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役場の焼失

秋田県八峰町の町役場が全焼。
年老いた宿直員が焼死体で発見されるという出来事があった。

役場庁舎は木造2階建ての築46年。書類も多く所管しており、
火の回りが早くなってしまったのではないか、と地域紙「北羽新報」では見ている。

役場という町の根幹をなす施設の全焼。
町長は力強く、町の機能保全に尽くすと語っていたが、
黒い骨組みだけになった庁舎を見れば、職員も町民も絶望するだろう。

戸籍謄本は耐火金庫に入れられていたものの、
役場を焼き尽くすほどの大火には耐えられず、現場で黒こげの姿をさらしていた。
職員によれば、中の書類も黒く燃え、内容は判別不可能という。
(戸籍は法務省が副本を所有しているため再生可能とのこと)

八峰町は3月に八森町、峰浜村が合併して誕生した。
幸い、役場機能は旧町役場の八森庁舎と、
今回消失した旧村役場の峰浜庁舎などに分散されており、
峰浜庁舎におかれていた部署は八森庁舎や出張所など町営施設にて運営されるという。

今朝「やじうま」でグラサンカメラ親父が、さいたま市の盆栽博物館のニュースに絡んで
「どこかのバカが市町村合併を進めたからこんなことになったんだ」と得意げに叫んでいたが、
こちらの場合は皮肉にも市町村合併が役に立ってしまった格好だ。

もし、峰浜村が合併しないでこの事故を迎えてしまったとしたら…。

残念ながら、防災無線に関しては合併後も統合されなかったため、
峰浜庁舎内に置かれていた無線本局が焼けたことで無線全体が稼働せず、
消防隊員への連絡が滞り、庁舎自体の消火活が動遅れてしまったのだそうだ。
築46年の旧村役場建物には、完璧なセキュリティは荷が重すぎた。

まだ火災の原因は不明であるが、
いずれ、あらゆる有事に対応できる施設が、
行政の中枢である役場や役所の庁舎には求められると思う。

いまの八峰町にそんな余裕はないとは思うが、
この悪しき経験を良き糧として、役場、そしてまちの復興に努めて欲しい。

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