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魚を売るコンビニ

熾烈なシェア争いを見せるコンビニ。
店ごとの違いを打ち出しにくい業種だけに、
シェア拡大と新しいサービスをもとめて各社躍起である。

先日は、「99円コンビニ」で有名な「SHOP99」と
業界第2位のローソンが提携するというニュースが走った。
SHOP99はもともと生鮮食品に強いが、
ローソンも野菜販売などに興味を示し、
同業態の「LAWSON100」を出店している。

「生鮮食品」は、都市部で隆盛したコンビニがもっとも苦手とする分野。
今後はその「生鮮」がキーになると各社にらみ、
上記のように業務提携したり、実験販売したりしている。

そんな最先端のコンビニが、実は岩手にある。
三ちゃんでやってるような中小コンビニではなく、
大手の「ファミリーマート」だ。

場所は、山の中。県庁所在地の盛岡市と、
沿岸の宮古市を結ぶ「国道106号」沿いにある「新里店」がそれ。
旧新里(にいさと)村、現在は宮古市新里となったこの場所に立地する。

外観はふつうのファミマだが、
総菜売り場の脇に、どーんと「生鮮食品売り場」が構えられている。
冷蔵ケースの中には、野菜や果物、パック詰めされた肉、
そして魚類が多数並んでいるのだ。
実は店の前でも、夏場になるとスイカなどが並んだりする。

品揃えはさすがにスーパーレベルとまではいかないが、
近隣住民の食生活を満たすには十分なラインナップであろう。

この店は以前「ヤマザキショップ」で、ファミリーマートに鞍替えしたのだが
Yショップではよくある「町の食料品店」を
そのままコンビニに適用し、この希有な店が生まれた次第。

ファミマは急激に岩手県内に店を増やしていったが
その過程でこんな変わり種コンビニも誕生したわけだ。

まあ、この店のパターンを直接東京や大阪に持っていくわけにはいくまいが、
それにしても、各チェーンが血眼になって追い求める
「生鮮コンビニ」の先取りが、すでに岩手のど田舎にあること自体、
なんだか誇らしく思うのである。

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