達増県政を岩手は選んだ
岩手県知事選が終わった。外務省出身で元衆議院議員の達増拓也氏が、
2位の柳村候補に約3倍の差をつけトップ当選。
「民主王国岩手」の象徴となり、さらに
現職の増田氏同様、またも岩手は「全国最年少知事」を生むことに。
県議選では自民の巻き返しも見られ、花巻、八幡平では僅差で民主候補が涙を飲む。
知事とのあつれきも予想され、達増知事は複雑な舵取りを強いられる。
東京都知事選では、慎太郎にさっさと当確が出る
「秒殺」が話題となっているが、
岩手でも「秒殺」だった。
投票が締め切られた8時、民放各局が達増候補に当確を打つ。
NHKもやや遅れたが、開票前には当確が出た。
そもそも、対抗馬に魅力が乏しかった。
民主の達増氏に対抗すべく、自民党から担ぎ出された前滝沢村長・柳村純一氏は
カリスマ性もなく、民主の壁にたたきのめされた。
ザ・グレート・サスケ氏は前回県議選の「サスケ颯爽登場!」のイメージはなく、
立候補をためらってみたり、競馬の存続がかかった議会を直前に議員を辞職してみたり。
地域ブランドづくりなどユニークなマニフェストを打ち出してはみたものの、
完全に「イロモノ」のイメージだけが残ったサスケに勝利はなかった。
共産候補・菅野氏は共産候補でしかなく、
のべつまくなし選挙に立候補してみせる芦名氏は「オモシロ候補」の域を出ず。
消去法でも結果として達増氏が残る選挙であったが、
昨年夏に立候補を表明する用意周到さはもちろんのこと、
衆院での実績や若さ、「小沢チルドレン」の魔力もあっただろう。
42歳の両肩にのしかかる「1兆4000億」(岩手日報)の借金。
そして厳然とたたきつけられる都市部との格差。
これをどう解決していくのか、岩手県民はしっかりと見ていく必要があろう。
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