていえば悪者はいままでの「15分有給休息」だった。
その悪者が退場し、悪者はいなくなったのだ。
なのにこうやって国や県職員が悪者にされ、木村太郎は「商店街も悪者だ」と喝破する。

この問題の妙案、誰か持ってませんかねぇ。

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コメント

トラックバックありがとうございます。
どっちでも庶民は変わらないですけどね。。

投稿: しゅう | 2007.04.15 22:02

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