赤べこ野球団
盛岡市で活動する社会人野球のチーム「岩手21赤べこ野球団」の
「総監督」として、俳優の宇梶剛士を起用。
盛岡市で記者会見を開いた。
盛岡でスポーツ団体といえば、
Jリーグ入りを目指す「グルージャ盛岡」を思い出すが、
こちらは資金難、チーム分裂と苦難が続いている。
しかし野球は昔からの根強い人気がある。
プロ野球は人気低下が止まらない一方、
「大将」萩本欽一が茨城の社会人「ゴールデンゴールズ」の監督を務め、
全国の試合で「ダメだよ~」と「欽督」ぶりを発揮し人気を集める。
それに触発され、森田健作、井出らっきょなど
各地で有名人が社会人野球チームの監督や選手会長などに就任。
宇梶は岩手とはほとんど縁がないが、
実質的にチームをまとめる監督の羽生田忠克氏との親交があり、
スポークスマン役を買って出たそうだ。
宇梶といえば「不良」。
暴走族のヘッドを務めた経歴を著書にしているが、
バラエティ番組ではその経歴をみじんも感じさせない穏和な顔を見せる。
記者会見では「僕は高校を退学したので野球ができなかった」と語っている。
ならなぜ総監督?というツッコミはこの際いいっこなし。
岩手の野球シーンが活発になればいいなぁ、と思う。
…しかし、そんな晴れ舞台に冷や水を浴びせかける事態があった。
「専大北上・野球部解散」である。
全国ニュースでも取り上げられる始末。
岩手の野球はそういうことをするのか、みたいな事件なんだもんね
(実際、○○県でも○○県でもやってるんだろうけど)。
新聞でもテレビでも、赤べこの扱いは小さくなってしまったが、
これから盛り上げればよいではないか。
| 固定リンク
「岩手県」カテゴリの記事
- 消えゆく者の哀しみ(2016.03.16)
- 復興へ…(2016.01.01)
- テレビ東京地獄(2015.12.12)
- 駅前のイオンがガラガラ(2015.08.14)
- 応援歌練習(2015.05.05)
コメント