あるある大事典訂正放送

28日になって突然放送された「あるある大事典」の訂正放送。
もともとは「グータンヌーボ」(関テレ)と「ココリコミラクルタイプ」(フジ)の
合体特番が放送される枠であり、関テレとフジで調整しやすかったためと思われる。
「あるある」の時間帯で放送された前回と同じ、毛利八郎アナが登場。
テロップなどから関西テレビベースで制作されていることがわかる。
前回の時も書いたが、在京の制作会社に丸投げだった
「あるある」の放送体制がより浮き彫りになっている。
この訂正放送では、「あるある大事典」「あるある大事典II」計520回を
検証したうちの7回に、明らかなねつ造があったとしている。

「実験」での数値の改ざんについては、放送趣旨にそうような
わかりやすい数字への「調整」がなされていたようである。
また、アメリカの大学教授のコメントについては、
まるっきり反対の吹き替えがなされていたという驚きの検証結果が紹介された。
同じ教授が、情報提供のため電話をかけてきたというニセの演出もあったという。
数字ねつ造では、「味噌汁ダイエット」の回で、
4.8kgやせたのに、2.8kgしかやせていないという「逆ねつ造」もあった、と発表。
おそらく、「やせないほう」の被験者がやせてしまったので
改ざんしたということだろうか。

そのほか、改善すべきだった回として8回分の放送日とタイトルのみ紹介されたが、
これでは何を視聴者に伝えたいのかわからなかった。
ただ、ねつ造があったとする7回分も含め、
あれも見たな、これも見たな、と思い出す。
正直、520回のうちたった7回か、
もっとねつ造しているんじゃないか、という印象を抱いた。
下請け業者、孫請け業者が過酷な状況で番組の制作を強いられる
「ピラミッド構造」だったという「あるある」。
制作会社が毎回のようにせっぱ詰まって「いいやこれで」と
ウソの情報で番組を作ってしまうことが恒常化していたことも考えられる。
ただ、10年放送している番組だけに、
古い放送回(ヒロミが司会していた初期など)では
資料が散逸していたり、関与したスタッフがやめていたり、
ヘタすればこの世にいないかもしれないわけで、
完全な検証は時間がかかるだろう。
この番組が視聴者に伝えた情報が仮に「ぜんぶウソでした!!」というなら、
これは「壮大などっきり」だよなぁ、
あまりにテレビ的だよな、とむしろ感心すらしてしまうが、まさかそれはないだろう。
「あるある」本編に一切出演したことのない毛利アナだけが
画面に出て謝ってばかりいるが、
司会を務めていた堺正章は未だに口を開いていない。
いや、ほんとうに彼は何も知らなかったのかもしれないが。
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