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アニータにみる海外文化

ちょっと古い話で恐縮だが、
青森の団体職員が不正経理で手に入れた10億円以上を手中におさめ
生まれ故郷のチリで贅沢三昧の日々を送る
アニータ・アルバラードが、テレビ番組の取材と称して再来日し、
青森でひと騒動おこした。

アニータは「ニポン大好キ」「青森ゴメンナサイ」などとうそぶきながら
カメラクルーと、日本の馬鹿な報道陣をとりまきにしながら
夫=受刑者の勤務していた「住宅供給公社」の前を通ったり、
刑務所に行ってみたり(受刑者は山形におり空回りだった)、
焼き肉を食べてみたり。

アニータを追っていた日テレクルーの乗ったタクシーが
コンサートで青森に来ていた演歌歌手・島津亜矢の乗った
大型タクシーと衝突するという「とばっちり」まで起こっている。

結局、受刑者が収監される山形の刑務所でアニータは夫の男性と面会。
何を話したかは明かでないが、「離婚シナイヨ」とのこと。
チリのテレビマンが書いた台本通りなのか。

日本人をあざ笑うかのように立ち回ったアニータは、
チリでは「スーパースター」のようだ。
『ひとりの女が、わけのわからんアジアの金持ち小国から10億もぶんどった』、
となれば「我が国のシンデレラ」と持ち上げたくもなるだろう。

未だ受刑者と婚姻関係にあるアニータは、
チリ国内の法律により、夫の罪の連帯責任をとる形で
すでに7千万円近くを没収されており、
責任をとった形にもなっているそうだ。
だからこそ、巻き上げた金について
「ダンナカラモラッタオ金。返ス気ナイワヨ」と堂々と言えるわけ。

「日本をなんだと思ってるんだ」「石でも投げてやれ」という意見もあるが、
ラテン系の奴らに「人を思いやる心」を求めても無駄だ。

自分さえよければどうでもいい。
ボーっとしてればギャングがやってきて身ぐるみ剥がされるような国では(偏見か?)、
もらったものは自分のもの、盗られた奴に過失がある、ということになるのだろう。
だからアニータは「チリのヒロイン」でいられるのだ。

日本人がいくら怒っても馬耳東風。
「オマエラガアホナンジャ、ボケ!」と言われておしまい。

不愉快だけど面白い。ニポンの報道陣は、
地球の裏側の人々に笑いものにされるのをわかっていながら
それでもチリのシンデレラを追う。
踊る阿呆に見る阿呆とはよく言うが…

それにしても、この男は罪深い。
解決しそうもない問題を引き起こしてしまったのだから。

(09/11/1 受刑者名を記事から削除しました)

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